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ネイリスト検定2級のアート、過去の出題内容は?合格のためのコツ

ネイリスト検定2級のアート、過去の出題内容は?合格のためのコツ

本記事ではネイリスト検定2級の、アートの実技試験を中心に、合格するためのコツをご紹介します。2級のアートのテーマは毎回変更されるため、フラットアートに適した道具の選択とそれを使った道具での反復練習が欠かせません。過去の出題傾向を参考に、しっかりと試験対策を行いましょう。

ネイリスト検定2級アートとは?

はじめに、ネイリスト検定2級について簡単にご紹介します。
ネイリスト検定2級は、公益財団法人日本ネイリスト検定試験センター(JNEC)が認定する、ネイリスト育成のための資格試験の一つです。1級を最高として3段階に分かれており、ネイリスト検定2級では、サロンワークで通用するネイルケア、リペア、チップ&ラップ、アートに関する技術・知識を問う内容となっています。

ネイリスト検定2級アートの試験内容

ネイリスト検定2級のアートは毎回違ったテーマを設定され、それに基づいてフラットアートを施術します。ベースカラーとしてパールホワイト以外の1色を必ず塗布し、イラストはアクリル絵の具を用いて、筆で描きます。トップコートで表面にツヤを出す仕上げまでが試験範囲です。ラメやラインストーンは使用可能です。

なお、実技試験は手指消毒から開始しなければなりませんが、チップ&ラップ、カラーリング、ネイルアートの順番は自由とされています。

ネイリスト検定2級の合格ライン

ネイリスト検定2級の実技試験は「良い=5点」〜「悪い=1点」の5点満点法で採点されます。50点満点中、38点以上が合格ラインです。もちろん失格対象に該当しないことが条件です。
時間配分が重要とされているため、全体の試験手順を知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。

▶ネイリスト検定2級合格の鍵は時間配分?試験手順と各工程のポイント解説

ネイリスト検定2級アートで使用禁止の道具

ネイリスト検定2級のネイルアートにおいて、次に挙げる道具は使用が禁止されています。会場に持ち込まないよう事前に確認しておきましょう。

(表1)ネイリスト検定2級のネイルアートで使用禁止の用具・用材

・アート用ステッカー(アートシール)
・ドットペン(マーブルツール)
・パールホワイトポリッシュ
・グリセリン
・食品容器
・台所用品全般
・その他規定外の用具・用材

ネイリスト検定2級アートで失格対象となる行為

次に挙げる行為は失格対象となるため、注意が必要です。

(表2)ネイリスト検定2級アートで失格対象となる行為

・指定色以外を使用した場合
・指定した指以外にアートをした場合
・アート用にステッカー(アートシール)、ドットペン(マーブルツール)を使用した場合
・ネイルアートの図案などを持ち込んだ場合(受験生自身の爪に試験アートと同一のアートを施している場合を含む)
・エンボスまたは3Dアートを行った場合
・アートを筆以外で描いた場合
・事前にモデルの爪にアートが施されている場合
・電源を使用した場合 など

ネイリスト検定2級で過去に出題されたアートのテーマ

次に、ネイリスト検定2級で過去に出題されたテーマを一部ご紹介します。

2019年春期は「気球」

2019年春期のテーマは気球でした。普段描く機会の少ないテーマではないでしょうか。気球のフワフワした浮遊感、空の青とのコントラストをビビッドに表現できるかが腕の見せ所です。

2020年冬期は「松竹梅」

2020年冬期のテーマは松竹梅でした。描く対象が3つあるため、レイアウトのバランスが重要となりました。このように和テイストのテーマも出題されるため、和装に合いそうなアートの練習も欠かせません。

2020年春期は「猫」

2020年春期のテーマは猫。こちらは比較的親しみやすいテーマ設定だったかもしれませんが、動物は顔の表情の愛らしさを上手く表現できるかが鍵。また胴体と顔の大きさで印象が大きく変わり、全体のバランスが重要となります。

2021年冬期は「四つ葉のクローバー」

2021年冬期は四つ葉のクローバーがテーマでした。シンプルなテーマですが、シンプルなほうがかえってバランスが取りにくいため、背景との配色とレイアウトに悩んだ方が多いかもしれません。アクセントにてんとう虫などを入れるとメリハリが付きます。

2021年春期(予定)は「犬」

そして2021年春期のテーマは犬と発表されました。犬と一口に言っても、柴犬やゴールデンレトリバー、ポメラニアン、ブルドックなど、犬種によって雰囲気が大きく変わります。図案の持ち込みはできないため、どのような犬にするのか決めて練習しておきましょう。

その他の出題傾向

上記以外にも、過去には様々なテーマが出題されました。七夕、薔薇(ばら)、蝶、ハロウィン、アーガイル柄、桜、木の実、リボン、レース、和柄、鯉のぼり、いちご・・・そのテーマは実に多岐にわたります。
傾向が掴みにくいネイリスト検定2級のアートですが、強いて言うなら、試験が行われる季節のイベントや自然を代表するテーマや、花や果物など植物に関連するテーマが設定されることが多いようです。

ネイリスト検定2級で過去に出題されたアートのテーマ

ネイリスト検定2級のアートの攻略ポイント

このように、ネイリスト検定2級のアートはテーマが毎回定まらないため、試験対策は非常に取りにくいです。推測する難易度は高いため、山を張るリスクは高いもの。
確実に対応すべきこととしては、試験のテーマが発表されたら、すぐに練習を始めることといえるでしょう。あとはどのようなテーマが与えられたとしても対応できるように、普段から様々な種類のフラットアートを練習し描き慣れておくことがとても重要です。
ネイリスト検定2級におけるネイルアートで採点基準のチェックポイントとして設けられているのは、次の3項目となっています。これらを満たすことを意識して取り組みましょう。

(表3)ネイリスト検定2級アートのチェックポイント

・ベースになる色は指定色以外であること。
 また、カラーリングもしっかりと仕上げること。
・テーマに相応しいデザインであること。
・アートは筆のみで描き、色彩が豊かで、デザインのバランスがとれ、細密度が高いこと。

なお、試験内容などは今後変更されることもあります。最新情報はJNECの公式サイトや試験要項をご確認ください。

参考:http://www.nail-kentei.or.jp/index.html

ネイルアートにおすすめの道具

ネイリスト検定2級のアートで重要なのは、テーマに沿っていて色彩豊かであること、また細かいところまで美しく表現されていることです。丁寧に、それでいて手早く仕上げなくてはなりません。
広範囲を塗るためのラウンドの平筆と、細かいイラストを描くための細筆をそれぞれ用意しておきましょう。ライナーブラシは毛幅の違うタイプを何本か揃えておくと、様々なテーマに対応できます。0.2mm程度の毛幅のものが1本あると、細かいアートも潰さずに描くことができます。細く長い線をきれいに引きたいときは、毛幅の長いロングライナーを用いると良いでしょう。
ブラシの硬さによっても上手く線が引けるかが変わるため、練習で力の入れ具合を調整しながら自分にぴったりの筆を選んで臨みましょう。
ネイリスト検定2級のアートに適したアクリル絵の具は、ターナーガッシュやアクリラガッシュが使いやすく、乾く時間も比較的早く人気のようです。アクリル絵の具には透明タイプ、半透明タイプ、不透明タイプがありますが、不透明タイプ以外は白を混ぜないと下の色と重なってしまうため注意が必要です。施術に使える時間、表現したい色とのバランスも考えながら選びましょう。

▶プロ直伝!ネイリスト検定2級受験に必要な道具リストと勉強法

ネイルアートにおすすめの道具

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試験対策のしにくいネイリスト検定2級のアートですが、美しいアートを創るための理論と実践を重視しているアフロートネイルスクールでは、ネイリスト検定2級のフラットアート対策も万全です。モチーフの分析とデッサン力をプロの講師に教わりながらしっかりと鍛えて、絵が苦手な方でも基礎から実力を身に付けることができます。
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この記事の監修者

神宮 麻実

神宮 麻実

アフロートネイルスクール学院長

多数のモデルや芸能人を顧客として抱え、圧倒的な支持を得るネイリスト。 度々テレビや雑誌でも特集されており、本の出版も多数。

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