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ネイリスト検定2級のテーブルセッティングを解説

ネイリスト検定2級のテーブルセッティングを解説

ネイリスト検定2級は合格率が42.48%(2022年秋期まで)と難易度の比較的高い試験になります。実技試験の事前審査では、ほかの級と同様に、テーブルセッティングがチェックされます。もしテーブルセッティングの段階で減点が多いと、合格できる可能性が低くなってしまうため、なるべく減点されないようしっかりと対策を行っておきましょう。
この記事ではネイリスト検定2級のテーブルセッティングにフォーカスを絞り、必要な道具やテーブルセッティングのポイントなどをご紹介します。ネイリスト検定2級合格を目指す方は、ぜひご参考にしてください。

ネイリスト検定2級のテーブルセッティングに必要な道具

ネイリスト検定2級の実技試験では、10分間の事前審査でテーブルセッティングがチェックされます。道具はすべてトレイ内に配置しますが、並べ方は自由となっています。自身が使いやすい配置を決めておきましょう。
テーブルセッティングでチェックされるのは「用具・用材のセッティング状態と品名ラベルの状態」「衛生面における配慮」「ウェットステリライザーに決められた道具が入っているかどうか」になります。

必要な道具一覧

ネイリスト検定2級の実技試験では、以下のような道具が必要になります。もし忘れた場合は失格となるため注意しましょう。

・フィンガーボール
・水(ケア用・アート用)
・消毒用エタノール
・液体ソープ
・ネイルブラシ
・ガーゼ
・タオル
・コットン( 蓋付き容器に入れること)
・トレイ
・ペーパータオル
・アームレスト
・ベースコート、トップコート、カラーポリッシュなどのポリッシュ類
・ポリッシュリムーバー
・ウェットステリライザー(ガラス・陶器などのアルコールで変質しない素材)
・ファイル類(まとめてファイル立てに入れる)
・ネイルチップ(ナチュラル)
・キューティクルクリームやキューティクルリムーバー
・絵の具や筆などネイルアートの道具
・アクティベーター
・シルクやグラスファイバーのラップ素材
・レジン
・グルー

なお、右トレイ・チップオーバーレイ用トレイに入れておいたほうがよい道具については、下記を参照してください。

【右トレイ】

・消毒用エタノール
・液体ソープ
・ウェットステリライザー
・ポリッシュリムーバー
・ファイル立て
・ベースコート、トップコート、カラーポリッシュなどのポリッシュ類
・コットン
・キューティクルリムーバーまたはキューティクルクリーム
・プレプライマー
・ダストブラシ
・アクリル絵の具

【チップオーバーレイ用トレイ】

・シルク
・フィラー
・レジン
・アクティベーター
・ネイルチップ(ナチュラル)
・シルクやグラスファイバーのラップ素材
・チップカッター
・グルー

ウェットステリライザーに入れる道具

ウェットステリライザーには、以下の道具を入れておく必要があります。

・メタルプッシャー
・ウッドスティック
・ピンセット
・キューティクルニッパー
・ネイルニッパー(持参した場合)

なお、ウェットステリライザーにはガーゼやコットンを敷いておき、さらに消毒用エタノールなどの消毒剤を入れておきます。消毒用エタノールは、ニッパーの刃先が浸るくらいが目安です。

品名ラベルを貼る品目

品名ラベルは、内容物を明確にするために必要となります。
品名ラベルの貼り付けが必要な道具は以下の通りです。

・シルク
・グルー
・グラスファイバー
・プレプライマー
・レジン
・アクティベーター
・フィラー

品名ラベルが必要な道具に貼られていない場合や表記が間違っている場合には減点となるため注意しましょう。

使用が禁止されている道具

ネイリスト検定2級の実技試験で使用が禁止されている道具は以下の通りです。

・メタルプッシャー以外のキューティクルプッシャー
・ネイルマシーン
・電気ドリル
・研磨剤
・革製バッファ
・オイル類
・エア缶タイプのアクティベーター
・アート用シール
・ドットペン(マーブルツール)
・その他規定外の用具、用材

使用が禁止されている道具をセッティングした場合、不使用であったとしても失格になるため注意しましょう。

なお、ネイリスト検定2級の詳細と実技試験のポイント、不合格になる理由などについては、以下の記事で詳しくご紹介しています。ネイリスト検定2級合格を目指す方は、ぜひご参考にしてください。

>>>併せて読みたい!ネイリスト検定2級合格へ向けて知っておきたい!検定の詳細と合格のポイント

テーブルセッティングのよい例・悪い例

テーブルセッティングのよい例・悪い例

テーブルセッティングでは、受験級に応じて必要な道具を衛生面に配慮した上で配置する必要があります。減点対象にならないように、あらかじめ確認しておきましょう。

良い例

・規定通りのテーブルセッティングでペーパータオルがタオルの内側に収まっている
・規定通りのテーブルセッティングでペーパータオルがタオルの左右幅よりはみ出している
・テーブル全体にバスタオルを敷いて、その上に規定通りのセッティングをする
・テーブルにマットを敷いて、規定通りのセッティングをする

悪い例

・テーブルにマットは敷いているものの、テーブルセッティングの規定にあるタオルを置いていない
・テーブルにマットは敷いているものの、テーブルセッティングの規定にあるペーパータオルを置いていない
・テーブル全体にバスタオルは敷いているものの、テーブルセッティングの規定にあるタオルやペーパータオルを置いていない

2014年春期よりテーブルセッティングの規定が改訂されました。写真で見る場合は以下をご参考にしてください。

写真で見る「テーブルセッティング」規定|公益財団法人 日本ネイリスト検定試験センター

テーブルセッティングのポイント

テーブルセッティングのポイント

テーブルセッティングに不備があると減点対象になります。減点が重なると不合格になる可能性もあるため、できるだけテーブルセッティングでの減点を失くすことが大切です。ネイリスト検定を受験する前に、以下のポイントを押さえておきましょう。

高さのあるものは奥か外側に置く

どれだけ練習を重ねても、試験当日は緊張や焦りを感じるものです。そのため高さのある道具を手前に置いていた場合、奥にあるものを取る際に引っ掛けて落としてしまうことは起こり得ます。道具を落とさないためにも、高さのあるものは奥か外側に置くようにしましょう。

バスタオルを全面に敷く

ネイリスト検定では受験級を問わず、道具をテーブルに直置きすることは禁止されています。もし道具をテーブルに直置きした場合は減点を受けるため、直置きを防ぐためにもテーブル全面にバスタオルを敷きましょう。バスタオルを敷くことで道具の直置きによる減点を防ぐことができます。
ただし、大きすぎるタオルは隣の人の邪魔になる可能性があるため、テーブルからはみ出る場合は折り曲げて使用してください。

事前に衛生状態を確認する

ネイリスト検定では衛生管理の状態が重要視されます。道具の衛生管理が行われているかもチェックされるため、「ファイル立てやトレイの中にダストが入っていないか」「使用済みコットンが放置されていないか」「ファイルやウッドスティックが汚れていないか」をチェックしておきましょう。ファイル類は新品を用意しておくとよいかもしれません。

品名ラベルを規定通りに貼る

品名ラベルには細かな規定があります。もし品名ラベルの貼り付けが必要な道具に品名ラベルが貼り付けされていない場合、貼り付けされていても表記が間違っている場合は減点対象となるため注意が必要です。
試験前に「品名ラベルが消えていないか」「剥がれそうになっていないか」「表記が正しいか」をチェックしておきましょう。品名ラベルが剥がれるのを防ぐために、上からセロハンテープを貼るのもおすすめです。

テーブルセッティングの注意事項

ネイリスト検定2級を受験する前に、テーブルセッティングの注意事項をチェックしておきましょう。

・テーブルセッティングに著しい不備があった場合は減点
・品名ラベルが必要な道具に正しく貼っていない場合やアルファベット表記の場合は減点
・ネイルニッパーを持参してウェットステリライザーに入れていない場合は減点
・道具を入れたウェットステリライザーを用意していない、または必ず入れる道具が入っていない場合は失格
・必要な道具を忘れた場合や事前審査開始後に貸し借りを行った場合は失格
・使用を禁止している道具をセッティングした場合は失格
・施術に必要な道具はすべてネイル用品または美容用品を使用する
・使用する道具のメーカーやブランドの指定はない
・タオルやペーパータオルの色の指定はない
・トレイやフィンガーボウル、そのほかの容器はプラスチックやガラス、金属製など消毒ができるものを使用する(紙・布・木製は使用禁止)
・底面が網目状になっているトレイは使用禁止
・電源や照明器具の使用は禁止

ネイリスト検定というと、実技試験と筆記試験にばかり注目しがちです。しかし、事前審査でも減点・失格になる可能性があるため、試験要項はしっかりと読み込んで不合格の種は摘み取るようにしましょう。
とくにテーブルセッティングで減点・失格になる内容は、事前確認をしっかりすることで防げるケースが多いため、受験前に減点・失格になりそうな箇所はないかチェックしておくことが大切です。

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この記事の監修者

神宮 麻実

神宮 麻実

アフロートネイルスクール学院長

多数のモデルや芸能人を顧客として抱え、圧倒的な支持を得るネイリスト。 度々テレビや雑誌でも特集されており、本の出版も多数。

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