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メイクアップ検定2級とは?試験手順や合格率などを解説

メイクアップ検定2級とは?試験手順や合格率などを解説

百貨店やコスメ専門店などで働く美容部員や、タレントやモデルのメイクをするメイクアップアーティストは、多くの方の憧れの職業。趣味ではなくプロとしてメイクをする仕事に就きたい気持ちがあれば、メイクの技術力をアップしなければなりません。メイクの知識・技術レベルを証明する資格の一つが、メイクアップ検定です。

本記事では、メイクアップ検定2級の試験手順や、合格率と難易度、勉強方法などについてまとめてご紹介します。特に美容部員やメイクアップアーティストを目指す方は参考にしてみてください。

日本メイクアップ検定2級とは

メイクアップ検定とは、正式名称を「日本メイクアップ技術検定試験」といい、一般社団法人日本メイクアップ技術検定協会(JMA)が認定している、メイクのプロのための資格です。メイクアップを職業として志す方や、職業としている方の技術力・接客力・知識力を高めることを目指しています。

日本メイクアップ検定は、3級〜1級までの3段階に分かれています。中でも、日本メイクアップ検定2級は、スキンケアからフルメイクアップまでの一連のメイクの過程と仕上がりを審査する試験となっています。

日本メイクアップ検定2級の試験概要

次に、日本メイクアップ検定2級の試験の内容や受験料、申込方法などについてご紹介します。
なお、試験の内容は変更される場合もあるため、受験にあたっての最新情報はJMAの公式サイトなどをご参照ください。

参考:JMA 日本メイクアップ技術検定試験

実技試験

日本メイクアップ2級には実技試験があり、フルメイクのモデル同伴で受験する必要があります。試験の制限時間は50分間で、この間に手指消毒から始まり、スキンケア〜フルメイクを行います。
事前審査として別途テーブルセッティングなども見られるため、最初から最後まで気が抜けません。

受験資格

日本メイクアップ検定2級は飛び級ができませんが、3級との同時受験は可能なため、受験資格は3級合格者または3級併願者となります。学歴や年齢に制限はありません。

受験料

日本メイクアップ検定2級の受験料は、8,580円(税込)となっています。

申込方法

試験日程を確認したら、JMAのオンラインストアから申し込むことができます。参考までに、夏期の試験日は2021年9月26日(日)、冬期は2022年2月27日(日)です。申込締切は概ね1ヶ月前までです。

参考:JMA Online Store 受験申込JMA 検定試験申込要項

合格基準

合格基準は100点満点中80点以上で合格となります。

モデルに関する注意事項

同伴いただくモデルにも条件があります。以下の注意事項をモデルの方にも認識いただくように注意しましょう。モデルのマナーが著しく悪い場合は、受験者が減点対象となってしまいます。

(表1)日本メイクアップ検定 モデルに関する主な注意事項

・男性不可
・アートメイク(眉・アイライン等) 、まつ毛パーマ、まつ毛エクステ不可
・あらかじめフルメイク*をしてくること
・試験中の受験者へのアドバイス不可
・襟のあいた洋服を着用してくる

*ベースメイク、アイブロー、アイメイク(マスカラは上下・上まぶたのアイラインは必須)、チーク、リップ(グロスのみ不可)

日本メイクアップ検定2級の試験手順

日本メイクアップ検定2級の試験手順

続いて、日本メイクアップ検定2級の試験手順をご紹介します。

2級の試験は5分間の事前審査から始まります。モデルのメイクの状態、テーブルセッティングの状況、また身だしなみまで試験官に細かくチェックされます。メインのメイク以外のところで減点されないよう注意しましょう。

事前審査を除く実技試験は、前述の通り50分間で行われます。
しっかり手指消毒するところから始め、スキンケアへと進めていきます。
スキンケア以降の出題範囲はメイクアップベース、コントロールカラー、ファンデーション、コンシーラー、フェイスパウダーへと続きます。ベースメイクの質感は、ハーフマットに仕上げるようにしましょう。

アイメイクについては、アイブロウ、アイシャドウ、アイライン、ビューラー&マスカラが出題範囲です。アイブロウはペンシルとパウダーの両方を使用して、基本的なバランスに仕上げます。また、アイシャドウについては3色を使用し、縦グラデーションを作りましょう。アイラインはリキッドタイプで切れ長に描くのがポイントです。

そして赤リップを使用し、リップブラシのみで、モデルの方に合った形を描きましょう。最後にチーク、ハイライト、ローライトを入れて完成です。

最後に慌てて失敗しないように、予め自分に合った時間配分を決めて取り組むことをおすすめします。

日本メイクアップ検定2級の合格率や難易度

日本メイクアップ検定2級の難易度はどの程度なのでしょうか。直近の合格率を確認してみましょう。

(表2)日本メイクアップ検定2級 合格率推移

試験時期

合格率

2020年冬期

54.3%

2019年夏期

43.9%

2019年冬期

52.8%

JMA 全国一斉日本メイクアップ技術検定試験 合格率より作表

年により多少上下しますが、およそ半数が不合格になっているため、しっかり対策をしないと合格は難しいといえます。

日本メイクアップ検定2級の勉強方法

日本メイクアップ検定2級の勉強方法

最後に、日本メイクアップ検定2級の勉強方法についてご紹介します。

日本メイクアップ検定はJMAから公式テキストが発売されており、基本的にはその中から出題されます。購入してテキストを読み込み、内容を頭に入れましょう。

また、テキストだけではコツを掴むのに苦労するかもしれません。動画セミナー(有料)もJMAで開催しているため、こういった動画を活用すると良いでしょう。

参考:JMA 公式テキストJMA 日本メイクアップ技術検定対策セミナー

試験対策も大丈夫!プロを目指すならアフロート ヘア&メイクアップスクール

およそ半数が不合格になってしまう2級ですが、アフロート ヘア&メイクアップスクールで学べば、検定試験対策もばっちり。将来プロのメイクアップアーティストやヘアメイクアーティスト、美容部員を目指すのに適した環境が整っています。
あなたもアフロート ヘア&メイクアップスクールで美容を学んで、将来の夢に一歩近づきましょう!

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この記事の監修者

アフロートSNS&ヘアメイクスクールについて

AFLOAT CEO
アフロートSNS&ヘアメイクスクール学校長

宮村 浩気Hiroki Miyamura

日本で最も人気のあるトータルビューティーサロンAFLOAT GROUPのCEO(経営最高責任者)。芸能人やモデルからの信頼も厚く、多くの顧客を抱える。TVや雑誌で取り上げられることも多く、様々な美容関連商品のプロデュースも手がける。

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