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アイメイクは手順で仕上がりが激変!基本の順番と目の特徴別の順番・ポイント
アイメイクには適切な順番があることをご存知ですか?
「とりあえずきれいに仕上がればよい」と考えている方もいますが、実はメイクの順番次第で目元の印象は大きく変わります。それぞれの目の特徴によっても適切な順番は変わるので、自身の目に合ったアイメイクの順番を覚えておきましょう。
そこで今回は、メイク初心者の方にもわかりやすいように、アイメイクの順番と目の特徴別のアイメイクの順番・ポイントをご紹介します。アイメイクのやり方で悩んでいる方やアイメイクがうまくいかずお困りの方は、ぜひご参考にしてください。
アイメイクに使うアイテム一覧表
アイメイクの前に、まずはアイメイクに使うメイク道具を一式揃えましょう。基本のアイテムは以下の通りです。
・アイシャドウ |
アイメイクの正しい順番
それでは、アイメイクの基本的な順番をご紹介します。
アイメイク初心者やアイメイクがうまくいかないという方は、ぜひ以下の順番を試してみましょう。
1. 余計な油分をティッシュオフ |
1. 余計な油分をティッシュオフ
スキンケアとベースメイクが終わったら、すぐにアイメイクに入らず、事前に目元の余計な水分・油分をティッシュでオフしておきましょう。多少手間はかかりますが、キープ力に影響します。
2. アイシャドウベースを塗る
次に、アイシャドウベースで目元の肌質を整えます。
必ずしもアイシャドウベースを塗る必要はありませんが、この一手間を加えることでアイシャドウが発色しやすくなり、ヨレも防ぐことができます。アイシャドウベースは指先に少量をとり、手元で一度伸ばしてから、まぶたに乗せていきます。目頭から目尻に向かって指先で、シワを埋めるような気持ちで伸ばして優しくなじませます。
3. アイシャドウを塗る
ベース作りが完了したら、いよいよアイシャドウを塗っていきます。
リキッドタイプまたはクリームタイプのアイシャドウの場合、まぶたの中央にベースカラーとなるアイシャドウを置き、指を左右にトントンと動かしながらアイホール全体に伸ばします。黒目の上あたりが濃く、目頭と目尻に向かって薄く濃淡が付くようにすると自然なグラデーションが作れます。
パウダータイプのアイシャドウの場合は、ブラシを使ってまぶたに乗せていきます。同じように中央に乗せ、左右に大きくブラシを動かしながらアイホール全体に色を広げていきます。
下まぶたについては、同じ色のアイシャドウをチップに取り、黒目の下から目尻側に乗せると、より自然な仕上がりを目指せます。さらにチップを使い、ブラウンなど少し濃い色で目尻側のキワを引き締めると、よりぱっちりした目元を演出できます。
目力をもっと強めたい場合は、ハイライトカラーのアイシャドウを、まぶたの中央、目頭にサッと入れて立体的に仕上げましょう。パールやラメが入っているタイプがおすすめです。
4. ビューラーでまつ毛を上げる
アイシャドウが完成したら、次はビューラーでまつ毛を上げます。一度にまつ毛を上げようとせず、根本、中央、先端と3段階に分け、2〜3秒ずつキープし、カールを作っていきましょう。
ビューラーはメーカーによって幅やカールが異なるため、自分の目の形に合うビューラーを選ぶのがポイントです。
このほか、ビューラーはマスカラやアイラインの前に使いましょう。もしマスカラやアイラインの前にビューラーを使った場合、せっかく描いたアイラインが消えたり、マスカラで固まったまつ毛が折れて直角まつげになったりします。きれいなアイランとまつ毛の自然なカールをキープするためにも、ビューラーは必ずマスカラやアイラインの前に使ってください。
なお、以下の記事ではビューラーを使ってもまつ毛が上がらない原因や解決方法などをご紹介しています。まつ毛がなかなか上がらずお困りの方は、ぜひご参考にしてください。
>>>併せて読みたい!ビューラーでまつ毛が上がらないのはなぜ?原因と解決方法
5. アイラインを引く
まつ毛が上がったら、次はアイラインを引いていきます。
アイライナーには大きくペンシル、リキッド、ジェルの3タイプがあります。初心者には、失敗しても書き直ししやすいペンシルがおすすめです。
まずは上のアイラインを引いていきます。
目を開けた状態で、目線を下げ、目頭から目尻に向かって目のキワに沿ってラインを引きます。ペンシルアイライナーの場合は、少しずつまつ毛の間を小刻みに動かしながら埋めていくようなイメージで行いましょう。目尻は5mm程度延長するとぱっちりした目元が作れます。
下のアイラインは濃くしすぎると怖く見えるので、全部引かずに、目尻側に目の1/3程度引きます。もしくは、アイライナーではなく、少し濃い色のアイシャドウをチップで目尻に付けるだけでもナチュラルな仕上がりになってよいでしょう。
アイラインはマスカラのあとに引くとガタガタになります。というのも、マスカラを塗るとまつ毛が太く強くなり、アイライナーの筆がまつ毛の間に入らなくなってしまうため。まつ毛の間をアイライナーで埋めるためにも、アイラインのあとにマスカラを塗るようにしてください。
なお、以下の記事ではアイラインの基本の引き方をご紹介しています。目のタイプ別のアイラインの引き方もご紹介していますので、アイラインがうまくいかずお困りの方は、ぜひご参考にしてください。
>>>併せて読みたい!初心者でも簡単!アイラインの引き方を基本からマスターしよう
6. マスカラを塗る
続いてマスカラを塗っていきます。
ボトルからブラシを出したらふちで軽くしごき、液剤を適量にします。そしてまつ毛の根本にブラシをあて、流れに沿って上方向へ持ち上げるようにして動かします。目尻側や下まつ毛はブラシの先端を使うときれいに仕上がります。
マスカラを一通り塗り終えたら、まつ毛用コームを使ってダマを取り除いてください。
7. 綿棒などで全体を調整
最後に、綿棒などを使い、予定よりはみ出てしまったアイラインや、多く付きすぎてしまったマスカラを落とすなど、全体のバランスを調整したら完成です。
目の特徴別!アイメイクの順番とポイント
「基本のアイメイクの順番を試してもなかなかうまくいかない……」という場合は、目の特徴別のアイメイクを試してみましょう。順番とポイントは以下の通りです。
二重の方向け!アイメイクの順番とポイント
目元がはっきりしていてメイク映えする二重は、上記でご紹介した基本のアイメイクでも華やかに仕上げることができます。しかし、目の形によっては派手になりすぎてしまうこともあるため、バランスよくメイクをすることが大切です。
1.アイシャドウを塗る
まずはアイシャドウを塗っていきます。
二重はアイシャドウが濃すぎると派手なイメージになるため、ヌーディーカラーを使った抜け感のあるグラデーションを意識しましょう。
2.ビューラーでまつ毛を上げる
次にビューラーでまつ毛を上げていきます。
このとき、まつ毛を上げすぎると派手な印象になってしまうため、緩やかなカーブを意識するのがおすすめです。
3.アイラインを引く
アイラインはまつ毛のキワを埋めていきます。黒目の上は太めに引くのがポイントです。
ブラックカラーを使うと目がきつく見えてしまう場合は、柔らかさのあるブラウンカラーを使うとよいでしょう。
4.マスカラを塗る
最後に、マスカラを塗って仕上げます。
アイライン同様、ブラックカラーよりも抜け感のあるブラウンカラーを使うのがおすすめです。
一重の方向け!アイメイクの順番とポイント
切れ長でクールな印象の一重は、一手間加えることで縦幅を演出することができます。
一重でアイメイクのしづらさを感じている方は、ぜひ以下の順番とポイントを参考にしてみてください。
1.アイシャドウを塗る
一重は瞼でアイメイクが隠れてしまいやすいため、アイシャドウは広めに塗りましょう。アイシャドウを塗ったら、目を開けて色が見えているか確認しながら塗っていくのがポイントです。
2.ビューラーでまつ毛を上げる
次に、ビューラーを使ってまつ毛を上げていきます。まつ毛をしっかり上に向けることで目の縦幅が大きく見えるため、丸みを演出することができます。
うまくまつ毛が上がらない場合は、瞼を軽く引っ張りながらカールさせましょう。部分用ビューラーで、中央と目尻、目頭を分けて上げるのもおすすめです。
3.アイラインを引く
一重はアイラインが瞼で隠れてしまいがちなので、目のキワの内側にアイラインを引くインラインを意識するのがポイントです。
軽く瞼を持ち上げてアイライナーを縦にしてアイラインを描くことで、隙間を埋めやすくなります。
4.マスカラを塗る
アイメイクの仕上げに、マスカラを塗ります。
一重はクールな目元に見えやすいため、カラーマスカラで遊び心を取り入れるのもおすすめです。
奥二重の方向け!アイメイクの順番とポイント
奥二重は瞼でややアイメイクが隠れやすいため、目が小さく見えることも。
しかし、以下の順番とポイントを押さえることで、ぱっちりな目元を演出することができます。
1.アイシャドウを塗る
まずはアイシャドウを塗っていきます。一重同様、奥二重も瞼でカラーが隠れがちなので、広めにアイシャドウを塗っていきましょう。
このとき、下瞼にハイライトカラーを入れることで、縦幅を強調することができます。
2.ビューラーでまつ毛を上げる
次にビューラーでまつ毛を上げていきます。ただし、根元からまつ毛を上げると、瞼にまつ毛が重なり逆に目が小さく見えてしまうことも……。そのため、まつ毛の中間から毛先をゆるくカールさせるのがおすすめです。
もし、上瞼が厚めでまつ毛が上がりにくい場合は、奥二重用のビューラーを使うとよいかもしれません。
3.アイラインを引く
まつ毛をカールさせたら、アイラインを引いていきます。
アイラインを太く描くと瞼についてしまう可能性があるだけでなく、黒目が塗りつぶされたような印象になることがあるため、アイラインは目頭から目尻まで細く描くのがおすすめです。
3.マスカラを塗る
アイメイクの仕上げにマスカラを塗ります。
縦幅をさり気なく強調するロングマスカラがおすすめです。
アイメイクの順番はなぜ重要?
アイメイクの基本的な順番と目の特徴別のアイメイクの順番をご紹介しましたが、なぜアイメイクはこれほど順番が重要とされているのでしょうか。
その理由は、発色や塗りやすさ・キープ力に影響するからだといわれています。
発色や塗りやすさに影響する
アイメイクを適切な順番で行うことで、発色がよくなる・塗りやすくなるといったメリットがあります。
例えば、アイシャドウベースを塗って皮膚の凸凹をなだらかに整えてからアイシャドウを塗ることで、アイシャドウの発色のよさがグンとアップし、アイライナーもスッと引きやすくなります。
キープ力に影響する
アイメイクの順番を守ることで、キープ力に影響を与えます。もし上述した順番でアイメイクを行わなかった場合、アイラインやマスカラがとれてしまうことも。
また、アイメイクが密着力が弱くなり、すぐにヨレてしまうことにもつながります。
仕上がりの美しさをキープするためにも、アイメイクは順番が重要だといえるでしょう。
もっとアイメイクが上手になりたい方はアフロートSNS&ヘアメイクスクールへ
今回は、アイメイクの基本的な順番を中心に、目の特徴ごとの手順やアイメイクの順番の重要性などをご紹介しました。上記でご紹介したアイメイクの順番は、あくまでも基本のやり方です。アイメイクのやり方にルールや決まりはないため、慣れてきたら自分に合った方法を試してみるのもよいかもしれません。
もっとメイクがうまくなりたいという方は、ぜひアフロートSNS&ヘアメイクスクールへお越しください。ヘアメイク専門のスクールなので、ヘアメイクの基礎はもちろん、プロに必要とされる実践的技術、最先端技術などが学べます。メイクのプロを目指すコースも多数ご用意していますので、もっとメイクについて学びたい方にぴったりです。
この記事の監修者
AFLOAT CEO
アフロートSNS&ヘアメイクスクール学校長
宮村 浩気Hiroki Miyamura
日本で最も人気のあるトータルビューティーサロンAFLOAT GROUPのCEO(経営最高責任者)。芸能人やモデルからの信頼も厚く、多くの顧客を抱える。TVや雑誌で取り上げられることも多く、様々な美容関連商品のプロデュースも手がける。
日本で最も人気のあるトータルビューティーサロンAFLOAT GROUPのCEO(経営最高責任者)。芸能人やモデルからの信頼も厚く、多くの顧客を抱える。TVや雑誌で取り上げられることも多く、様々な美容関連商品のプロデュースも手がける。