顔タイプ別・チークの入れ方講座…面長さん・丸顔さんの正解はコレだ！

血色を良く見せるためのチークの入れ方は、初心者にとっては難しく、「マンガのように不自然な頬になってしまった…」「チークを入れたら丸顔・面長が強調されてしまった…」など失敗談もよく耳にします。
そこで、本記事では顔のタイプ別に、チークの正しい入れ方を丁寧に解説します。コンプレックス解消にぜひお役立てください。

基本のチークの入れ方

はじめに、チークの基本的な入れ方をご紹介します。チークは顔全体とのバランスが重要です。正面から鏡で位置を確認しながら入れていきましょう。
まずはチークを入れる前に、チークをとったブラシを手の甲でポンポンとおさえ、余分なチークを落とします。もったいないと感じるかもしれませんが、この工程により不自然に赤みが出ることを防げます。

チークを入れ始める位置は、小鼻の脇から耳にかけて直線が引いてあると仮定して、黒目の外側を真下に延長したらクロスする場所を基準とします。笑顔になったときに高くなる位置がこのあたりです。そこを起点として、こめかみに向かってサッとチークを入れます。

これが基本のチークの入れ方ですが、チークの種類や顔の輪郭により若干塗り方や塗る位置が変わります。

押さえておきたいチークの種類と特徴

次に、チークの種類を3つご紹介します。どのタイプが自分に合っていそうか確認してみてください。

パウダーチーク

パウダーチークはおそらく最も一般的なチークといえるでしょう。さらさらとした粉状の顔料をブラシにとって使います。発色が良く、ムラになりにくく、またメイクが長持ちしやすいため、初心者にもおすすめのアイテムです。どのような肌の方にも使いやすい万能型です。

クリームチーク

クリームチークは比較的新しいタイプのチークで、クリーム状に練られており、しっとりとした質感があります。こちらは手にとって直接肌に塗って使います。パウダーチークよりもツヤ感があり、血色を出しやすい特徴があります。
ただし、ややムラになりやすくメイク崩れしやすいため、どちらかというとメイク中・上級者で、肌質としては乾燥しやすいタイプの方に向いています。

リキッドチーク

リキッドチークは水分を多く含む、ネイルカラーのような見た目をした液体状のチークです。筆で肌に軽くのせたら指またはスポンジでポンポンと優しくたたきながら伸ばしていきます。発色の良さ、肌なじみの良さ、メイク崩れのしにくさが特徴です。
リキッドチークは広げ方が上手くいくかがポイントなため、こちらもメイク中・上級者に向いているアイテムといえます。

顔タイプ別・正しいチークの入れ方

続いて、正しいチークの入れ方を、顔タイプ別に解説します。

面長さん向け　チークの入れ方

面長さんは顔を長く見えないようバランスを取る役割として、チークが活用できます。面長さんの場合は、頬骨より下の位置に、横長の楕円形に入れます。基本の入れ方より起点が少し下にくることになりますが、意図的にずらしましょう。かつ、横に長くすることでやさしげなやわらかい印象を与えることができます。

丸顔さん向け　チークの入れ方

丸顔さんは幼い印象になりがちなため、チークの入れ方で大人っぽさを演出しましょう。鎖骨の高い位置からこめかみに向かって、斜めにシャープに入れることを意識しましょう。丸く円を描くのではなく、幅を狭く細いラインにすることがポイントです。
さらに、残ったチークでこめから髪の生え際にかけてシェーディングを入れると、自然に、よりキリッとした印象に仕上がります。

逆三角形さん向け　チークの入れ方

逆三角形さんは、クールすぎる印象になることが多いので、やさしさを意識してチークを入れていきます。頬の中心部から外側に向かって、ふんわりと円を描くように入れます。こうすることでやわらかな印象に変えることができます。基本の位置よりも少し内側（顔の中心部寄り）までチークを入れると、重心も内側に移動するため頬骨が目立ちにくくなります。

エラ張りさん向け　チークの入れ方

エラ張りさんは顔が大きく見えがちなのがお悩みの種かもしれません。チークの入れ方一つで小顔効果が期待できます。鎖骨の高い位置からこめかみに向かって楕円形にチークを入れ、かつ角張った輪郭の部分にもチークを入れてシェーディングをしましょう。チークで顔の面積を埋めることで、自然な形で視点を中心部に向けることができます。

肌色別・正しいチークの選び方

チークが浮いたように見えてしまう場合は、肌の色にチークの色が合っていない可能性があります。最後に、適切なチークの色の選び方を、肌タイプ別にご紹介します。

イエベ（イエローベース）の場合

日本人に多いイエベ肌の方は、チークの色も黄みの入った温かみのある色を選択すると、肌に馴染みやすくなります。オレンジ系、茶系やコーラル系の色がおすすめです。ピンク系・赤系を選ぶ場合には、ややくすみのある色味を選択するとマッチしやすいでしょう。

ブルベ（ブルーベース）の場合

ブルベ肌の方は、青みがかった、はっきりしたピンク系との相性が良いとされています。ピンクの中でも青みの強いピンク・レッド・パープル系を選択することで、血色の良い肌に見せることができます。

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チークの入れ方をマスターすることで、顔のコンプレックス解消に繋がり、自分をより魅力的に見せることができるようになります。メイクが上手になれれば、自信を与えてくれますね。

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