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ネイル業界トピックス

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ネイル業界の将来展望と今後ネイリストに求められる役割

ネイル業界の将来展望と今後ネイリストに求められる役割

ネイル業界で働いている方、将来ネイリストになりたいと思っている方は、ネイル業界の動向について把握できていますか?今業界がどのような状況にあり、どう変わっていくのかを知ることは、ネイリストとして働く上で大切なことです。
本記事では、ネイルサロンを中心とするネイル業界の市場規模や店舗数、利用者の状況といった数字に注目しながら、ネイル業界の全体像をお伝えします。また、その上でこれからのネイリストに求められる役割についても考察をしていきます。

数字で理解するネイル業界

まずはネイル業界を取り巻く環境について、売上高や店舗数などをお伝えします。

ネイル業界全体の市場規模

NPO法人日本ネイリスト協会(JNA)が発行した「ネイル白書2020」によると、ネイルサロンを中心とするネイル産業全体の市場規模は、2015年以降年々1%前後で増加傾向にあります。2018年の推計では2,296億5,000円、2019年は2,321億(見込)、2020年が2,344億円(予測)となっています。

ネイルサロンの市場規模

そのうち、ネイルサロンを中心とするネイルサービス市場については、2005年〜2015年にかけて急成長しましたが、2015年以降の増加は緩やかです。2015年には1,655億円で、その後2018年には1,716億円となっています。

ネイルサロンの店舗数

ネイルサロンの出店数については、2015年〜2018年の3年間に、24,450店から28,150店と、15.1%の増加となっています。一方で、同時期の売上高については、1,655億円から1,716億円と、増加率は3.6%です。サロン数が増加を続ける一方で売上高が伸び悩んでいるということは、サロン間の競争が激しくなっていることが示唆されています。

参考:https://www.nail.or.jp/publish/nail_report.html

ネイルサロンの利用状況

ホットペッパービューティーを運営する株式会社リクルートライフスタイルが2019年上期に行った調査では、ネイルサロンの利用率や年間利用回数、利用金額などが示されています。

利用率については女性全体で9.8%と、これは前年比0.2ポイントの減少であり、ほぼ横ばいとなっています。15歳〜19歳については前年比3.7ポイントの減少傾向です。

年間利用回数は女性全体で4.86回と、これは前年と比較すると12.8%の増加傾向にあります。

ネイルサロン1回あたりの利用金額については、女性全体で5,566円と、前年比351円(6.7%)の増加となっています。

まとめると、ネイルサロンへ行く方については、利用金額や利用回数はやや増加傾向にありつつも、利用率が特に若年層で減少傾向にあることから、ネイルサロンを利用し続けてもらうことが課題であることが示唆されています。

※全国の人口20万人以上の都市に居住する15〜69歳の男女各6,600名を対象としたインターネットによるアンケート調査(実施時期は2019年2月15日〜2月28日)。

参考:https://www.recruit-lifestyle.co.jp/uploads/2019/06/RecruitLifestyle_HBA_20190613_002.pdf

現在の動向についての考察

現在の動向についての考察

近年の推移を見ると、今後ネイル市場がジェルネイルの流行し始めた2000年頃のように急成長することは考えにくく、ネイルサロン同士の競争は徐々に激化していく状況が読み取れます。

また、一度ネイルサロンを利用した方の「サロン離れ」が多い傾向にあります。理由としては、セルフネイルの広がりなどによって、ネイルサロンへ通い続けるメリットが感じられにくくなっていることなどが考えられます。

ネイルを取り巻く環境が変化していく中で、他のネイルサロンやネイルサービスと差別化を図りながら、お客様から選ばれるサロンになっていく必要があるといえるでしょう。

これからのネイリストに求められる役割

このように、今後のネイル業界を盛り上げていくためには、サロンであることの強みやメリットをお客様にご理解いただき、いかに継続してサロンを利用いただくかが重要となります。これまでと同じ考え方ではなく、戦略的に需要を作っていく力が必要となります。

最後に、今後のネイリストに求められる役割と、選ばれるネイリストを目指すにあたってできることについてお伝えします。

これからのネイリストに求められる役割

コミュニケーション能力

当たり前と思われるかもしれませんが、やはりネイリストには技術だけでなく、お客様の要望を的確に捉える能力が非常に大切です。単純に「このデザインをしたいから」といった理由でネイルサロンを選択しているお客様が多い場合には、他のサロンなどでも代替可能となってしまいます。そうではなく「このネイリストにデザインを任せたいから」と思っていただけるようになれば、他に代わりは利きません。技術を提供するだけではなく、接客術・コミュニケーション能力も高めていくことで、選ばれるネイリストに近づけるはずです。

衛生面の知識

近年は新型コロナウイルスの感染拡大により、人々の衛生面に関する意識が、これまでにないほど高まっています。ネイルサロンにおいても、新型コロナウイルスのみならず、カビや白癬菌(水虫)の発生をはじめとする衛生対策は必須といえます。

衛生面の専門知識を証明する資格としては、JNAが認定する「ネイルサロン衛生管理士」の制度があります。2019年12月末日時点で、資格取得社数は72,000名を超えています。このような資格取得などで衛生管理に関する知識を学び、適切に対応できる力は今後一層重要となっていくでしょう。

▼ネイルサロン衛生管理しとは?求められる技能や資格への需要

新しいネイル技術・情報発信技術の習得

ネイル技術も時代の流れと共に発展しており、新しいネイルが続々登場しています。
たとえばパラジェルは2010年頃に登場し、徐々に浸透しつつある比較的新しいタイプのソフトジェルネイルです。2017年頃より普及し始めたオートネイル(ネイルプリンター)を活用することで、繊細で複雑なアートも短時間で描けるようになりました。業務の効率化、店舗回転率の向上に期待されています。

また、近年は無料動画配信サイトやInstagramでもセルフネイルのやり方をレクチャーする方が登場し、ネイルを楽しむ方法が多様化しています。無料サービスで満足するようになってしまえば、ネイルサロンへ足を運ぶ機会が減ってしまうことが予測されます。
たとえばネイルサロンとしてYouTube公式チャンネルや公式Instagramを開設し、美しい動画や写真を活用して、思わずサロンに行きたくなるような情報提供活動を行うなど、テクノロジーを駆使した広報戦略を展開することなどが考えられます。

これらのような最新技術に対する情報感度を高め、時代に合わせたサービスを考えて提供していくことが、これからのネイリストには求められます。

ネイル業界は厳しくも楽しい世界!一歩踏み出すならネイルスクールへ

これまで述べてきたとおり、これからのネイル業界には厳しい局面も予測されますが、だからこそ、そのような中でもお客様から認められ、一人のネイリストとして活躍することには、大きなやりがいがあります。

アフロートネイルスクールでは、卒業後すぐに活躍するネイリストとなれるよう、実践的なカリキュラムが組まれています。ネイルの技術はもちろん、サロンへの集客方法、衛生面の知識も含めて、一人前のネイリストに必要な能力をしっかりと基礎から身につけられます。これからネイリストを目指したい方は、アフロートネイルスクールで、これからのネイリストに必要な力を身に着けて、ネイル業界の第一線で活躍するネイリストを目指してみませんか?

ネイリストを目指すなら!アフロートネイルスクールdouble_arrow

この記事の監修者

神宮 麻実

神宮 麻実

アフロートネイルスクール学院長

多数のモデルや芸能人を顧客として抱え、圧倒的な支持を得るネイリスト。 度々テレビや雑誌でも特集されており、本の出版も多数。

全国に22校舎で開講中