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ジェルネイル中級とはどんな試験?気になる試験内容や合格率などを押さえておこう

ジェルネイル中級とはどんな試験?気になる試験内容や合格率などを押さえておこう

ジェルネイル検定中級(ジェルネイル技能検定中級)は、ネイリストとしてネイルサロンで働きたいなら積極的に取得しておきたい資格です。
そこで今回は、ジェルネイル検定中級の概要や合格率、実技試験で合格基準を満たすポイントやミスしがちなポイントなどをご紹介します。第一線で活躍できるネイリストを目指す方は、ぜひジェルネイル検定中級について押さえておきましょう。

ジェルネイル検定中級とは

ジェルネイル検定中級とは

ジェルネイル検定中級(ジェルネイル技能検定中級)は、ジェルネイルの正しい知識と安全な技術の確立を目指すNPO法人日本ネイリスト協会(通称JNA)が主催している検定試験の一つです。お客さまが安心して施術を受けられる健全なジェルネイルの普及を目的としており、受験者に「ネイルのプロとしてジェルネイルを施術するために必要な理論と技術」の習得を問います。プロのネイリストとしてサロンで勤務したい方には、必須ともいえる代表的な資格でしょう。

ジェルネイル検定は難易度が低い順に初級・中級・上級の3段階のレベルがあり、中級ではネイルケアとジェルネイルを施術するために、プロとしてサロンワークに必要な専門的知識と技術の修得を目指します。

試験会場は札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡の6箇所となっています。JNAではJNA認定校の生徒が自校で受験できる「自校開催制度」を設けているため、JNA認定校に通っている方は通い慣れたスクールで試験を受けることができます。
なお、試験開催時期は6月と12月の年2回です。申し込みは受験日の3ヶ月ほど前から始まり、約1ヶ月半受け付けています。6月の試験ならば2月中旬から、12月の受験の場合は8月中旬から受験申し込みができます。それぞれ試験日の4ヶ月〜5ヶ月前には試験要項が公開されるため、必ず最新の情報を確認しましょう。

ジェルネイル検定中級の試験概要

ジェルネイル検定中級の試験概要

ジェルネイル検定中級(ジェルネイル技能検定中級)の試験概要をご紹介します。

事前審査

ジェルネイル検定中級では、実技試験第一課題と第二課題の前にそれぞれ10分間の事前審査が行われます。

衛生管理

衛生管理面では、「衛生面に配慮した用具・用材がセッティングされているか」「トレイやフィンガーボウルなどの容器は消毒ができる材質のものを使用しているか」「用具・用材はきちんと消毒されているか」などがチェックされます。
衛生面に配慮されていない場合や消毒が不適切だと認められた場合には、減点対象となるため注意しましょう。

テーブルセッティング

テーブルセッティングでは、「ウェットステリライザーの状態」「使用禁止道具が準備されていないか」「指定商品リストのブランドを使っているか」「ライトの準備は適切か」「整理整頓されているか」といったことがチェックされます。
整理整頓されていない場合やテーブルセッティングに不備があった場合は、減点対象となるため注意しましょう。

なお、ジェルネイル検定中級での使用禁止道具は以下の通りです。

【第一課題】

・セラミックプッシャー
・ストーンプッシャー
・ネイルマシーン
・革製バッファ
・オイル
・グリセリン
・そのほか規定外の用具、用材

【第二課題】

・セラミックプッシャー
・ストーンプッシャー
・革製バッファ
・シャイナー
・オイル
・グリセリン
・クリーム、ローション類
・アート用シール
・ポリッシュ類
・絵の具
・材料の攪拌用として衛生的に保てない木製の道具
・光重合で硬化しないUVカットのためのトップコート類
・顔料のみ
・温度調整材(カイロなど)
・フォームを止めるための文具
・フォットペン
・そのほか規定外の用具、用材

使用が禁止されている道具をセッティングした場合は失格となります。

品名ラベル

品名ラベルが必要な用具、用材に正しく貼り付けされているかをチェックされます。品名ラベルは商品名ではなく、あらかじめ決められている表記にしなくてはいけません。
品名ラベルが必要な用具、用材は以下の通りです。

・ウェットステリライザー
・消毒剤
・液体ソープ
・コットン類
・ポリッシュリムーバー
・キューティクルクリームまたはキューティクルリムーバー
・ポリッシュ類(ベースコート・カラーポリッシュ・トップコート)
・プレプライマー
・プライマー
・ジェル類(ベースジェル・カラージェル・トップジェル・ミキシングジェル・イクステンションジェル)
・クレンザー
・ジェルブラシクリーナー
・クレンザー

なお、アルファベット表記になっている場合や、品名ラベルが必要な用具、用材に貼られていない場合は減点対象となります。

モデルの爪の状態

モデルの爪やトレーニングハンドのチップの状態が適切であるかがチェックされます。
モデルの爪及び爪周辺の皮膚に疾患がある場合はモデルとして認められません。さらに、モデルの爪はナチュラルネイルをベースに、イクステンションとリペアを合わせて2本まで可となっています。右手5本は事前にネイルケアを済ませておき、左手5本は試験1週間前からファイルやキューティクルクリーンのお手入れをしてはいけません。
なお、第一課題の際にモデルの爪が明らかに事前に手入れされている場合は減点対象となります。

トレーニングハンドを使用する場合は、右手か左手かがわかるようにラベルを貼り付けるか、油性マジックで記入しておかなければいけません。また、試験前日までにトレーニングハンドに10本のナチュラルチップを貼り付けておき、規定のラウンド型に整えておきましょう。カラーリングや装飾は一切禁止されています。

筆記試験

筆記試験は30分間。マークシート方式で実施され、公式テキストからの出題となります。出題範囲は以下の通りです。

・ネイルに関する基礎知識:衛生と消毒
・爪の構造(皮膚科学)
・爪の病気とトラブル(爪の解剖生理学)
・ネイルケア・ジェルネイルの手順
・その他実践的施術全般
・プロフェッショナリズム など
・ジェルネイルに関する基礎知識・理論

なお、前々回と前回の中級試験で筆記試験に合格した方は、受験申し込み時に筆記試験合格回の受験番号を入力すれば筆記試験を免除されます。

実技試験

実技試験

実技試験は、第一課題(30分)と第二課題(85分)に分かれています。第一課題と第二課題の間にはインターバル(15分)があり、第一課題の片付けと第二課題の準備を行います。第一課題・第二課題それぞれの試験内容は以下の通りです。

【第一課題】

・左手5本:ネイルケア・カラーリング
(手指消毒からファイリング、キューティクルクリーン、カラーリングまで)

【第二課題】

・右手4本(中指以外):ジェルグラデーション
・右手1本(中指):ジェルイクステンション(クリアスカルプ)
・左手5本:ジェルフレンチカラーリング

ジェルネイル検定中級の合格基準・合格率

ジェルネイル検定中級の合格基準・合格率

ジェルネイル検定中級(ジェルネイル技能検定中級)の受験資格は、ジェルネイル検定初級に合格していることです。そのため、受験に際しては初級の合格認定番号が必要になります。
次に、中級の合格基準と合格率についてご説明します。

ジェルネイル検定中級の合格基準

筆記試験は100点満点のうち80点以上、実技試験は100点満点のうち70点以上で合格となります。

ジェルネイル検定中級の合格率

ジェルネイル検定中級の合格率は60%程度といわれています。中級はプロのネイリストとしての証明であるため、やや難しいといえるでしょう。

ジェルネイル検定中級の実技試験で合格基準を満たすポイント

続いて、ジェルネイル検定中級(ジェルネイル技能検定中級)の実技試験に合格するためのポイントを確認しましょう。

第一課題の合格ポイント

ネイルケアが中心の第一課題では、ファイリングでラウンドカットに整え、フリーエッジは5mm以下にします。5本すべての形や長さのバランスが取れていることも重要です。メタルプッシャーとキューティクルニッパーは、施術する5本すべての指に使います。メタルプッシャーではプッシュバックとプッシュアップは適切に行いましょう。

第一課題の合格ポイント

ガーゼクリーンは1本ずつ、ガーゼを衛生的に使用しながらルースキューティクルを取り除きます。作業中にモデルや自分の手指を傷つけないよう注意してください。
ポリッシュは、色ムラやハケ筋、バブルがなく、爪の周囲にはみ出さないようにしながらキワまで塗布しましょう。カラーポリッシュは二度塗りが必要で、パールやメタリック入りは使用が禁止されています。仕上げにトップコートまで塗布してください。

第二課題の合格ポイント

第二課題では、右手中指に施すジェルイクステンション(クリアスカルプチュア)以外の9本の形や長さのバランスが整っているかに気を付けます。フリーエッジの長さは長くとも5mmで、イクステンションは2~3mmです。イクステンションのCカーブは10%程度で、ピンチは必ず指で入れます。サンディング不要のジェルを使うときでも、サンディングは必須です。

右手4本(中指以外)に施すグラデーションのカラージェルの濃さは適切か、幅はネイルベッドの3分の2程度になっているかも重要です。重ねる回数は自由ですが、カラージェルはピンク系、ベースはクリアかクリアピンクのみとなっています。さらに、左手5本に施すジェルフレンチカラーリングは、ホワイト(マット)を使用して筆のみで描かなくてはいけません。スマイルラインのバランスが整っているかも確認しましょう。表面に凸凹や気泡ができないように注意しつつ、ツヤを出して仕上げます。

ジェルネイル検定中級の実技試験でミスしがちなポイント

ジェルネイル検定中級の実技試験でミスしがちなポイント

ジェルネイル検定中級(ジェルネイル技能検定中級)の実技試験でミスしがちなポイントも確認しておきましょう。

第一課題のミスしがちなポイント

第一課題で気をつけるポイントは、モデルや自分の手指へのダメージです。赤みを帯びる程度のダメージであれば減点で済みますが、出血を伴う損傷を与えた場合は失格となります。ファイリングやクリーンナップ中は細心の注意を払って施術を行いましょう。カラーリング時にはベースコートのあとでポリッシュは2度塗りし、トップコートで仕上げてあるかも重要です。

第二課題のミスしがちなポイント

第二課題のミスしがちなポイント

第二課題ではグラデーションに使うジェルのピンクの色調や幅が適切か、フレンチではイエローラインが見えすぎていないかなどをチェックしましょう。さらに、フリーエッジの長さやスタイリングが正しくできているかにも必ず気を配りましょう。
なお、第二課題で使用するジェルは指定商品リストから選ぶ必要があります。

ジェルネイル検定中級に合格しプロのネイリストを目指そう!

プロのネイリストとして、サロンワークで必要なネイルケアとジェルネイルの専門知識や技術を習得している証となるのがジェルネイル検定中級(ジェルネイル技能検定中級)です。ネイリスト技能検定2級とともに取得していれば、就職時・転職時に応募できるネイルサロンの幅がグッと広がるでしょう。
そんなジェルネイル検定中級は、初級と比較すると難易度はやや高くなるため、合格を目指すならネイルスクールへ通うのがおすすめです。JNA認定校ならスキルの高い講師から直接指導が受けられるだけでなく、自校開催制度によって通い慣れたスクールで試験を受けることができます。

ジェルネイル検定中級の取得を目指すのなら、高い検定合格率を誇るアフロートネイルスクールへお越しください。

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この記事の監修者

神宮 麻実

神宮 麻実

アフロートネイルスクール学院長

多数のモデルや芸能人を顧客として抱え、圧倒的な支持を得るネイリスト。 度々テレビや雑誌でも特集されており、本の出版も多数。

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