AFLOAT Nail School

アフロートネイルスクール東京 ⁄ 大阪 ⁄ 名古屋 ⁄ 北海道 ⁄ 福岡人気サロン「アフロート」のネイル専門スクール

アフロートネイルスクール
東京/大阪/名古屋/北海道/福岡

local_phone
ネイル業界トピックス

ネイル検定や就職、ホームサロン開業や、今のネイルのトレンドまで幅広く配信!

ハードジェルとソフトジェルネイルの違いとは?おすすめの使い分けもご紹介

ソフトネイル派?ハードネイル派?ジェルネイルの違いと使い分け

「ネイル」と一言でいっても、マニキュアやジェルネイルなどさまざまな種類があります。また、ジェルネイルにも「ハードジェル」「ソフトジェル」の2種類が存在し、それぞれで特徴が異なるため知っておかなければなりません。

そこで今回は、ジェルネイルとマニキュアの違いをはじめ、ハードジェルとソフトジェルの特徴についてご紹介します。また、オフのやり方やおすすめの使い分けもご紹介しているので、ぜひご参考にしてください。

まずは押さえておこう!ジェルネイルとマニキュアの違い

まずは押さえておこう!ジェルネイルとマニキュアの違い

ジェルネイルとマニキュアは違うとわかっていても、「具体的に何が違うのかわからない」という方もいるのではないでしょうか。

ジェルネイルは、塗布したあとに専用のUVライトを用いて硬化するのが特徴です。UVライトを当てることによって2〜3分程度で硬化できるため、触ってもジェルが崩れたり手に付いたりする心配がありません。また、硬化後は水に触れても問題ないので「乾かす時間がない」という方でも気軽にネイルを楽しむことができます。

このほか、ジェルネイルは長持ちするのも特徴のひとつです。2〜3週間程度はきれいな状態が持続するため、頻繁に付け替える必要はないといえるでしょう。

一方で、マニキュアはセルフでも気軽に楽しめるのが特徴です。乾かすまでに時間はかかってしまいますが、付属のハケを使って爪に塗るだけなので特別な技術は必要ありません。くわえて、マニキュアはオフがしやすいという魅力もあります。除光液で簡単に落とせるため、オフに手間も時間もかからないのは大きな魅力といえるでしょう。

このように、ジェルネイルとマニキュアにはそれぞれ違った特徴があります。さらに、ジェルネイルには「ハードジェル」「ソフトジェル」もあるので、この2つの違いも知ってネイルを楽しむようにしましょう。

ハードジェルとは

ハードジェルネイルとはその名の通り、硬い材質のジェルネイルのことをいいます。UVライトなどを照射して硬化させる点はソフトネイルと変わりません。

ハードジェルのメリット

ネイルサロンで普及しているジェルネイルはソフトジェルのため、ハードジェルについてはあまり馴染みのない方が多いかもしれません。しかし、ハードジェルには次のようなメリットがあり、使い方次第ではこれまでのネイルとは違う新しい魅力を楽しむことができるようになります。

1. 強度があり、長さだしが得意

ハードジェルネイルには強度があるため、ジェルネイルでありながらも5mm程度までなら長さをだすことができます。長い爪に付けてもヒビが入ったり折れたりしにくいので、大きなストーンをたくさん使うゴージャスなデザインでも安心です。

2. 長持ちする

ハードジェルは前述の通り強度があるため、長持ちしやすいのもメリットです。しっかり爪に密着するためあまり浮いてくることがなく、1ヶ月程度長持ちします。

3. 透明感・つやがある

ハードジェルは光沢があり、つやがとてもよいことも特徴として挙げられます。ラメやスパンコールなどを使った華やかなデザインのネイルとも相性がよいといえます。

ハードジェルのデメリット

一方、ハードジェルを取り扱う上では、次のようなデメリットに注意する必要があります。

1. オフするのに手間がかかる

ハードジェルは丈夫な反面、オフに手間がかかります。ソフトジェルであればアセトンなどリムーバーで溶かしてオフできますが、ハードジェルの場合にはヤスリなどで削ってオフします。無理に削り取ろうとすると自爪を傷付けるため、少し時間をかけて丁寧に行うことが大切です。このように取り扱いに手間がかかるため、ネイルサロンではあまり普及していない事情があります。

2. 初心者に不向き

オフの際に削る作業があることに付随しますが、ハードジェルは取り扱いが難しく、特にセルフネイルの初心者の方にはあまりおすすめできない材質です。ネイルの技術力がある程度ないと、爪を誤って深く削ってしまうなどのリスクがあります。

3. カラーバリエーションが少ない

ソフトネイルのほうがポピュラーということもあり、ハードジェルはカラーバリエーションがあまり多くありません。そのため、さまざまな色を試したい方には不向きといえます。

ハードジェルネイルのオフのやり方

ハードジェルネイルのオフのやり方

ハードジェルネイルをオフする前に、フォームを使って長さだしを行っている場合、もしくはチップを使用している場合はアクリルニッパーで短くカットします。チップやフォームを使用していない場合は、カットする必要はありません。

ハードジェルネイルをオフする際、主に100Gのファイルとバッファーを使用します。
まず、100Gのファイルで爪の長さを整えていきます。次に、表面のジェルを削っていきましょう。仮に、フィニッシャーがある場合はそれを使うことでスムーズにジェルを落としていくことが可能です。
表面のジェルを削る際、削りすぎてしまうと自爪を傷付けてしまうので慎重に行うようにしましょう。続いて、バッファーで爪の表面に残ったジェルを磨いて落としていきます。最後に、キューティクルオイルを塗って爪をケアしたら完成です。

ソフトジェルとは

ソフトジェルとは

続いて、ソフトジェルネイルの特徴についてお伝えします。ネイルサロンでも一般的になっているソフトジェルは、その名の通り柔らかい性質でできており、爪にぴったりフィットしやすいネイルです。

ソフトジェルのメリット

ソフトジェルを使用するメリットは次の通りです。

1. 柔らかく取り扱いが容易

繰り返しになりますが、ソフトジェルはハードジェルと比べて柔らかい材質をしています。そのため初心者でも取り扱いやすく、セルフネイルにも向いています。

2. アセトンでオフが容易

ソフトジェルもネイルサロンでのオフが基本ではありますが、アセトンでオフできるため、爪を削って取り外すハードジェルネイルよりも簡単で、自爪を傷付ける心配がありません。

3. カラーバリエーションが豊富

ソフトジェルは一般に広く普及していることもあり、どのネイルサロンへ行っても豊富なバリエーションから好きな色を選ぶことができます。いろんなカラーでネイルしたい方はやはりソフトジェルのほうが向いているといえるでしょう。

ソフトジェルのデメリット

一方、ソフトジェルのデメリットを挙げると、次の通りです。

1. 持ちが悪くなる可能性がある

素材の柔らかさから、自爪が薄い方の場合には定着が悪い可能性があります。長持ちの観点でいえばハードジェルのほうがよいといえます。

2. 長さだしには向かない

素材の性質から、爪に長さをだしたい場合にはソフトジェルは不向きです。そのため、「長さだしをしたい」という方にとってはデメリットといえるでしょう。

ソフトジェルネイルのオフのやり方

ソフトジェルネイルをオフする前に、まずはコットンとアルミホイルをカットしておくようにしましょう。コットンは爪のサイズ、アルミホイルは指に巻ける程度の大きさにカットします。

コットンとアルミホイルを準備したら、80~100Gのファイルを使ってカラージェルだけを軽く削ります。このとき、爪先のカラージェルも削り忘れないよう注意しましょう。次に、カットしたコットンにリムーバーをたっぷり含ませ、爪の上に置きます。コットンがずれないようアルミホイルを指に巻き、そこから10〜15分程度放置します。リムーバーを使用する際は、引火する恐れがあるため火気の近くで行わないよう注意しましょう。

時間になったら、アルミホイルとコットンを外してジェルが柔らかくなっているかを確認します。まだ柔らかくないようであれば、もう少し時間を置くようにしましょう。柔らかくなっている場合は、ウッドスティックを使ってジェルネイルを丁寧に剥がしていきます。ウッドスティックを使って剥がす際、引っかかりを感じたら無理に剥がしてはいけません。なぜなら、無理に剥がすと爪が薄くなる恐れがあるからです。そのため、引っかかりを感じたら再度コットンとアルミホイルを巻いて時間を置くようにしましょう。

ジェルを剥がしたら、240Gのバッファーを使って表面を整えます。最後に、キューティクルオイルを塗って爪をケアしたら完成です。

ハードジェルとソフトジェルの使い分け

ハードジェルとソフトジェルの使い分け

では、ハードジェルとソフトジェルの使い分けとしてはどのような扱い方が適切なのでしょうか。

このようなときはハードジェルがおすすめ

次のようなときは、ハードジェルを使用するのがおすすめです。

アセトンに抵抗がある・アレルギーがある

アセトンのような薬品の取り扱いに抵抗のある方、アレルギーがある方は、アセトンを使わないハードジェルがおすすめです。
ネイルをオフする際、アセトンを使用しすぎると皮膚や爪にダメージを与える可能性があります。また、アセトンによって乾燥し二枚爪になってしまうこともあるでしょう。
アセトンアレルギーがある場合はそもそも使用してはいけないため、オフする際にアセトンを使用するソフトジェルネイルは向いていません。

その点、オフの際にアセトンを使用しないハードジェルであれば皮膚や爪のダメージを抑えることができます。こうしたことから、アセトンに抵抗がある方やアレルギーのある方はハードジェルを使用するのがおすすめです。

長さだしをしたい

繰り返しになりますが、ハードジェルを使用すれば爪の長さをだすことができます。「自爪だとすぐに折れたりヒビ割れたりする」という場合も、ハードジェルネイルを施すことで悩みをカバーできるでしょう。

パーツをたくさん使用したい

ハードジェルは強度と硬さがあるため、パーツが取れにくくなっています。重さのあるパーツもしっかり留めることができ、ちょっとした衝撃で落ちてしまう心配もありません。そのため、「さまざまなパーツを使って手元を華やかにしたい」という場合は、ハードジェルの使用がおすすめです。

このようなときはソフトジェルがおすすめ

一方で、次のような場合はソフトジェルの使用がおすすめです。

手軽にネイルを楽しみたい

手軽にネイルを楽しみたい場合は、取り扱いやすいソフトジェルがおすすめです。
前述したように、ソフトジェルをオフする際はリムーバーを使用します。ハードジェルだと削って落とさないといけませんが、ソフトジェルであればリムーバーで簡単に落とせるので、「削りすぎて自爪を傷めてしまう」という心配がありません。オフするのに特別な技術が必要ないので、初心者でもジェルネイルを楽しむことができます。

さまざまな色を取り入れたい

ソフトジェルはカラーバリエーションが豊富なため、さまざまな色を使ってアレンジを楽しめるという魅力もあります。また、自分の好みやその日のファッション、気分に合わせた色を取り入れることもできるので、パターン化してしまう心配もありません。そのため、さまざまな色を取り入れてネイルを楽しみたい方はソフトジェルの使用がおすすめです。

自爪に近い仕上がりがよい

ソフトジェルは材質が柔らかいので、塗ったときの締め付け感がありません。くわえて、ソフトジェルは見た目が薄付きで自爪に近い仕上がりになります。そのため、「ネイルの締め付け感が苦手」「自然な見た目に仕上げたい」という方は、ソフトジェルの使用がおすすめです。

ハードジェルとソフトジェルを一緒に使用するのも一案

ハードジェルとソフトジェルを一緒に使用するのも一案
ジェルネイルを施す際、ハードジェルとソフトジェルのどちらかだけを使用するのではなく、両方使用する方法もあります。たとえばベースをハードジェル、カラーとトップをソフトジェルで作成すれば両方のよいところを取り入れることが可能です。とはいえ、前述したようにハードジェルはオフの際にジェルを削り取らなければなりません。そのため、もし「ベースをハードジェルにすると自爪を傷めないか心配」という方は、フィルイン技法を取り入れるのがおすすめです。

フィルイン技法とは、一番下の層だけを残し、それ以外をオフして再度その上からネイルを施す方法です。つまり、ベースのハードジェルは削り取る必要がないのです。これにより、自爪を傷めることなく新しいデザインのネイルを施すことができます。

ハードジェルとソフトジェルの比較まとめ

これまでの解説を一覧表にまとめました。ハードジェルネイルとソフトジェルネイルの使い分けに迷ったら、こちらの一覧表をぜひご参考にしてください。

(表)ハードジェルとソフトジェルの機能比較

ソフトジェル

ハードジェル

取り扱いやすさ

持続性

つや

強度

長さ出し

装飾の付けやすさ

オフのしやすさ

カラーバリエーション

ハードジェルとソフトジェルを使いこなしておしゃれ上級者へ!

ハードジェルネイルとソフトジェルネイルの違いは材質にあり、どちらがよいというわけではなく、好みや状況に応じた使い分けがあります。まだハードジェルを使ったことのない方は、ネイルのデザインの幅を広げるためにも、一度使ってみてはいかがでしょうか。長さだしや大ぶりの飾りを付けるのには技術力がいりますが、ネイルがぐっと楽しくなることは間違いありません。

ネイルの技術力をもっと高めたい方は、一度スクールで基礎から学んでみることもおすすめします。中でもアフロートネイルスクールでは、ネイルサロンのプロが実践している、高いネイルの技術を学ぶことができます。独学では突破が難しいとされているジェルネイル検定やネイル検定の資格取得もしっかりサポート。3Dアートやストーンアートも、アフロートネイルスクールで学べば着実に上達します。
プロのネイリストとして活躍できる力を、アフロートネイルスクールで身に付けませんか? 詳しいカリキュラムなどはお問い合わせください。

ネイリストを目指すなら!アフロートネイルスクールdouble_arrow

この記事の監修者

神宮 麻実

神宮 麻実

アフロートネイルスクール学院長

多数のモデルや芸能人を顧客として抱え、圧倒的な支持を得るネイリスト。 度々テレビや雑誌でも特集されており、本の出版も多数。