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メンズメイクで重要なのは眉毛!太さや形によって変わる印象と必要なアイテム・整え方
メンズメイクが広く知られるようになり、外出時にはメイクをするという男性も増えているようです。
しかし、メイクをしても「なんとなく清潔感が足りない」「イメージと違う」という経験はありませんか?このような場合、眉毛が原因となっているかもしれません。
この記事では、メンズメイクをする前に整えておきたい眉毛についてご紹介します。眉毛を整えるメリットや眉毛の太さや形によって変わる印象、一般的な眉毛の整え方などを詳しく解説します。
メンズメイクをするなら眉毛を整えよう!そのメリットとは?
眉毛は顔の印象を左右するパーツです。眉毛が整えられているか、そうでないかによって、その人の印象が変わるといっても過言ではありません。
たとえば、お手入れのされていないボサボサ眉毛はだらしないイメージを与えるのに対して、きれいに整えられた眉毛は清潔感を与えます。
これまで、「眉毛を整えて描き足すのは女性がやること」と考えられてきましたが、メンズメイクが一般的となった現在では、男性が眉毛を整えることも身だしなみの一つとなっています。
眉毛を整えることで清潔感のあるスマートな印象を与えることができるため、自分に似合う眉毛の太さや形をチェックしてしっかり整えるようにしましょう。
メンズメイクの前に眉毛をケア!太さや形によって与える印象が変わる!
眉毛は太さや形によって印象が変わります。そのため、まずはどのような眉毛が自分に似合うのかを検討してみましょう。もし理想の眉毛の太さや形が自分の眉毛だけでは実現できない場合は、描き足すというのも一案です。
そして、眉毛の太さや形を決めるにあたって重要になるのが、ゴールデンバランス理論と呼ばれる黄金比率です。一説によると、目頭と眉頭の始まり位置は同じで、眉頭から眉山までが2、眉山から眉尻までが1の比率がよいとされています。
眉毛を整える前に、太さや形別の印象をチェックしておきましょう。
直線的な眉
直線的な眉毛は、太く濃いほど力強く男らしい印象になります。基本的にどんな顔にも似合うため、眉毛の形に迷ったら直線的な眉毛を選ぶとよいかもしれません。
平行眉
平行眉は目の形に沿ったナチュラルな形状をしています。優しく温和な印象を与えるため、柔らかな雰囲気を作りたいという方におすすめです。さらに、平行眉は顔のバランスを取りやすいため、面長の方に似合う傾向にあります。
シャープ眉
シャープ眉は細さが特徴的な眉毛です。クールですっきりとした印象を与えるため、キリッとした雰囲気を作りたい方におすすめとなっています。さらに、シャープ眉はしっかりとお手入れしなければ維持できないこともあり、清潔感を演出することも可能です。
アーチ眉
アーチ型の眉毛は緩やかな曲線を描くため、優しくて柔らかな印象を与えます。形としては直線眉とよく似ていますが、アーチ眉のほうが眉山に丸みがあります。「直線眉はちょっときつい印象がある」という場合は、アーチ眉を選ぶとよいでしょう。
メンズメイク初心者必見!眉毛のケアに必要なアイテムと整え方
では、眉毛はどのように整えればよいのでしょうか?
眉毛のお手入れ初心者の方でもわかりやすいよう、「必要なアイテム」「眉毛の整え方」「眉毛の描き方」の3ステップに分けて解説します。
必要なアイテム
眉毛を整えるのに必要なアイテムは以下の通りです。
すべてのアイテムが必要というわけではありませんが、きれいに整えた眉毛を維持し続けるためにも揃えておくことをおすすめします。
コーム
コームは眉毛専用のものを用意しましょう。「眉毛にコーム?」と思う方もいますが、眉毛の形を整える前に毛の流れを整えなければ、きれいな眉毛に仕上げることができません。コームの反対側にブラシもついていると、整えやすくなります。
眉用ハサミ
ハサミも眉毛専用を用意しましょう。眉用ハサミは、刃が小さく先端がカーブしているものが多く、細かい調整が可能です。眉用ハサミを使用する際は、顔を傷つけないようにカーブの外側を顔側へ向けてください。
シェーバー
シェーバーは不要な部分をカットするために使用します。広い部分を毛抜きで処理すると時間がかかるため、シェーバーを使用しましょう。カミソリでも代用できますが、怪我を防ぐためにもシェーバーを使用することをおすすめします。
毛抜き
毛抜きは不要な毛を抜くために使用します。ただし、カットする部分が多い場合は毛抜きで対応すると時間がかかってしまうため、微調整用として使うのがおすすめです。
アイブロウ
アイブロウは、眉毛を描き足す場合のみ用意してください。アイブロウ用コスメはペンシルタイプ・パウダータイプ・マスカラタイプ・ティントタイプと4種類あるため、使いやすいものを用意しておきましょう。
それぞれの特徴は以下の通りです。
ペンシルタイプ |
名前の通り、鉛筆タイプのアイブロウです。ちょっとした描き足しや縁取りがしやすく、メンズメイクが初めての方にも使いやすくなっています。 |
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パウダータイプ |
パウダー状のアイブロウで、ブラシやチップを使って眉毛を描いていきます。一色タイプや2~3色がセットになったタイプがあり、2~3色セットのタイプはグラデーションを作りたいときに向いています。ナチュラルに仕上げたい方におすすめのアイブロウです。 |
マスカラタイプ |
眉毛のカラーを変える際に使用します。髪の色が明るいと眉毛が浮いた印象になるため、ヘアカラーをしている場合は使用することをおすすめします。 |
ティントタイプ |
ティントタイプは持ちがよく、アートメイクのように洗っても落ちないのが特徴です。ティントを塗って数時間放置し、剥がすことで眉毛を数日キープできます。そのため、「毎日眉毛を描き足すのは面倒」「眉毛が全体的に薄いためしっかり描き足したい」という方に向いています。 |
眉毛の整え方
眉毛を整える手順としては以下の通りです。
理想の眉毛になるように、全体のバランスをチェックしながら整えていきましょう。
1.理想の眉毛を描く
まずは、アイブロウペンシルを使って理想の形を描きましょう。全体を囲んで形を描くのではなく、足りない部分を描き足すようにして形を描くようにしてください。
先述した「眉頭から眉山までが2」「眉山から眉尻までが1」の黄金比率を意識して、太さや眉山のカーブも決めていきます。
2.はみ出た箇所を処理する
次に、理想の形からはみ出している毛を処理していきます。処理する範囲が広いならシェーバー、それ以外の箇所はハサミ、微調整は毛抜きというように使い分けると整えやすくなります。毛抜きを使用する際は、毛の流れに沿って抜くことで、肌へのダメージや痛みを軽減することができます。
3.毛の長さを整える
シェーバー・ハサミ・毛抜きを使ってある程度整えたら、眉用コームで眉頭を梳かして、描いたラインからはみ出る毛をカットしていきます。毛の流れに沿って眉頭は下から上に、眉尻は上から下にとかすのがポイントです。
4.全体のバランスチェック
最後に、眉用コームで眉毛を梳かして全体のバランスを微調整していきます。眉毛を整える際は鏡に近づきがちですが、近すぎると全体のバランスがとりづらいため、一度鏡から離れて全体のバランスをチェックするようにしましょう。
眉毛の描き方
眉毛を整えて描き足しが必要な場合は、以下の手順を参考にしてください。
1.眉毛を整える
眉毛を描き足す前に、眉用コームで毛の流れを整えておきましょう。不要な眉毛があれば眉用ハサミやシェーバー、毛抜きを使って処理します。
2.眉毛を描き足す
毛の流れに沿って眉毛を描き足していきます。全体的に色を乗せて、眉尻を少し濃いめにするのがポイントです。
3.隙間を埋める
次に、ペンシルタイプのアイブロウで隙間を埋めていきます。足りない箇所があれば描き足しておきましょう。このとき、眉頭を濃くしすぎると不自然な印象になるので、眉頭は薄めにしてください。
4.眉頭をぼかす
眉頭が少し薄くなるようにブラシでぼかしていきます。眉用コームについているブラシで梳かすようになぞるとぼかすことができます。
5.眉マスカラを塗る
仕上げに、ヘアカラーに合わせて眉マスカラを塗っていきます。最初は毛流れに逆らい、仕上げに毛流れに沿って塗ると塗り残しが少なくなります。
メンズメイクの前に眉毛をしっかり整えましょう
最近ではメンズメイクが一般的となりつつあるため、眉毛のお手入れも身だしなみの一つとして捉えられるようになってきました。お手入れをしていないボサボサ眉毛は清潔さを感じないだけでなく、だらしない印象を与えてしまうことがあります。清潔感ときちんと感を演出するためにも、眉毛はしっかりとお手入れしておきましょう。
この記事の監修者
AFLOAT CEO
アフロートSNS&ヘアメイクスクール学校長
宮村 浩気Hiroki Miyamura
日本で最も人気のあるトータルビューティーサロンAFLOAT GROUPのCEO(経営最高責任者)。芸能人やモデルからの信頼も厚く、多くの顧客を抱える。TVや雑誌で取り上げられることも多く、様々な美容関連商品のプロデュースも手がける。
日本で最も人気のあるトータルビューティーサロンAFLOAT GROUPのCEO(経営最高責任者)。芸能人やモデルからの信頼も厚く、多くの顧客を抱える。TVや雑誌で取り上げられることも多く、様々な美容関連商品のプロデュースも手がける。