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メイク検定はメイクアップアーティストになるために必要?資格概要や美容部員などとの違い
テレビ番組やドラマ、映画などへ出演する方々へメイクをするメイクアップアーティスト。華やかな世界で活躍するその仕事に憧れの気持ちを抱く方は少なくありません。そんな素敵なメイクアップアーティストになるためには、資格取得は必要となるのでしょうか。
本記事では、メイクアップアーティストとして働く上で役立つ資格取得について、メイク検定を中心にお伝えします。また、同じ美容系の仕事でも、美容部員やヘアメイクアーティストとして働く道もあるため、両者にどのような違いがあるのかについてもご説明します。将来の進路選択にお役立てください。
メイクアップアーティストとは
メイクアップアーティストは、テレビ番組やドラマ、映画、雑誌、舞台など芸能界を中心に活躍するタレントやモデル、俳優などに、プロとしてメイクをする職業です。また、ブライダルサロンなどで一般の方々を対象としてメイクをする仕事もあります。
現場では屋外・屋内など、様々な状況で撮影が行われます。照明の当たり具合や立ち位置、他の出演者とのバランス、番組の目的など、その場のシチュエーションを加味した上で、メイクをする人の個性や魅力などを引き立たせるようなメイクを行います。メイクの技術力はもちろん、臨機応変な対応力、スピーディーな状況判断力が求められる仕事です。
メイクアップアーティストになるための方法について詳しく知りたい方はこちらの記事をご参照ください。
メイクアップアーティストに必要な資格
メイクアップアーティストを目指すにあたってメイクの技術力を証明する民間資格はいくつか存在しているため、就職時の自己PRの材料としてはそのような資格を取得し活用する方法もあります。
おすすめ資格は「メイク検定」
メイクに関わる民間資格で広く知られる資格としては、一般社団法人JMA(日本メイクアップ技術検定協会)が認定する日本メイクアップ技術検定、通称「メイク検定」が挙げられます。国内外で活躍できるスキルレベルを保有するメイクアップアーティストの育成を目的とした資格です。
参考:http://www.jma-makeup.or.jp/
試験内容
メイク検定は1級〜3級まで3段階のレベルに分かれています。2級と3級は併願可能ですが、1級は2級に合格していなければ受験できません。3級は誰でも受験できます。
公式テキストに準拠した内容での出題となり、具体的には各級次のような実技試験が課されます。
(表1)メイク検定の試験内容
受験級 |
試験内容(時間) |
---|---|
1級 |
モデルの悩みや要望に沿い、イメージメイク技術が審査される試験。 |
2級 |
スキンケアからフルメイクまでの過程と仕上がりが審査される試験。 |
3級 |
スキンケアからベースメイク、基本技術の過程と仕上がりが審査される試験。 |
※モデルは自分でどなたか(女性)に依頼し、試験に同行いただく必要があります
合格基準
100点満点で採点され、80点以上で合格となります。
受験料
メイク検定にかかる受験料については次の通りです。
(表2)メイク検定の受験料
受験級 |
受験料(税別) |
---|---|
1級 |
12,000円 |
2級 |
7,800円 |
3級 |
7,800円 |
試験日程・開催地
通常は夏期・冬期の年2回、東京・名古屋・大阪・広島・福岡・沖縄で開催されます。
しかし2020年夏期の試験は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催中止となりました。今後の開催予定については公式サイトで最新情報を確認しましょう。
その他の注意点
メイク検定では遅刻、受験票忘れ、受験票への写真の貼り忘れは原則として失格対象となるため、忘れ物なく余裕を持って試験会場へ到着できるように準備して臨みましょう。
また、アートメイクやまつ毛パーマ・まつ毛エクステをしている方はモデルになれないなど、モデルの選定基準があります。モデル自身に守ってもらわなければならないルールもあるため、詳しくは試験要項を確認しておきましょう。
美容部員とメイクアップアーティストの違い
お客様に対してメイクをする役割としては、他に百貨店の化粧品売場などで働く美容部員の仕事もあります。美容部員とメイクアップアーティストの大きな違いとしては、売上アップを目的とするかどうかと、専門性の高さの2つです。美容部員は自社の化粧品を販売するためにメイクをするため、アーティストとしての芸術性や高度な技術力はさほど求められません。それよりもお客様の希望を丁寧に聞き取ってお悩み解決を目指す接客対応力が必要とされる仕事です。
美容部員になるための方法について詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。
>>>併せて読みたい!美容部員になるにはどうしたらいい?求められるスキルや将来性についても知っておこう
ヘアメイクアーティストとの違い
メイクアップアーティストとよく混同されがちな仕事としては、ヘアメイクアーティストが挙げられます。両者の違いは専門領域です。メイクアップアーティストが専門とするのはメイクアップであり、ヘアメイクアーティストはヘアスタイリングやヘアアレンジを専門とします。
メイクアップアーティストはメイクのプロとして現場のお客様にメイクをするのが中心的な仕事です。仕事内容によってはメイクだけでなくヘアセットや着物の着付け、ファッションのコーディネートなど多岐に渡るため、メイクを主軸にその他のスキルを修得しています。
ヘアメイクアーティストについてはコテやヘアアイロン、整髪料などを使ったヘアスタイリングの専門家です。ヘアスタイリング・ヘアアレンジについてプロとしてのレベルでサービス提供しますが、こちらも場合によっては顔のメイクアップも合わせて行うことを求められる場面もあります。
ただし両者厳密な呼び分けをされない場合も多くあります。
ヘアメイクアーティストになるための方法について詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にお読みください。
メイクアップアーティストになるには
最後に、メイクアップアーティストになるための方法についてご紹介します。
メイク専門の学校でプロから効率的に学ぶ
お伝えしてきた通りメイクアップアーティストになるために資格取得は必須ではありませんが、現場で通用するメイクの実力を身に付けることが肝心です。そのためにはメイク専門の学校に通い、プロの講師からメイク技術と知識を学ぶことが一般的です。特にアフロート ヘア&メイクアップスクールでは、卒業後すぐに即戦力となれるような充実したカリキュラムが組まれており、現場実習制度も充実しているため、在学中から現場経験を積むことができます。もちろん就職サポートも受けられます。あなたもアフロート ヘア&メイクアップスクールから、プロのメイクアップアーティストを目指してみませんか?
この記事の監修者
AFLOAT CEO
アフロートSNS&ヘアメイクスクール学校長
宮村 浩気Hiroki Miyamura
日本で最も人気のあるトータルビューティーサロンAFLOAT GROUPのCEO(経営最高責任者)。芸能人やモデルからの信頼も厚く、多くの顧客を抱える。TVや雑誌で取り上げられることも多く、様々な美容関連商品のプロデュースも手がける。
日本で最も人気のあるトータルビューティーサロンAFLOAT GROUPのCEO(経営最高責任者)。芸能人やモデルからの信頼も厚く、多くの顧客を抱える。TVや雑誌で取り上げられることも多く、様々な美容関連商品のプロデュースも手がける。