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ネイルスクールではどんな勉強をするの?気になる授業内容をご紹介



ネイリストを目指す方やネイルに興味のある方は、ネイルスクールへの入学を検討されている方が多いかと思います。ネイルスクールでは具体的にどのような授業が行われ、どのような知識や技術が身に付くのでしょうか?この記事ではネイルスクールで行われる授業内容についてご紹介します。

ネイルスクールはネイルだけじゃない!目的次第で広がる学び方

ネイルスクールと聞くと、ネイルケアやネイルアート、ジェルネイルなどの技術を学ぶイメージが強いかもしれません。しかし、ネイルスクールにはこれら以外にも多様なカリキュラムが用意されています。

ネイルスクールには総合的にネイルを学べるコースの他、資格試験対策に特化したコース、サロン開業準備に特化したコースなどいくつかの選択肢があり、選択するコースにより学べる内容は変わります。たとえば資格取得のみを目的として、資格取得専門コースを選択する場合には、学ぶ内容としては試験を突破するための対策が中心となります。

プロのネイリストとして働くためには、ネイルの技術以外の知識も必要です。総合的なコースへ進む場合には、基本的なネイルケアはもちろん、お客様の爪に何かあったときに適切な対応ができるよう、爪の構造や爪の疾患・トラブルへの対処法や、フットケアやフットマッサージなども含め、幅広い知識や技術を身に付けます。

(表1)ネイルの技術以外の学習内容の例

・ネイルの歴史
・爪の構造や働き
・皮膚科領域の知識
・爪の疾患やトラブルとその対処法
・消毒法
・フットケア
・フットマッサージ
・化粧品の知識
・色彩理論

ネイルスクールの授業内容や時間・カリキュラム



それでは、一般的なネイルスクールにおける授業内容や授業時間についてご紹介します。

ネイルスクールの授業内容

ネイルスクールでは、卒業後ネイルサロンで働くにあたって即戦力になれるように、プロのネイリストとして必要な知識や技術を幅広く学びます。具体的には、ネイルケアやカラーリング、ネイルアート、チップ&ラップ、ジェルネイル、3Dアート、イクステンションなどをプロの講師から学びます。

ネイルの技術力を証明する資格としては、主にネイリスト技能検定とジェルネイル検定の2種類がありますが、ネイルスクールの総合的なコースで学ぶ場合、これらに合格するための試験対策もカバーされています。

参考までに、ネイリスト技能検定2級の実技試験では、ネイルケア、チップ&ラップ、カラーリング、ネイルアートが、1級ではネイルイクステンション(スカルプチュアネイル及びチップ&オーバーレイ)、ミックスメディアアートが出題されます。筆記試験においてはネイルの歴史や皮膚科学、爪の生理解剖学なども出題されるため、そのような分野も勉強します。

ネイルスクールの授業時間

授業時間も各スクールによって様々になりますが、参考までにネイルスクール各校でネイリスト技能検定2級とジェルネイル検定中級までの技術レベルをカバーする授業を受けた場合の授業時間をお示しします。

(表2)ネイリスト技能検定2級及びジェルネイル検定中級に対応するコース一覧

スクール

授業時間

ネイルスクールA

35回・105時間

ネイルスクールB

50回・150時間

ネイルスクールC

42回・147時間

ネイルスクールAの35回・105時間の標準受講期間は6ヶ月程度と示されていることから、だいたい6ヶ月〜1年程度で、プロのネイリストに必要な知識・技術が身に付くと考えられます。

より上級の知識・技術を身につけたい場合には、ネイリスト技能検定1級・ジェルネイル検定上級レベルを目指すことになり、この場合は表2でお示しした時間の1.5倍程度の学習時間で、期間にして1年〜1年半程度となります。
ただし期間には個人差がありますので、あくまで目安としてご理解ください。

アフロートでの授業内容・カリキュラム



人気ネイルサロン「アフロート」の運営するアフロートネイルスクールでは、どのような授業が行われているのかを、具体的にご紹介します。

アフロートネイルスクールでは、ネイルケアやネイルアートの知識・技術を学ぶことに加え、デザインの提案力や、質の高いネイルを手早く施術するスキルなど、ネイリストとして活躍する際に必要となる能力を養えるカリキュラムになっています。

銀座校で行われている「スチューデントネイルサロン研修」という研修制度が、まさに実践力が磨ける貴重な体験の場となっており、研修を通じて以下のような項目を学びます。

(表3)スチューデントネイルサロン研修の内容

・ネイルサロンでの予約の取り方
・ネイルサロンでの会計の方法
・ネイルサロンの開店準備
・ネイルサロンでの適切な電話対応
・お客様からデザインの希望をヒアリングする方法
・お客様に合ったネイルを提案する方法
・お客様との適切なコミュニケーションの取り方
・スピード感を持って施術を行う方法

実はネイルサロンへの就職にあたっては、サロンワーク経験者のほうが求められやすい傾向があります。なぜなら経験者であれば教育コストがかからず、すぐに即戦力として働いてもらえるからです。しかし、アフロートネイルスクールのスチューデントネイルサロン研修を経験していれば、実際にネイルサロンで働くために必要となる接客方法や、店舗運営の基礎的な知識を事前に身に付けておくことができます。将来ネイルサロンへ就職することになったときには、自信を持って自分の経験をサロンに伝えることができるようになります。

この他にも、アフロートネイルスクールでは、テレビや広告の撮影、ショーなどのイベント、ファッション雑誌などのネイルも手掛けているため、現場実習先が豊富にあるという特徴があります。在学中からプロの現場を知ることができるので、生徒の方々にとって貴重な経験となるでしょう。憧れの世界で働くことが現実味を帯びて見えてくることと思います。

アフロートネイルスクール:銀座校 スチューデントサロン&現場実習
https://school-afloat.com/nail/student-salon/

各スクールの講座・費用など詳細について

ネイルスクールにおける授業内容やカリキュラムについてご紹介しましたが、ネイルスクールで学習するイメージはついたでしょうか。ネイリストになりたいという夢を持った仲間同士集まって、スクールで励まし合いながら勉強する日々は、大変ながらも楽しく充実したものとなることでしょう。苦労して勉強したことが実力に変わり、成長を実感する喜びは大きいものです。

アフロートネイルスクールのより詳しい講座の内容や費用などにつきましては、それぞれの校舎のページに掲載されています。ご興味をお持ちの方は以下の一覧ページより、お近くの校舎の情報をご参照ください。

アフロートネイルスクール:ネイル講座・費用一覧
https://school-afloat.com/nail/course/

ネイルスクールの見学や説明会のお申し込みにつきましては、以下のお問い合わせフォームよりご連絡ください。

アフロートネイルスクール:スクール見学・説明会のお申し込み
https://school-afloat.com/nail/open-school/

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この記事の監修者

神宮 麻実

神宮 麻実

アフロートネイルスクール学院長

多数のモデルや芸能人を顧客として抱え、圧倒的な支持を得るネイリスト。 度々テレビや雑誌でも特集されており、本の出版も多数。

全国に22校舎で開講中