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メイク初心者必見!覚えておきたいメイクの順番とは?
メイクには適切な「順番」があることをご存知でしょうか?とくにベースメイクの順番は、仕上がりとキープ力に大きく影響します。メイクをする際は、メイク全体の順番と併せて、ベースメイクの順番にも注意しましょう。
この記事では、ベースメイクの順番の重要性とベースメークを含めたメイクの正しい順番、メイク初心者に知っておいてほしいファンデーションの種類などをご紹介します。メイクの順番をマスターして、崩れにくく美しいメイクを目指しましょう。
初心者必見!ベースメイクは順番が大事
メイクをしたときはきれいに仕上がっていても、時間が経つにつれてヨレたり浮いてきたりと崩れてきてしまうことも……。この場合、何度もメイク直しをしなくてはいけないため、時間や手間がかかります。
メイクをきれいな状態で長時間キープするためにも、ベースメイクの順番にこだわりましょう。
というのも、ベースメイクに使用するアイテムにはそれぞれ役割があり、順番を間違えるとそれぞれの役割が果たせなくなるからです。
たとえば、乳液は化粧水のあとからでないと肌への吸収が悪くなりますし、化粧下地の前にファンデーションを塗るとフィット感が弱くなってしまいます。このように、アイテムごとに適切な順番があるため、美しい仕上がりをキープするためにも順番を守ることが大切なのです。
初心者はチェックしておきたいメイクの正しい順番
それでは、適切なメイクの順番をご紹介します。ベースメイクに始まり、ポイントメイクの流れまでご紹介するので、ぜひご参考にしてください。
1. 洗顔
まずは、しっかり泡立てた洗顔料で洗顔を行い、余分な皮脂や汚れ、古い角質を除去し、肌の状態を整えます。肌に汚れや皮脂が残っていると、肌がくすんで見えたり化粧ののりも悪くなったりするため、洗顔で肌を清潔な状態にしておきましょう。
洗顔時のポイントは、たっぷり泡立てることとゴシゴシこすらずやさしく洗うことです。また、ぬるま湯か水で洗顔しましょう。
すすぎ残しがあると、ニキビなど肌荒れの原因となります。おでこの生え際や耳、首元はとくに泡が残りやすいため、全体的に丁寧にすすいで泡を落としましょう。
タオルで顔を拭くときにも、ゴシゴシこすってはいけません。肌を押さえるようにやさしく拭き取ります。
2. スキンケア
洗顔のあとは、化粧水・乳液・クリームの順番で基本的なスキンケアを行い、肌の水分と油分のバランスを整えます。
化粧水はコットンか手のひらに適量とり、やさしく肌に馴染ませましょう。手で押さえながら、化粧水をしっかり入れ込むようなイメージです。乾燥が気になる頬や口の周りは丁寧に行い、首のあたりまで保湿をしましょう。
スキンケアアイテムの選び方としては、肌質に合わせて選ぶのがおすすめです。
たとえば、カサつきが気になる方は保湿効果が高いアイテムを、皮脂やテカリが気になる方はさっぱりした使い心地のアイテムを選ぶとよいでしょう。さらに、季節によって変わる肌の状態に合わせて選ぶことも重要です。化粧水は重ねづけをしても問題ないため、乾燥が気になる場合は重ねづけをしたり保湿力の高い乳液やクリームを重ねたりするようにしましょう。
もし自分の肌質がわからないという場合は、以下の表をご参考にしてみてください。
肌質 |
油分と水分のバランス |
特徴 |
---|---|---|
普通肌 |
油分と水分のバランスがよい |
うるおいとツヤがあり、キメが整っていてなめらか。ファンデーションののりがよく、メイク崩れが気にならない。毛穴はTゾーンが少し目立つ程度。 |
乾燥肌 |
油分と水分のどちらも少ない |
油分と水分のどちらも少ないため肌がカサついている状態。キメは細かいが見えづらい。 |
脂性肌 |
油分と水分がどちらも多い |
油分と水分がどちらも多いため、うるおいや弾力はあるがベタつく。ファンデーションが崩れやすい。キメが粗くTゾーン以外も毛穴が目立つ。 |
混合肌 |
油分が多く水分が少ない |
キメは粗いことが多く、部分的にカサついていて、Tゾーンなどは毛穴が目立つ。ファンデーションが崩れやすい。 |
3. 日焼け止め
スキンケアが終わったら、紫外線によるシミやそばかすの発生を防ぐためにも、日焼け止めを塗りましょう。
日焼け止めの塗り方は、おでこと鼻、あご、頬に少しの量をちょんとのせてから広げると、ムラなく伸ばせます。
日焼け止めは夏場だけ塗ればよいと考えている方もいますが、意外と秋冬の紫外線も強いもの。夏以外の季節でも日焼け止めは必ず塗ることをおすすめします。
4. メイク下地
日焼け止めを塗り終えたら、メイク下地を塗っていきます。事前に化粧水などでしっかり保湿ができていると、肌に馴染みやすい状態になっているはずです。日焼け止めと同様の塗り方で、ムラなく均一に伸ばしていきましょう。メイク下地には、肌の凹凸をカバーしてなめらかに整える役割があります。さらに、ファンデーションの密着力を高めて、メイク崩れを抑えてくれます。
詳しくは後述しますが、メイク下地にはUV下地やコントロールカラーなどさまざまな種類があるため、肌に合うものや好みの仕上がりになるものを選びましょう。
5. ファンデーション
メイク下地の次は、ファンデーションを塗りましょう。
ファンデーションにはリキッドタイプやパウダータイプなどがありますが、どのタイプを使う場合もムラにならないよう丁寧に塗っていきます。よく動く口周りや目元、皮脂の多いTゾーンは、厚塗りするとメイク崩れが目立つため、薄塗りを意識するのがおすすめです。
6. コンシーラー
コンシーラーはニキビ跡や赤み、シミ、そばかすなど、見せたくない部分を隠してくれるアイテムです。使い方としては、隠したい部分の上に塗り、手などを使って肌に馴染ませます。
コンシーラーにはスティックタイプ、ペンシルタイプ、筆で塗るタイプなどがあるので、使いやすいと思うものを選択しましょう。
また、どのタイプのファンデーションを使うかによってコンシーラーの順番は異なります。リキッドファンデーションならファンデーションのあとにコンシーラー、パウダーファンデーションならコンシーラーのあとにファンデーションを使うのが基本です。
7. フェイスパウダー
ベースメイクの仕上げとして、フェイスパウダーを顔全体にのせていきます。フェイスパウダーは肌のテカリや化粧崩れを防ぎ、メイクの仕上がりをキープします。
一度パフにとった粉をそのまま使うと固まってムラができるため、余分な粉を軽く叩いて落としてから塗りましょう。Tゾーンは皮脂が多いので、粉は少なめに薄く押さえるようにすると、メイクの持ちがよくなります。
8. アイブロウ
ベースメイクが完了したら、アイメイクに移ります。
アイブロウペンシルやアイブロウパウダーなどを使い、形を整えたり色をつけたりしていきましょう。アイブロウの色は髪色と合わせると馴染みやすくなります。
9. アイシャドウ
次にアイシャドウで目元に陰影をつけていきます。アイシャドウにはさまざまなカラーがあり、塗るカラーによって目元の印象が変わるため、自分に合ったカラーを見つけましょう。
10. アイライナー
アイライナーを使って、アイラインを引いていきます。アイラインはまつ毛の生え際を埋めるように描くのがポイントです。
11. ビューラー
ビューラーでまつ毛の根元をしっかり挟んで、きれいなカールを作りましょう。ビューラーはメーカーによってカーブの角度が異なるため、自分の目の形に合ったビューラーを見つけることが大切です。
12. マスカラ
ビューラーでカールしたまつ毛にマスカラを塗っていきます。マスカラにはボリュームタイプとロングタイプがあるので、好みに合わせて使い分けましょう。
13. チーク
チークで血色感をプラスします。チークの有無で顔の明るさが変わるため、なるべく使うようにしましょう。頬の高い位置に入れると可愛らしい印象に、頬骨に沿って入れるとスタイリッシュな印象になります。
14. リップ
メイクの仕上げにリップを塗ります。基本的に口紅の上からグロスを重ねて立体感を作ります。保湿成分が入っているものだと、唇の乾燥を防いでくれるでしょう。
メイク初心者は知らない?メイク下地の役割と正しい選び方
メイク下地には肌にうるおいを与えるタイプや皮脂・テカリを抑えるタイプなど、さまざまな種類がありますが、そのどれもが次にのせるファンデーションを肌に密着しやすくする役割があります。
もしメイク下地を塗らずにファンデーションをのせた場合、ファンデーションがうまく肌に密着せず、ヨレや浮きなどのメイク崩れが気になりやすくなるでしょう。
そのため、メイク初心者こそ自分の肌質に合ったメイク下地を選び、ファンデーションの前に塗ることが大切です。
メイク下地の選び方としては、乾燥肌の方は保湿成分であるセラミドやヒアルロン酸が配合されているもの、脂性肌の方は油分が少ないものやオイルフリーのものがよいでしょう。混合肌の方は、基本的に保湿効果の高いものを選び、パーツに応じて塗る量を調整してください。メイク初心者は、自分の肌質について知ることから始めるとよいかもしれません。
このほか、くすみや赤ら顔などの肌の悩みをカバーしたい場合は、コントロールカラーを使うのもおすすめです。自然な血色をプラスして肌を明るく見せたいなら「ピンク」、くすみや色ムラを整えて健康的に見せたいなら「イエロー」、赤ら顔やニキビ跡をカバーしたいなら「グリーン」、透明感をプラスするなら「ブルー」、明るさと透明感をプラスするなら「パープル」がよいでしょう。
メイク初心者はどれを選ぶべき?ファンデーションの種類とメイクの順番
一言でファンデーションといっても、いくつかの種類があります。ファンデーションの種類によってメイクの順番が変わることもあるため、メイク初心者はファンデーションの種類と使用するタイミングを確認しておきましょう。
パウダーファンデーションの場合
パウダーファンデーションは、粉を固めたファンデーションです。油分は少なく、テカリやそれに伴う化粧崩れにお悩みの方にぴったりのタイプといえます。マットな質感が多く、初心者の方も簡単に美肌が作れるのが特徴です。
パウダーファンデーションを使用する場合は、上述した順番ではなく、パウダーファンデーションよりも先にコンシーラーをのせましょう。
コンシーラーで肌の悩みをカバーし、パウダーファンデーションをのせながら軽くぼかすようなイメージです。
リキッドファンデーションの場合
一方、リキッドファンデーションは、水分が多く潤い感のある、液状ファンデーションです。カバー力があるため、肌のお悩みが多い方にはこちらがおすすめです。
リキッドファンデーションを使用する場合、コンシーラーを先に塗るとリキッドファンデーションを塗る際に落ちてしまいます。そのため、リキッドファンデーションのあとにコンシーラーを使うとよいでしょう。
クッションファンデーションの場合
クッションファンデーションは、スポンジのようなクッションに、リキッド状のファンデーションを染み込ませてあるファンデーションです。ポンポンと肌に押しながら付けていきます。水分量が多くのびがよいため、保湿しながらナチュラルに美肌を保てると近年人気のファンデーションです。
フェイスパウダーの場合
フェイスパウダーもファンデーションの一つです。上記でご紹介したファンデーションの中でもっとも油分が少なく、粉感の強いファンデーションとなっています。
そのため、主にメイクの仕上げ用として用いられるのが一般的です。
フェイスパウダーには、リキッドファンデーションの上から重ねるルースパウダータイプと、カバー力に優れた固形のプレストタイプがあり、さらにツヤ感をプラスするパールタイプとふんわり感をプラスするマットタイプがあります。
メイク初心者から技術力アップを目指すならアフロートSNS&ヘアメイクスクール
メイク初心者にとって、メイクの順番は悩みの一つです。順番を間違えると仕上がりが不自然になったり、ヨレや浮きなどのメイク崩れが目立ったりしてしまいます。
正しいメイクの順番を覚えて、美しい仕上がりがキープできるようにしましょう。
メイク技術の上達を目指すなら、アフロートSNS&ヘアメイクスクールで学びませんか?美容部員やメイクアップアーティストなど、将来の夢に合わせてコースを選ぶことができます。
この記事の監修者
AFLOAT CEO
アフロートSNS&ヘアメイクスクール学校長
宮村 浩気Hiroki Miyamura
日本で最も人気のあるトータルビューティーサロンAFLOAT GROUPのCEO(経営最高責任者)。芸能人やモデルからの信頼も厚く、多くの顧客を抱える。TVや雑誌で取り上げられることも多く、様々な美容関連商品のプロデュースも手がける。
日本で最も人気のあるトータルビューティーサロンAFLOAT GROUPのCEO(経営最高責任者)。芸能人やモデルからの信頼も厚く、多くの顧客を抱える。TVや雑誌で取り上げられることも多く、様々な美容関連商品のプロデュースも手がける。