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セルフで簡単!グラデーションネイルのやり方【初心者必見】

セルフで簡単!グラデーションネイルのやり方【初心者必見】

爪先から爪の付け根にかけて、緩やかに色が変化していくグラデーションネイル。その自然な美しさから、セルフネイルでもマスターしておきたい定番デザインの一つですよね。でもそのグラデーションをきれいに出すためにはコツがいるため、ネイル初心者の方は失敗してしまいがちです。そこで本記事では、簡単に実践できるグラデーションネイルの実施方法を丁寧に解説していきます。

実は簡単!?グラデーションネイル

ネイル初心者の方は、セルフだとグラデーションがうまくできないと思いがちですが、実はちょっとしたコツさえ押さえれば、マニキュアでもジェルネイルでも、簡単にきれいなグラデーションが作れるようになります。大事なことは、グラデーション作りに必要な道具を揃えておくことと、ネイルカラーを塗る前の下準備です。

では、まずはグラデーションネイルに必要な用具・用材を確認していきましょう。

グラデーションネイルに必要な用具・用材

グラデーションを作るためには、まずは以下の道具を準備しましょう。

(表)グラデーションネイルに必要な道具

・UVライトまたはLEDライト
・ベースジェル
・カラージェル
・クリアジェル
・筆
・スポンジ(化粧用パフなど)

マニキュアで美しいグラデーションを描くために欠かせないアイテムはスポンジです。なるべく目の細かい、化粧用パフなどを用意しましょう。ネイル専用のスポンジも販売されています。大容量のものは練習用にぴったりです。

マニキュアはマットではなく、シアー感の強いカラーを選びましょう。ラメ入りタイプもおすすめです。ラメの量は多いほうがよく、粒の大きいスパンコールラメでも問題ありません。
トップコートにはシロップネイルなど、透け感のあるタイプを用いるとよりきれいな仕上がりとなります。

大切なのはネイルカラーを塗る前の下準備

大切なのはネイルカラーを塗る前の下準備

グラデーション作り成功のためには、カラーを塗る前の下準備が欠かせません。甘皮処理なども丁寧に行い、爪の表面を磨いて整えてベースコートを塗りましょう。下準備をしっかりしていればネイルの発色が良くなり、仕上がりの精度が上がります。

タイプ別・グラデーションを作る方法

それでは、ジェルネイルでグラデーションを作る方法をご説明します。基本形の他、ラメグラデーションの場合と、逆グラデーションの場合についても解説していきます。

基本のグラデーション編

基本的なグラデーションの作り方の手順は、次にお示しする通りです。

(1)クリアのベースコートを塗る

爪の下準備を終えたら、クリアジェルをベースに塗っていきます。一度硬化させ、その上からまた薄くジェルを塗りますが、ここで硬化させないことがポイントです。未硬化にしておくことで、上から塗っていくカラージェルをぼかしやすくなります。

(2)爪の先端にカラージェルを塗る

グラデーションをしたい部分、爪の先端から爪の中心に向かって、筆でカラージェルを塗布していきます。根本の方向へ向かってジェルを移動させるようなイメージで行います。
クリアジェルと混ぜるようなイメージで根本方向へ持っていくとうまくいきやすくなります。

(3)馴染ませて硬化する

一度筆先を拭き取ってきれいにしてから、セルフレベリングでジェルを馴染ませます。先端にジェルを残しすぎないよう注意しましょう。馴染ませられたらライトで硬化させます。

(4)再度爪の先端にカラージェルを塗る

もう一度爪の先端にカラージェルを同量取り、根本の方向へ向かって薄く伸ばしながらグラデーションを作っていきます。先程の色は爪の中央部分まで入れましたが、今度はもう少し爪先寄りで留め、段階的にグラデーションを作ります。
色を馴染ませる際には再度筆先を拭き取ってから行いましょう。ただしあまり触りすぎないように気を付けてください。そこまでできたらライトで硬化させます。
(3)〜(4)を2〜3回繰り返し、ムラなくグラデーションを仕上げられたら硬化させます。

(5)トップコートを塗り硬化する

最後にトップジェル(クリアジェル)を塗って、硬化させたら完成です。

ラメグラデーション編

ラメグラデーションの作り方の手順も、概ね基本編と同様です。

(1)クリアのベースコートを塗る

爪の下準備を終えたら、クリアジェルをベースに塗ります。一度硬化させ、その上から薄くクリアジェルを再度塗ります。2層目のクリアジェルは未硬化の状態にしておきます。

(2)爪の先端〜中央部にラメを乗せる

アルミホイルなどの上に透明なジェルを取り、そこへラメを加えて混ぜます。ラメ入りジェルネイルができたら、先端部分から中央部分まで、筆でラメを塗っていきます。この後何度か重ねてジェルを塗っていきますが、まずは薄く塗っていくことがポイントです。

(3)1層目を硬化する

全部の爪に塗れたら、硬化させます。

(4)爪の先端に2度目のラメを塗る

硬化したらもう一度爪の先端にラメを取って乗せていきます。(2)のときは中央部分まで薄く伸ばしましたが、今度は中央部分まで伸ばさずに、先端寄りに塗るのがポイントです。(2)と同じところまで塗ってしまうとグラデーションにならないため注意しましょう。
馴染ませられたらライトで硬化させます。

(5)爪の先端に3度目のラメを塗る

硬化したら、(4)のときよりもさらに狭い先端部分、白い爪のあたりにラメを乗せます。少し多めに取ると先端部分が濃くなり、グラデーションがきれいに出ます。全部塗れたら硬化させます。

(6)トップコートを塗り硬化する

最後にトップジェル(クリアジェル)を塗って、硬化させたら完成です。

逆グラデーション編

今度は爪の根本のほうの色を濃くする、逆グラデーションネイルのやり方をお伝えします。

逆グラデーションネイルは、基本編が押さえられていれば簡単。先端と爪の根本を上下逆にするだけで作ることができます。注意点としては、ジェルが爪の根本に溜まらないようにすることが挙げられます。筆の動かし方を下から上へと意識するとよいでしょう。

マニキュアでもスポンジを使えば簡単

マニキュアでもスポンジを使えば簡単

マニキュアの場合はジェルネイルよりも色が混ざりにくい性質があり、グラデーションを作るのが難しいとされています。しかし、スポンジを使えば初心者でも簡単にグラデーションが作れるようになります。

マニキュアでグラデーションを作る手順

(1)ベースコートを塗る

まずは通常通り、甘皮処理などを済ませたらベースコートを塗布します。

(2)スポンジにカラーを付けてポンポン叩く

次に、適度な大きさへスポンジをカットし、スポンジにカラーを少し多めに付けます。まずは爪の先端部分から根本へ向かって、爪の4分の3程度の位置まで、ポンポンとスポンジを叩くようにして色を付けていきます。この段階では発色はあまり気にせず、薄く付けていきます。

(3)爪の先端部分へカラーを乗せる

続いて、爪の先端部分に、カラー本来の濃い色のマニキュアを塗ります。位置としては先端から3分の1程度まで塗りましょう。

(4)境目をスポンジでぼかす

(2)と(3)の境目がはっきり出てしまっているため、(3)で乗せたマニキュアとの境目を、スポンジでポンポンと叩くようにしてぼかします。表面がデコボコするのが気になるかもしれませんが、大丈夫です。

(5)グラデーションが乾く前にトップコートを塗る

最後に、トップコートを塗布していきます。きれいに仕上げるポイントは、グラデーションが乾く前にトップコートを塗ることです。デコボコの表面がトップコートを塗ることでちょうどいい具合になだらかになり、美しいグラデーションを作ることができます。

グラデーションネイル上級者を目指したい方へ

セルフでは難しいと思われがちなグラデーションネイルですが、今回ご紹介した方法でポイントを押さえれば、初心者でも簡単に仕上げられます。上達するには練習あるのみですので、このやり方を覚えて実践してみてください。

今回お伝えした方法は初心者向けですが、さらに上達したい方は、次のような方法でさらにレベルアップできます。

資格を取得する

ネイリストとしての技術・知識レベルを証明するためには、いくつかの資格があります。ネイル検定やジェルネイル検定が有名ですが、詳しくはネイリストの資格についてまとめた記事をご参照ください。

ネイルスクールで効率的に学ぶ

独学での技術力アップには限界があるため、本格的にネイルを勉強するなら、専門のネイルスクールへ通ってプロから教わることがおすすめです。アフロートのネイルスクールでは、ネイリストとしてすぐに活躍するための技術が身につけられるので、興味のある方はぜひ入学をご検討ください。

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この記事の監修者

神宮 麻実

神宮 麻実

アフロートネイルスクール学院長

多数のモデルや芸能人を顧客として抱え、圧倒的な支持を得るネイリスト。 度々テレビや雑誌でも特集されており、本の出版も多数。

全国に22校舎で開講中