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日本化粧品検定(コスメ検定)を活かせる仕事は? 資格取得のメリットや就職への影響度を解説
「もっとメイクが上手くなりたい!」と悩んでいる方は多いと思いますが、メイクのスキルアップができる資格の一つに、日本化粧品検定があります。コスメやメイクが好きな方はもちろん、美容業界で働くことを目指す方におすすめの資格です。
本記事では日本化粧品検定を活かせる仕事を中心に、資格を取得するメリット、化粧品や美容の知識・技術を磨く方法などについてご紹介します。
日本化粧品検定とは
はじめに、日本化粧品検定とはどのような資格なのかご説明します。
文部科学省後援!化粧品・美容に関する知識向上を目指す資格
日本化粧品検定とは、一般社団法人日本化粧品検定協会が認定する、化粧品・美容に関する知識の向上と普及を目指した文部科学省後援の資格です。レベルは3級〜1級まで3段階に分かれており、いずれも年齢や経験を問わず受験することができます。
近年インターネットやSNSの普及により化粧品やスキンケアの情報はいくらでも入手できるようになりました。しかし、根拠のない不確かな情報も溢れており、誤った知識で健康被害が発生することも少なくありません。日本化粧品検定の資格を取得することで、美容皮膚科学や関係する法律などに基づいた、正しい化粧品・美容の知識を体系的に得ることができます。
有名企業の社員研修や社内資格制度にも導入
日本化粧品検定の受験者は、化粧品・美容業界を目指す方や、既に働いている方が多くを占めています。美容関連企業の社内研修や社内の資格取得支援制度などにも導入されており、化粧品メーカーをはじめ、化粧品OEM、小売業、美容室、エステサロンなどで活用されています。
(表)日本化粧品検定を社内研修等に採用している主な企業
・イオンリテール株式会社 ・株式会社マーナーコスメチックス ・コーセーコスメポート株式会社 ・株式会社三越伊勢丹ヒューマン・ソリューションズ 等 |
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日本化粧品検定 企業での事例より作表
日本化粧品検定を取得するメリット
次に、日本化粧品検定を取得するメリットについてご紹介します。
美容・化粧品業界の仕事に活かせる
日本化粧品検定を社内研修制度に取り入れている企業も多いことからもわかる通り、美容・化粧品業界の仕事に活かせることが、資格を取得する大きなメリットです。具体的にどのような仕事に活かせるのかは後述しますが、美容部員(ビューティーアドバイザー)をはじめ、様々な仕事で役立つ知識が得られます。
もちろん履歴書にも書ける資格であり、就職や転職活動の際にも役立つでしょう。
美容・化粧品の知識を生活に役立てられる
美容業界の仕事以外の場面でも、日本化粧品検定で身に付けた美容・化粧品の知識は日常生活に役立ちます。出題内容は、メイクの正しい方法や、生活習慣が美容に与える影響、肌の悩みとその原因、紫外線が肌に与える影響など、比較的身近な話題が多い特徴があります。覚えたらすぐにその日のスキンケアで実践することもできるのです。家族や友人など、身近な方へアドバイスすることもできるようになります。
1級合格後はコスメコンシェルジュを目指せる
また、キャリアの選択肢が広がるメリットも大きいといえます。化粧品検定1級合格後、協会へ入会すれば、研修プログラムの受講でコスメコンシェルジュの資格も取得できるようになります。
コスメコンシェルジュとは、あらゆる肌のお悩みに対し、化粧品の成分と特徴を熟知したうえで、適切な化粧品をご紹介する能力を認定する資格です。
指導者として働くことも視野に入れたい方は、さらにインストラクター養成コースを受講すれば、コスメコンシェルジュインストラクターの資格を取得できます。
コスメコンシェルジュインストラクターとは、日本化粧品検定の合格を目指す方々へ、化粧品や美容の専門家として、専門スクールでの講師や企業研修などで授業をする指導者です。自らコスメ教室やコスメの使い方セミナーなどを行うこともでき、活躍の幅が大きく広がります。
日本化粧品検定の資格を活かせる仕事
それでは、日本化粧品検定の資格を活かせる仕事を具体的にご紹介します。
美容部員(ビューテューアドバイザー)
美容部員(ビューティーアドバイザー)は、百貨店やドラッグストアなどの化粧品売場で、来店されたお客様にメイクをしながら自社商品を販売する仕事です。
化粧品は人によって合う・合わないがあるため、実際に使ってみて自分に合うものを選びたいお客様は数多くいます。そこでお客様の肌の悩みを伺いながら、タッチアップ(メイクアップ)を行い、肌質や好みに合う化粧品を提案します。まさに日本化粧品検定で得た知識がそのまま活かせる仕事といえるでしょう。
>>>併せて読みたい!美容部員の仕事内容、やりがい、給料事情
メイクアップアーティスト
美容部員と似た職種になりますが、メイクアップアーティストも、日本化粧品検定の学びを活かせる仕事といえます。美容部員は自社化粧品の売上アップを主目的とする役割を担っていますが、メイクアップアーティストはメイクをすることそのものが仕事です。メイクの対象はタレントやモデル、俳優などの芸能人から、結婚式を控えた一般の方なども含まれます。こちらも化粧品検定の知識がまさに仕事に直結します。
美容師・ヘアメイクアーティスト
また、美容師やヘアメイクアーティストも、お客様にメイクをすることがあり、化粧品検定の知識が活かせる職業です。ヘアカットやヘアスタイリングに加え、メイクの知識・技術を持っていると活躍の場が広がります。
>>>併せて読みたい!美容師免許を取得するには?美容師になるための方法
>>>併せて読みたい!ヘアメイクアーティストの仕事紹介 なるための方法
>>>併せて読みたい!ブライダルヘアメイクアーティストになるには?
トータルビューティーアドバイザー
トータルビューティーアドバイザーとは、特定の分野に留まらず、メイクアップやヘアケア、エステ、マッサージ、フェイシャル、ボディ、痩身、脱毛など、多岐にわたる美容サービスをプロデュースする専門職種です。
お客様の美容の悩みを広く深くヒアリングし、解決策を提案する仕事であり、化粧品の専門知識が十分役立ちます。
>>>併せて読みたい!トータルビューティーアドバイザーの仕事内容や資格取得方法
その他美容業界・化粧品業界の仕事
上記の専門職種以外だと、最近ではフリーランスの美容系YouTuberやコスメ・美容ライターなどが活躍するようになってきています。日本化粧品検定で得た知識を、他の方に発信したり、指導したりする仕事もあります。
化粧品や美容の専門知識を身に付ける方法
最後に、化粧品や美容のプロとして活躍できるレベルで専門知識を身に付けるには、どのような方法があるかをご紹介します。
独学する
さきほど挙げた美容系の職業の中で、美容師については国家資格であり、専門学校に通ったうえで美容師免許を取得する必要があります。日本化粧品検定のような美容関連の資格を活用しながら、独学で行うのも一つの方法です。
美容専門学校やスクールに通う
最も確実な方法は、美容専門学校やスクールに通うことです。美容専門学校やスクールでは、美容に関する知識を学ぶためのカリキュラムがしっかりと組まれ、専門知識を持った講師から直接指導を受けられるため、正しい知識を着実に身に付けることができます。
日本化粧品検定の資格取得ならアフロート ヘア&メイクアップスクールへ!
美容専門学校・スクールの中でも、アフロート ヘア&メイクアップスクールはヘアメイク・ネイルに特化した、美容のプロを本気で目指す環境としておすすめです。化粧品検定をはじめ、美容に関する資格取得に強みがあります。
毎日通学する全日制の学び方と、自分の都合で学ぶ時間を設定できる自由予約制の学び方があり、自分のスタイルに合わせて知識・技術を磨くことができます。
あなたもアフロート ヘア&メイクアップスクールで、美容のプロを目指しませんか?詳しくはお問い合わせください。
この記事の監修者
AFLOAT CEO
アフロートSNS&ヘアメイクスクール学校長
宮村 浩気Hiroki Miyamura
日本で最も人気のあるトータルビューティーサロンAFLOAT GROUPのCEO(経営最高責任者)。芸能人やモデルからの信頼も厚く、多くの顧客を抱える。TVや雑誌で取り上げられることも多く、様々な美容関連商品のプロデュースも手がける。
日本で最も人気のあるトータルビューティーサロンAFLOAT GROUPのCEO(経営最高責任者)。芸能人やモデルからの信頼も厚く、多くの顧客を抱える。TVや雑誌で取り上げられることも多く、様々な美容関連商品のプロデュースも手がける。