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ジェルネイルに必要なものとは?揃えておきたい道具とジェルネイルの工程をチェック!
デザインの種類が豊富で、ぷっくりとツヤのある質感が人気のジェルネイル。ネイルサロンで施術を受けることが一般的ですが、実は必要な道具を揃えれば、初心者でもセルフでかわいいジェルネイルができます。
そこで今回は、セルフネイルに興味がある方へ向けてジェルネイルの基本情報や必要な道具、ジェルネイルのやり方などをご紹介します。初心者向けにわかりやすく解説していくので、ぜひご参考にしてください。
必要なものを揃える前に!そもそもジェルネイルとは?
ジェルネイルについて何となく知っているという方は多いですが、「マニキュアと何が違うの?」「どんな種類があるの?」など、詳しいことを知らない方は少なくありません。セルフでジェルネイルをやるなら知っておきたい部分なので、まずはジェルネイルの基本情報からお伝えしていきます。
ジェルネイルは合成樹脂を固めたネイル
ジェルネイルは、合成樹脂をLEDライトやUVライトで固めたネイルを指します。自然乾燥ゆえに乾くのに時間がかかるマニキュアとは異なり、ジェルネイルはライトで硬化させるので数十秒で乾きます。また二度塗り・三度塗りを行うのでぷっくりと厚みがあり、持続期間も長いのが特長です。ネイルのケアにより差はありますが、一度の施術で3〜4週間ほど保つので、お気に入りのネイルを長く楽しみたい方におすすめです。
くわえて、ジェルネイルはアート性にすぐれています。文字や絵を描いたり、ラメやラインストーンで飾りつけたりと表現力が幅広く、個性的でオリジナル性のあるデザインに仕上げることも可能です。
ソフトとハードの2種類のタイプがある
ジェルネイルには「ソフトジェル」と「ハードジェル」があります。
ソフトジェルはやわらかく、爪にフィットしやすいのが特長です。ハードジェルよりもやや強度は下がり、持続期間も短めですが、ジェルリムーバーでオフできる手軽さから初心者向けといえます。
一方、ハードジェルは強度が高く傷がつきにくいという特長があります。ツヤ感のある見た目と持続期間の長さから人気がありますが、削ってオフするので慣れないうちはセルフで行うのは難しいでしょう。
ジェルネイルに必要なもの一覧
ジェルネイルをする場合は、次のような道具を一式揃えましょう。順を追って詳しく確認していきます。
1. ネイルブラシ(平筆タイプ) |
1. ネイルブラシ(平筆タイプ)
ジェルネイルでは、やや広い範囲を塗れる平筆タイプのネイルブラシがおすすめです。筆先が四角いスクエア筆でも良いですが、「根元まできれいに塗れない」「ラインがガタガタしてズレてしまう」という方は、筆先が丸くて角のないオーバル筆を選んでも良いでしょう。
また、細筆も揃えておくとネイルアートをする際に便利です。
2. クリアジェル
クリアジェルは、ジェルネイルのベースコートやトップコートとして使用したり、ほかのカラーと混ぜて色を作ったり、ラメジェルを作ったりするのに使えます。また、ストーンやパールなどの装飾を爪にしっかりと固定する際にも役立つ万能なジェルです。
なお、クリアジェルの粘度はメーカーによってさまざまですが、トップコートやベースコートとしても使用するなら粘度が低くて伸びの良いものを選びましょう。
3. カラージェル
トップコートとベースコートの間に塗るカラージェルは、ジェルネイルの色を決める重要なアイテムです。見た目の華やかさに影響するため、お好みの色を揃えましょう。
4. LEDライト・UVライト
ジェルネイルはLEDライトやUVライトを照射し、化学反応を起こすことで硬化させます。UVライトでしか固まらないジェルもあるため、使用したいジェルの性質を確認しましょう。
5. ネイルファイル(爪やすり)
ジェルネイルは自爪の表面をネイルファイルで削ることで、自爪とジェルを密着させます。また、ジェルネイルをオフする際にもリムーバーを浸透させるためにジェルネイルの表面をネイルファイルで削ります。
なお、ネイルファイルは目が細かい180G〜240Gの範囲のものをいくつか準備しておきましょう。
6. ジェルリムーバー・アルミホイル
ジェルネイルのオフには、ジェルネイル専用のリムーバー(アセトン)を使用します。
・ネイルファイルでジェルネイルの表面に傷をつける |
アセトンは揮発性の高い成分のため、換気をしっかり行うことが大切です。不安な場合はネイルサロンでオフするようにしましょう。
7. コットンまたはワイプスポンジ
コットンは手指の消毒やジェルネイルをオフするときなどに使用します。またコットンでも代替は可能ですが、ワイプスポンジは未硬化ジェルの拭き取りに便利なので、揃えておくと役立ちます。
8. エタノール
エタノールは手指の消毒、油分・水分のオフ、はみ出たカラーの拭き取り、筆の消毒などに必要です。
9. ウッドスティック
ウッドスティックははみ出たジェルを取り除いたり、ネイルに細かい装飾を乗せたりする際に使用します。自爪からジェルがはみ出した状態で硬化させると、浮きの原因となるため1つは持っておきましょう。
10. キューティクルオイル
キューティクルオイル(ネイルオイル)は爪の乾燥防止に役立ちます。甘皮周辺にオイルを塗ると次に生えてくる自爪の健康を保てるほか、ジェルネイルを長持ちさせる効果も期待できるため、こまめに塗って保湿しましょう。
そのほか揃えておくと便利なもの
基本的には上記の道具を一式揃えておけば問題ありませんが、下記の道具もあると便利なのでぜひチェックしてみてください。
1. キューティクルリムーバー
ネイルを美しく見せるためには、爪の根元の甘皮ケアが肝心です。キューティクルリムーバーを用いることで、甘皮が取りやすくなります。
2. キューティクルプッシャー・ニッパー
キューティクルプッシャーは、甘皮を押し上げて除去する道具です。爪の根元や表面をきれいに整えることができますが、初心者の場合だと慣れないうちは力を入れすぎて自爪や皮膚を傷付けてしまうことがあるため、使用する際は注意しましょう。
また、ニッパーも不要な甘皮を処理する際に使用する道具です。甘皮を押し上げるキューティクルプッシャーとは異なり、ニッパーは押し上げた際にできる余分な甘皮を切り取ったり、硬くなった角質を除去したりするときに使います。初心者の場合、甘皮を必要以上に切りすぎてしまうことがあるため慎重に使用しましょう。
3. プレプライマー
プレプライマーは爪表面に残った油分・水分を除去する際に使用するアイテム。マニキュアのようにハケが付いているボトルタイプのほか、キッチンペーパーなどに含ませて使用するタイプもあります。
なお、プレプライマーは取れにくく自爪に多少なりとも負担がかかりますが、ジェルと自爪の密着度が高まり、ジェルネイルの浮きを抑えることが可能です。
必要なものを揃えて確認!ジェルネイルのやり方
必要な道具が揃ったら、ジェルネイルをはじめましょう。
1. 下準備
まずはハンドソープなどで手指をきれいに洗い、エタノールで爪や指、手のひら、手の甲などを消毒して油分を除去しましょう。手指をきれいにしたら、ネイルファイルで爪の形と長さを整えます。このとき、ネイルファイルは一定方向に動かし、爪の先端部分で形を整えてください。爪の先端にバリができた場合は、爪の裏側からネイルファイルをあてて削ります。
なお、爪の形はお好みでも良いのですが、初心者の場合はジェルネイルが剥がれにくい「ラウンド」がおすすめです。
2. ケア
次に爪のケアを行います。甘皮の処理ではキューティクルプッシャーやニッパーを使用するのですが、先にキューティクルリムーバーを塗布すると甘皮がふやけて処理しやすくなります。また「甘皮が少ない」「道具が足りない」という方は甘皮周辺にハンドクリームを塗ってお湯に指を入れ、ふやけた甘皮に湿らせたガーゼを軽く押し当ててくるくると回しましょう。
甘皮処理の次は、ネイルファイルで爪の表面を削って整えます。このとき、表面の削り残しがないように注意しましょう。爪の表面がツルツルしているとジェルネイルが密着せず、剥がれる原因になります。ただし削りすぎるのはNG!爪が弱くなってしまうので気をつけてください。
仕上げにダスト(削りカスなどの汚れ)をしっかりと払い、消毒用のエタノールで爪の消毒・油分の拭き取りをしたらプレプライマーを塗布しましょう。ここでの油分の除去はジェルネイルの浮きや剥がれを防止するために必要な工程なので、丁寧に行ってください。
3. ベースジェル
最初に爪に塗るのは「ベースジェル」です。しっかりと爪の表面に塗布することで、爪とジェルが剥がれにくくなります。
・爪の中央にベースジェルを乗せる |
ベースジェルを塗布したらLEDライトやUVライトを使って硬化させましょう。1回の塗布・硬化で充分ですが、ぷくっとしたかわいらしい爪にしたい場合は、2回塗布・硬化をするのがおすすめです。
4. カラージェル
ベースジェルを塗ったら「カラージェル」を塗って硬化させます。使用するカラージェルはお好みの色で良いのですが、お肌の色に近い色は多少よれても分かりづらいので、ジェルネイル初心者にもおすすめです。
・爪全体に薄くカラージェルを塗る |
カラージェルを塗布する際、色ムラが起きたり色が薄かったりすることがありますが、二度塗り・三度塗りによって色の調整ができるので問題ありません。むしろ、カラージェルは二度塗りをすることで発色が良くなり厚みが増します。
なお、カラージェルを二度塗り・三度塗りする際は、その都度硬化をしてください。
5. トップジェル
仕上げに「トップジェル」を塗布して硬化します。トップジェルはツヤ感のあるタイプ、マットなタイプ、ぷっくりと厚みが出るタイプなど種類はさまざまですが、初心者なら厚みが出る“硬め”のテクスチャーがおすすめです。液だれしづらく塗りやすいので、ぜひ試してみてください。
なお、トップジェルは1回の塗布・硬化でOKです。
6. 未硬化ジェルの拭き取り
未硬化ジェルの拭き取りも忘れずに行いましょう。トップジェルを硬化したあと、爪の表面には未硬化ジェルが残っています。そのままにすると表面がベタっとしますし、ネイルの仕上がりにも影響するため、エタノールやジェルクリーナーを染み込ませたコットンでベタつきがなくなるまで丁寧に拭き取りましょう。
7. 保湿
最後にキューティクルオイルで保湿をします。ジェルネイルは少なからず爪にダメージを与えるので、保湿をして爪にうるおいを与えることが大切です。また、キューティクルオイルはジェルネイルを長持ちさせるためにも欠かせないため、爪の付け根やサイドにもオイルを塗り、自爪の保護・ネイルの維持に努めましょう。
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セルフでもジェルネイルが上手にできるようになるには、何度も練習して作業に慣れることが大切です。しかし、中には自己流で身に付けた技術が本当に正しいのか不安に思う方もいるかもしれません。実際、間違った覚え方をしてしまうと直すのに苦労するため、早いうちから正しい知識と技術を学ぶことをおすすめします。
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この記事の監修者
神宮 麻実
アフロートネイルスクール学院長
多数のモデルや芸能人を顧客として抱え、圧倒的な支持を得るネイリスト。 度々テレビや雑誌でも特集されており、本の出版も多数。
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