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コスプレメイクのやり方を覚えよう!基本の順番とポイント
好きなキャラクターになりきることができるコスプレメイク。
「挑戦してみたいけれどメイクの仕方がわからない……」「普通のメイクとどう違うの?」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
そこでこの記事では、コスプレメイクの基本の順番とコツをご紹介します。好きなキャラクターに変身してみたいという方は、ぜひご参考にしてみてください。
コスプレメイクのやり方!基本メイクの順番
コスプレメイクは普段のメイクとはやり方がまったく異なります。
好きなキャラクターになりきるためにも、基本のメイクについて押さえておきましょう。
1.キャラクター資料を準備
まずは、なりきりたいキャラクターの資料を準備します。細かなところまで再現するためにも、顔が大きく写っている写真や画像をいくつか用意しておきましょう。
2.ウィッグネット・テーピング
次にウィッグネットで髪を隠して、テービングをして輪郭をキャラクターに近づけていきます。ウィッグネットはまず首につけて、下から髪の毛を包むように被りましょう。テーピングには肌色や透明の目立ちにくいものを使用します。
ベースメイクを始める前に輪郭をつくっておくことで、キャラクターの輪郭に近づいた状態でメイクを施すことができます。このとき、なりきるキャラクターの輪郭が丸顔なのか卵形なのか、つり目なのかタレ目なのかをよく確認しながら、丁寧にテーピングしていくのがポイントです。
また、カラーコンタクトを使用する場合は、この段階でつけておくことをおすすめします。
3.二重幅の調整
メイクに入る前に、なりきるキャラクターに合わせて二重幅を調整しましょう。二重幅を調整する方法としては、アイテープとアイプチがあります。
アイテープは片面が接着面になっている目専用のテープで、比較的簡単に扱えます。
アイテープを貼る前に、瞼の油分はきれいに拭き取っておきましょう。化粧水なども塗っていない状態で貼るのがポイントです。
一方アイプチは、透明な液体を瞼に直接塗って二重幅を調整します。アイプチよりも自然な仕上がりになり、違和感を覚えにくいのが特徴です。使い方としては、アイプチについているプッシャーを使って二重幅を決めたら、その位置にアイプチを塗って乾くまで目を閉じた状態で待ちます。ある程度乾いたら、プッシャーを二重幅の位置に当てて、目を大きく開けるだけです。このとき、二重幅がしっかりつくように、できるだけ目を大きく開けてプッシャーを食い込ませましょう。
4.ベースメイク
二重幅の調整が済んだら、ベースメイクに入ります。ベースメイクはメイクの持ちを左右する重要な工程です。あらかじめしっかりと保湿をしてからベースメイクを行いましょう。
まずは肌の凹凸を埋めるように化粧下地を塗り、そのあとに色付きの化粧下地・パウダーを重ねて、なりきりたいキャラクターの肌色へと近づけます。コスプレメイクをして撮影をするなら、照明で色が飛んでしまわないように、少し濃いめを使用するのがおすすめです。二次元キャラクターにより近づけるのなら、陶器肌をイメージしましょう。
5.ハイライト・シェーディング
顔に立体感を出すために、ハイライトとシェーディングを入れてメリハリをつけます。Tゾーンと頬骨の高い位置、顎の高いところにハイライトを、鼻の側面と唇の下にシェーディングを入れるとメリハリが生まれます。
6.アイメイク
次にコスプレメイクで重要となるアイメイクを施します。アイメイクは顔の印象を左右する重要なポイントなので、資料を確認しながら丁寧に行いましょう。目を大きくする場合はペンシルで白目を描き足して、その縁をアイライナーで囲むようにしてください。このとき、白目を白く塗りすぎると不自然な印象になるため、「少し塗って遠目から見る」ということを繰り返して自然な濃さを意識しましょう。
アイシャドウはキャラクターの目の印象に合わせて選んでいきます。女性キャラクターで目が印象的ならラメやパールが入ったもの、男性キャラクターや学生キャラクターならマットな質感を選ぶのがおすすめです。仕上げアイホールの黒目の上部分に縦になるようにパールホワイトをおくと、立体感が生まれます。
アイラインはキャラクターの目の形に合わせて描きます。つり目なら目尻を跳ね上げて、タレ目なら緩やかに描きましょう。ポイントは、自分の目よりもオーバーに描くことです。これにより、キャラクターらしい大きい目に仕上げることができます。
7.ビューラー・つけまつ毛
アイメイクが完了したら、仕上げにビューラーでしっかりとまつ毛を上げてつけまつ毛をつけます。このとき、自まつ毛を上げきれていないとつけまつ毛に上手く馴染みません。根元からしっかりと上げるようにしましょう。さらに、つけまつ毛はさまざまなデザインがあるため、キャラクターの目に合わせて選ぶのがポイントです。
8.眉毛
アイメイクが完成したら眉毛を描いていきます。眉毛はキャラクターの特徴が出やすい箇所なので、資料を見ながら特徴を押さえておきましょう。自身の眉毛は剃っておくか、コンシーラーなどを使って隠しておくと、描きやすくなります。
まずはペンシルで眉毛の形を描いて、スクリューブラシでラインをぼかしながら中を埋めていきます。このとき、カラーはウィッグと同系色を使うと自然です。
さらに、かわいらしいキャラクターのときは眉毛を短めにして、大人っぽいキャラクターのときは長めにする、クールなキャラクターのときは目との距離を近くするなどの工夫をすると、よりキャラクターに近づくことができるでしょう。
9.リップ
リップでも雰囲気を変えることができます。
リップクリームを使って保湿をしたら、リップコンシーラーを使って唇の色を消してリップの発色をよくしましょう。キャラクターは唇が薄いため、元の唇よりも薄めになるよう縁取りをするのがポイントです。
10.チーク
仕上げにチークを入れていきます。濃すぎるとおかしくなりますが、写真撮影をすると色が飛んでしまいがちなので、普段よりは濃いめを意識するとよいでしょう。
コスプレメイクのコツとは?
上記でコスプレメイクの基本の手順をご紹介しましたが、なかには「何度チャレンジしても上手く行かない……」という方もいるでしょう。せっかくコスプレメイクをするなら、よりキャラクターに似せて長時間耐え得る仕上がりにしたいもの。
上手にコスプレメイクをするためにも、以下のコツを押さえておきましょう。
キャラクター資料をしっかり見る
コスプレメイクでもっとも重要なのは、キャラクター資料をよく見るということです。
眉毛の形やバランス、アイメイクなどで印象はかなり変わるため、キャラクターの特徴を捉えてからメイクを始めるようにしましょう。性別も意識するとさらに似せることができます。
全体的に濃いめにする
普段のメイクと比較して、全体的に濃いめにするのがおすすめです。鏡で見ると濃すぎると思っていても、写真では意外とそうでないことも。とくにスタジオなどで撮影する場合は照明で飛んでしまうこともあるため、明暗をつけながら濃いめを意識するとよいでしょう。
発色・持ちのよいアイテムを使う
コスプレメイクでは発色・持ちのよいアイテムを使いましょう。というのも、コスプレメイクをしたあとの撮影は、長時間に及ぶことも珍しくありません。メイク崩れを防ぎ、メイク直しの時間を少なくするためにも、発色と持ちのよいアイテムを使うことを重要なポイントです。
コスプレメイクのやり方・コツを押さえてチャレンジしてみよう
せっかくコスプレメイクをするなら、よりキャラクターに似せたいもの。普段のメイクとはやり方が異なるためある程度慣れは必要になってきますが、今回ご紹介した内容を参考にすることで、キャラクターに似せることができるはずです。
好きなキャラクターになりきることができるコスプレメイクを楽しんだあとは、記念に撮影をして写真に残しておきましょう。さらにコスプレメイクを楽しむなら、イベントに参加してみてもよいかもしれません。
この記事の監修者

AFLOAT CEO
アフロートSNS&ヘアメイクスクール学校長
宮村 浩気Hiroki Miyamura
日本で最も人気のあるトータルビューティーサロンAFLOAT GROUPのCEO(経営最高責任者)。芸能人やモデルからの信頼も厚く、多くの顧客を抱える。TVや雑誌で取り上げられることも多く、様々な美容関連商品のプロデュースも手がける。
日本で最も人気のあるトータルビューティーサロンAFLOAT GROUPのCEO(経営最高責任者)。芸能人やモデルからの信頼も厚く、多くの顧客を抱える。TVや雑誌で取り上げられることも多く、様々な美容関連商品のプロデュースも手がける。