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ジェルネイル検定初級・筆記試験の内容は?問題数や合格基準まとめ

ジェルネイル検定初級・筆記試験の内容は?問題数や合格基準まとめ

ジェルネイル検定はネイリスト検定と並び、ネイリストを目指す方なら取得しておきたい資格。そこで今回は、ジェルネイル検定初級を受けるにあたって知っておきたい筆記試験の内容について解説します。試験対策や免除制度についてもご紹介するので、ジェルネイル検定初級を受験予定の方は、ぜひご参考にしてください。

ジェルネイル検定初級の筆記試験とは

ジェルネイル検定初級とは、JNA(NPO法人日本ネイリスト協会)が認定しているネイルケアとジェルネイルを施術するために欠かせない基礎知識と技術の修得を目指す資格試験です。正式名称は「JNAジェルネイル技能検定試験」といい、JNAではお客様が安心して施術を受けられる健全なジェルネイルの普及を目的に資格制度を設けています。

ジェルネイル検定は簡単な順に初級、中級、上級の3段階があります。初級ではネイルケアのベーシックマスターとジェルネイルを施術するために必要な基礎的知識と技術の修得を目指しており、筆記試験と実技試験が課されています。

現在はネイルサロンのほとんどでジェルネイルのメニューを取り入れているため、ネイリストとして働くなら持っておきたい資格と言えるでしょう。

何問出題される?設問数と合格基準

ジェルネイル検定初級の筆記試験の出題傾向をお伝えします。

出題数は「ネイルに関する基礎知識」が50問、「ジェルネイルに関する基礎知識」が10問の全60問がマークシート式で出題されます。100点満点のうち80点以上を獲得すれば合格となり、制限時間は30分となっています。

過去問の入手方法は?

ジェルネイル検定初級対策として過去問を入手するのがベストですが、公式には販売されていません。出題は基本的にJNAの公式テキスト「JNAテクニカルシステムシリーズ」からとなるため、こちらを購入して対策すれば問題ないでしょう。実技試験については試験対策DVDも公式に販売されています。

JNA『JNAテクニカルシステム 〜ジェルネイル〜』

プロとしてジェルネイルを施術するために必要な知識と技術修得のためのテキスト。検定試験対策としてはもちろん、サロンワークの手引きとしても活用できます。
内容:ジェルネイル基礎理論/ネイル基本技術/ジェルイクステンション技術/ジェルオフ技術/ジェルアート技術/ジェルネイル用語集/JNAジェルネイル技能検定試験について/Gel Art Collection
※2015年12月 第3版発刊、3,960円(税込)

参考:https://www.nail.or.jp/publish/jnatext.html

受験する際の注意点

ジェルネイル検定初級の筆記試験は、難易度的には高くはありません。テキストの内容を一通り頭に入れて臨みましょう。

試験はマークシート形式で行われるため、不慣れだと解答欄を間違える可能性があります。落ち着いて出題番号と回答番号を照らし合わせながら解いていきましょう。鉛筆、またはシャープペンシル(HB またはB)、および消しゴム(よく消える物)は忘れずに。ボールペン(消せるボールペンも含む)やサインペンなどは使用できません。

ジェルネイル検定初級の筆記試験の出題内容

ジェルネイル検定初級の筆記試験の出題内容

ジェルネイル検定初級の筆記試験の出題内容をもう少し詳しく確認していきましょう。

(表)ジェルネイル検定初級・筆記試験の出題内容 概要

(1)ネイルに関する基礎知識

・衛生と消毒

・爪の構造(皮膚科学)

・爪の病気とトラブル(爪の生理解剖学)

・ネイルケア、ジェルネイルの手順
(2)ジェルネイルに関する基礎知識

「ネイルに関する基礎知識」の試験内容

ジェルネイル検定初級の筆記試験で出題される「ネイルに関する基礎知識」の項目では、衛生と消毒、爪の構造、爪の病気とトラブル、ネイルケアの手順などが出題されます。これはネイリスト検定3級程度の知識になります。問題数が多いため、しっかりと対策を行いましょう。

「ジェルネイルに関する基礎知識」の試験内容

「ジェルネイルに関する基礎知識」は10問出題されます。「ネイルに関する基礎知識」と比べると出題数は少ないものの、基礎知識であるためしっかりと覚えておくことが大切です。

「ジェルネイルに関する基礎知識」では、「ジェルネイルとは」「光重合とは」「ハードジェルとソークオフジェルの違い」「ジェルの商品について」「プレパレーションについて」といった問題が出題されます。以下にて基礎知識をチェックしていきましょう。

ジェルネイルとは

ジェルネイルとは、爪に塗布した流動性のある合成樹脂を紫外線や可視光線に当てて硬化する「光重合」を使ったネイルです。ネイルを硬化させるために、紫外線を用いたUVライトや可視光線を用いたLEDライトが使われます。

光重合とは

光重合とは、光を当てることで重合反応を起こすことです。ジェルネイルのジェルには、アクリル酸オリゴマーとメタクリル酸エステルモノマー、光重合開始剤(フォトイニシエーター)といった光重合を起こすために必要な成分が含まれています。そのなかで光重合開始剤(フォトイニシエーター)が光を吸収することで硬化を促されます。

重合とは、低分子化合物が結合して高分子化合物を生成する反応を指します。重合は別名「ポリマゼーション」、光重合は別名「フォトポリマゼーション」と呼ばれています。

光重合でジェルネイルを硬化した際、ライトとジェルネイルの間にある酸素によって光が遮断されます。これにより硬化しないジェル=未硬化ジェルが生まれるのです。

ハードジェルとソークオフジェルの違い

ジェルネイルには、「ハードジェル」と「ソークオフジェル」の2種類があります。

ハードジェルは高分子の結合が多く、重合体が硬くて強いため、オフする際にはジェルを削る必要があります。耐久性がある分、高さや長さを出すことができ、ツヤも生まれるのが特徴です。

ソークオフジェルは、低分子で結合が少ないので、重合体に柔軟性があります。そのため、溶剤で簡単に落とすことができるのです。ポリッシュよりも発色性やデザイン性、耐久性、ツヤに優れているという特徴があります。

ジェルの商品について

ジェルネイルでは、ベースジェル、カラージェル、トップジェル、ジェルクレンザーを使用します。使途には次のような違いがあります。

ベースジェルは、ナチュラルネイルとの密着性を高めて色素沈着を防ぐものです。

カラージェルは、顔料を加えたジェルのことを指しています。製品によっては顔料が沈んでいることがあるため、スパチュラなどで攪拌して顔料を均等にしてから塗布します。

トップジェルは、カラージェルをコーティングするためのジェルです。トップジェルを塗布することで、ツヤと強度を高めます。

ジェルクレンザーは、硬化後の表面に残った未硬化ジェルを拭き取るためのものです。

プレパレーションについて

プレパレーションは、ジェルネイルの施術を行うなかでも重要な工程の一つです。

メタルプッシャーでキューティクルをプッシュアップしてルースキューティクルを除去したあと、サンディングを行いワイプでダストを払います。仕上げにプレプライマーとプライマーを使用してナチュラルネイルとジェルの密着度を高めます。

ジェルネイル検定初級の筆記試験の対策方法

ジェルネイル検定初級の筆記試験の対策方法

過去問や問題集が発売されていないジェルネイル検定初級を勉強するなら、「ネイリスト検定3級」の筆記試験の公式問題集で学習するのがおすすめです。ただし、実技試験への対策も考えると、ネイリスト検定3級の公式問題集だけでは合格に届くとは限りません。

学習方法にはネイルスクール・通信講座・独学があります。それぞれが抱えるメリットとデメリットをしっかりと理解し、自分に合うスタイルで勉強を進めていきましょう。


ネイルスクール

「独学で学習するのは不安」という場合は、ネイルスクールへ通うのがおすすめです。
ネイルスクールへ通うことで、プロの講師から直接ネイル技術や試験対策のポイントが学べます。

わからないところや不安なところはすぐに相談できる環境が整っているのは、ネイルスクールへ通うメリットと言えるでしょう。また、ネイルスクールによっては検定合格保証制度を設けているところもあります。検定合格保証制度があれば、合格するまで何度でもサポートを受けることができて安心です。

一方、費用面やスクールに足を運ぶ手間がかかることがデメリットにあげられます。教材費、入学金、授業料などが必要なうえ、週に数回は通学することになります。費用面と立地面の両方を必ずチェックしてスクールを決めるようにしましょう。

通信講座

ネイルスクールのメリットと独学のメリットを掛け合わせたのが通信講座です。

テキストに加えて用具や用材が一式揃った状態で自宅に届くため、ライフスタイルに合わせて自分のペースで学習できます。自分のペースで学習を進めつつ、講師に添削をしてもらったり、疑問点に答えてもらったりすることができるのは、通信講座のメリットと言えるでしょう。

デメリットとしては、学習を終えるまでに時間がかかってしまうことが挙げられます。

独学

独学のメリットは、なんと言っても自分のペースで好きな時間と場所で学習を進められることです。仕事や学校、子育てなどで忙しい場合は、空き時間に少しずつ学習ができるのは、独学のメリットと言えます。近年は動画でも学習できます。わからないことはネット検索したり、動画で再確認したりしながら、学習を進めることができるでしょう。

ただし、困ったときの相談相手がいないことやモチベーションの維持が難しいことが、独学のデメリットとなります。

ジェルネイル検定初級の免除制度

ジェルネイル検定は、ネイリスト検定と併せて受験すると一部試験の免除制度を利用できます。

ジェルネイル検定初級では、ネイリスト検定3級以上か、もしくはJNAネイリスト検定国際試験3級の資格を取得している場合に、実技試験の第一課題(ネイルケア)が免除されます。免除希望の場合は、検定申し込み段階で所持するネイリスト検定の合格番号を記入します。合格番号は、合格証書の左下に記載されています。複数の級を取得済みの場合は、もっとも階級の高い資格の合格番号を記入します。

また、前回受験で筆記試験にのみ合格した場合は、今回の受験に限っては筆記試験が免除されます。免除希望の場合は検定申し込み時に筆記のみに合格した回の受験番号を記入しましょう。

なお、上記のどちらにおいても受験料の減額はありません。

ジェルネイル検定初級の筆記試験合格に向けてネイルスクールで学ぼう

ジェルネイル検定初級は、筆記試験と実技試験の両方に合格する必要があります。筆記試験は公式問題集などが発売されていないため、ネイリスト検定3級の筆記試験の公式問題集で学習を進めましょう。

「効率的に学習したい」という方は、ネイルスクールへ通うのがおすすめです。プロの講師の指導のもと、ネイルの知識と技術が学べます。合格保証を設けているネイルスクールなら、合格するまで手厚いサポートを受けることができるので安心です。

アフロートネイルスクールは、ジェルネイル検定初級の合格率がなんと100%! 合格に向けた支援制度も充実しているのはもちろん、検定対策顧問にはJNA理事の金子実由喜さんを迎え、受講生全員の検定合格を目指して手厚いサポートを行っています。確実な合格を目指したい方は、ぜひお問い合わせください。

アフロートネイルスクールの検定合格保証制度はこちら

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この記事の監修者

神宮 麻実

神宮 麻実

アフロートネイルスクール学院長

多数のモデルや芸能人を顧客として抱え、圧倒的な支持を得るネイリスト。 度々テレビや雑誌でも特集されており、本の出版も多数。

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