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ピーコックネイルの簡単なやり方!プロ直伝の技とコツ
ジェルネイルでは多種多様なデザインが楽しめますが、中でもカラージェルの混ざり具合を活かしたピーコックネイルで作る美しさが好きという方も多いのではないでしょうか。ピーコックネイルは複雑な見た目にもなるため、その施術に対して苦手意識を持っている方が多いのも事実です。
そこで本記事では、初心者でも上手にピーコックネイルができる方法を、ポイントを押さえながらわかりやすく解説していきます。
ネイルアートの定番ピーコックネイルとは
ピーコックネイルとは、複数のカラージェルを爪に乗せ、固める前に線を引っ張るような形で色を混ぜ、模様を作るネイルアートをいいます。引っ張る=drag(ドラッグ)という意味の英単語から、別名ドラッグアートとも呼ばれます。
フレンチやハートなどアートの種類が豊富
ピーコックネイルの特徴としては、手書きでは描けないような、色の混ざり合いを模様にできるため、美しく斬新なアートに仕上げられる点が挙げられます。フレンチネイルをピーコック柄にしたり、色の混ぜ具合を調整してレースや蝶々などのモチーフに見立てたりと、様々な応用が利くネイルアートです。中でも、ネイルアートの定番ともいえる花柄は特に人気があり、ワンランク上の花柄を目指したい方にはぴったり技術です。
なお、花のデザインの書き方について詳しく知りたい方はこちらの記事もご参照ください。こちらでは初心者でも簡単に花を描ける方法を紹介しています。
自由自在にデザインできる
ピーコックネイルが人気の理由は、表現の幅の広さにもあります。色の組み合わせ次第で印象はガラリと変わり、クール系、キュート系、上品系、あるいはゴージャス系にも、変幻自在にデザインできるのです。繊細さも派手さも表現できるため、友だちと遊びに行くとき、デートへ行くとき、結婚式に出席するときなど、その場や気分に合わせて楽しむことができます。
ピーコックネイルのやり方(フレンチ)
ピーコックネイルで作る模様は細かく、柄の形状は少し複雑に見えるため、施術も難しいと思われがちです。しかし、実はコツさえ押さえれば、初心者でも簡単にマスターすることができます。
ここではフレンチネイルをピーコック柄で作る場合を例に、手順を説明していきます。まずは必要な道具から確認しましょう。
必要な用具・用材
フレンチピーコックネイルに必要な道具は次の通りです。
(表1)ピーコックネイルに必要な道具
・UVライトまたはLEDライト |
細筆を用意しておくこと以外には、通常のジェルネイルをする場合と特別大きな違いはありません。その他コットンやエタノールなどの基本的なネイルケアに必要な道具も揃えておきましょう。
施術手順
それでは、ピーコック柄の作り方を解説していきます。
1. ベースジェルを塗布する
まずは通常のフレンチネイルと同様、平筆を使ってベースジェルを爪全体に塗っていきます。2度重ねて塗るとよいでしょう。ライトで硬化させます。
2. 細筆で3色のカラーラインを引く
フレンチネイルのカラーの部分を作っていきます。はじめに色の組み合わせを決めます。そして爪の中央から先端部分へ向かって、細筆を使って放射状に薄い色から順に横線を引いてボーダーにしていきます。たとえばホワイト→ピンク→レッド→ホワイト→ピンク→レッドのように、2重にするとバランスがよくなります。ここまででボーダー柄の出来上がりです。
また好み次第で、縦線を引いてストライプ柄を作るパターンでもOKです。
色使いで失敗しないコツは、色数を3色に抑えることと、そのうち1色にホワイトを加えることです。ホワイトが入ることで清潔感が増すと共に、全体のバランスがグッと良くなります。
(表2)ピーコックネイルにおすすめしたい色の組み合わせ
カラージェル |
特徴 |
---|---|
レッド・ピンク・ホワイト |
キュートでポップな印象となります。初心者におすすめの組み合わせです。 |
カーキ・ピンク・ホワイト |
カーキは意外とピーコックネイルに向いている色で、シックで上品な仕上がりになります。 |
ターコイズ・ブラウン・ホワイト |
夏にぴったりな涼しげな色が出せます。エスニックな雰囲気も出せる、やや上級者向けの組み合わせです。 |
ネイビー・パープル・ホワイト |
寒色系で濃い色の組み合わせは、大人っぽい印象に仕上がります。ストーンがよく映えるデザインです。 |
3. 細筆で柄にラインを入れていく
2で作ったボーダー(またはストライプ)に対し、いよいよラインを引いていきます。注意点はカラーで作ったボーダーが乾く前に行うことです。爪の先端から中央部分へ向かって、複数本、縦にラインを入れます。面倒でも1本ラインを引く都度、細筆に付くジェルは拭き取ることが大切です。そうすることで色の混ざり具合がきれいになり、きれいな仕上がりになります。
4. ストーンなどの装飾で仕上げる
線が引けたらライトで硬化させ、最後にクリアジェルを塗っていきます。ストーンやパールなど、飾り付けをして硬化させます。
5. トップジェルを塗る
装飾が付けられたら、最後にトップジェルを塗って硬化させれば完成です。
ピーコックネイルを上手にするコツ
ピーコックネイルのやり方について解説してきましたが、改めて、上手に施術するためのコツをまとめてお伝えします。
1. 粘度が高いジェルをたっぷり使用する
ジェルネイルの粘度はメーカーによって異なりますが、粘度の低いジェルではラインが引きにくく、またカラーのラインを引く工程で隣のラインと混ざり、失敗しやすくなります。そのためセルフレベリングが低く、粘度の高いジェルを利用することが、1つめのコツです。また、カラージェルの量も少し多めに乗せることで、後々ピーコック柄を作りやすくなります。
2. カラージェルを混ぜるのはラインを引く前
2つめのコツは、ラインを引く前にカラージェルを撹拌しておくことです。撹拌が必要なカラージェルの場合は、容器の下方へ成分が沈殿し、上方のジェルの濃度が薄まっている可能性があります。1でお伝えした通り粘度が低いジェルでは失敗しやすいので注意しましょう。
3. ベースカラーをエタノールで拭き取る
3つめのコツは、ベースカラーを塗って硬化させた後に、残った未硬化ジェルをエタノールで拭き取ることです。そうすることでラインが滲むのを予防します。
このようにジェルの性質を理解し、調整していくことが大切です。
ピーコックネイルの技術を極めるには
最後に、ピーコックネイルの技術をもっと極めるための方法についてご紹介します。
ピーコックネイルは表現力を発揮できるデザインです。基本を押さえたら何度も練習をして経験を積み、応用的なデザインへと展開させていけるようになれば、プロのネイリストとしても活躍できるでしょう。
プロから教わることで効率的に学ぶ
地道に努力を重ねることは大切ですが、技術の習得は時間がかかるもの。また独学だと良くない癖が付いてしまったり、間違ったやり方で実践していることに気付けなかったりと、デメリットも多くあります。最もおすすめの方法は、ネイルスクールに通ってプロの講師から直接教わることです。アフロートネイルスクールではピーコックネイルをはじめ、ネイリストに必要な知識と技術を学んで身に付けることができます。自分で勉強するよりも効率的に上達できるため、興味をお持ちの方はぜひ資料請求や問い合わせをしてみてください。
この記事の監修者
神宮 麻実
アフロートネイルスクール学院長
多数のモデルや芸能人を顧客として抱え、圧倒的な支持を得るネイリスト。 度々テレビや雑誌でも特集されており、本の出版も多数。
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