特殊メイクによる皮膚の作り方解説！ゾンビや傷跡などを本格的に演出

ハロウィンや文化祭などのイベントで、ゾンビや傷跡をリアルに表現できたら、満足感や優越感にどっぷり浸れますよね。では、『特殊メイク』と呼ばれる分野のメイクは、どのようにして行われるのでしょうか。
本記事では、特殊メイクによる皮膚の作り方をご紹介します。難易度は高いメイクですが、ぜひトライしてみてください。

特殊メイクとは？

本題に入る前にまずは、特殊メイクとはどのようなメイクなのかをご紹介します。
特殊メイクとは、メイクアップアーティストが行うメイクの一種です。ライトなものだと、ハロウィンのようなイベントで、火傷の痕を作るようなメイクがあります。本格的なものだと、ドラマや映画などで、同じ俳優が青年から老年へと風貌を変えるために、シワやシミを施して老人に見せるなどがあります。ほかにも、SF作品でエイリアンなどのように、役者本人とはまったく異なる風貌を作ることもあります。
こうした特殊メイクは、映画やドラマ、TV、CMなどでよく目にしますが、通常のメイク方法とはまったく異なり、専門知識と高い技術が必要となります。

参考：https://www.13hw.com/jobcontent/02_05_33.html

特殊メイクのために準備するアイテム

特殊メイクを行う際に必要なアイテムをご紹介します。どれくらい本格的に行うかにもよって揃えるべき道具は異なります。プロが特殊メイクでよく使うアイテムは次の通りです。

（表）特殊メイクに使用する主なメイクアイテム

参考：https://butaimake.net/hpgen/HPB/entries/9.html

特殊メイクによる皮膚の傷の作り方

ここでは顔に傷跡のある皮膚の作り方をご紹介していきます。ハロウィンイベントなどで注目を集めること間違いなし！しっかり特殊メイクの方法をマスターして仮装に違いを生み出しましょう。

1. メイクアップパテー（またはワックス）を顔に伸ばす

化粧下地などで肌のベースを整えたら、メイクアップパテーまたはワックスを、作りたい傷跡の大きさの棒状に整えて肌にのせます。違和感がなくなるよう周囲の肌に馴染ませるようにして顔に伸ばします。

2. グリースペイントまたはスティックファンデーションを塗る

次は、グリースペイントまたはスティックファンデーションで、肌全体の色と傷跡がフィットするように色味を合わせましょう。自然に見えるようお粉で押さえて整えます。

3. 化粧ヘラで切り込みを入れる

いよいよ傷口の作成です。メイクアップパテーに化粧ヘラで切り込みを入れ、傷口を作ります。

4. ライニングカラー黒と赤で切り傷を作る

続いて、黒っぽいライニングカラーで傷に深さを作り、赤で血をイメージしながら切り傷のように見せていきます。

5. ブロードペイントでリアルに仕上げ

最後にブロードペイント、いわゆる「血糊」のことですが、これを付けて傷にリアルさを持たせたら完成です。

もっと簡単に特殊メイクをするなら100円ショップで探すのも○

こちらでご紹介した方法はプロも実践することのある方法ですが、もっと簡単に特殊メイクをしたいのであれば、アイテムを100円ショップで揃える手もあります。アザのような痕を作るにはブルーまたは濃いグレー系のアイシャドウが活躍します。

ゾンビ風特殊メイクのポイント

100均で手軽に揃えたり、すでに家庭内にあるものなどのアイテムで、ゾンビ風の特殊メイクをする場合のポイントをご紹介します。
傷口はティッシュで代用可能です。つけまつ毛専用接着剤など、肌とティッシュをくっつけられるものを準備し、傷口にしたい部分に塗ります。そこにティッシュを破きながら貼り付けていき、乾かしてから化粧下地を軽く塗ります。片栗粉と赤い食紅で血糊を作り、ティッシュを染めていくと傷のように見えます。
傷を作るのが難しいと感じる方は、不健康そうに見えるゾンビ風メイクをするだけでもかなり雰囲気が出せます。ゾンビ風で簡単な特殊メイクのやり方は次の通りです。

参考：https://belcy.jp/65743

1. アイシャドウ下地を広めに塗る

アイシャドウの発色は重要ですので、アイシャドウ下地をいつもより広めに目の周りに塗ってください。

2. アイシャドウは濃いグレーやブラウン系

アイシャドウを目の周りに塗り、そのほかアザや傷のように見せる位置などに散らしていきます。アイシャドウは不健康そうに見せることがポイントなので、カラーとしては濃いグレーやブラウン系を選ぶようにしましょう。

3. リップは赤みを抑える

リップもティッシュで軽くオフし、赤みを消しましょう。これで簡単ゾンビ風メイクの完成です。

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特殊メイクレッスンのコースでは、フェイスプリント、ボディーアート、ゾンビメイクなどエアブラシや特殊アートを施すメイク技術を学びます。メイク道具を使ったアートメイク技法の習得、エアブラシを使った特殊メイク技法の習得、傷メイクやゾンビメイクなど3Dメイクアート技術の習得などが主なポイントです。

特殊メイクはなかなか独学で身につけられるものではありませんので、プロの講師からそのスキルを学んでみてはいかがでしょうか。詳しいカリキュラムなどはぜひお問い合わせください。

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