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ベースコートの正しい塗り方を解説!役割、手順、乾かす時間などを解説
マニキュアを塗る際、ベースコートを塗らずにそのままカラーポリッシュを塗っているという方もいるのではないでしょうか。メーカーによってはそのまま塗ってもきれいに仕上げることはできますが、ベースコートを塗るという手間をひとつプラスするだけで、より美しく仕上げることができます。
そこで今回は、ベースコートの役割ときれいに塗るコツ、選び方などをご紹介します。セルフネイルでマニキュアを使用する前に、ぜひご覧ください。
ベースコートの役割
ベースコートはカラーポリッシュを塗る前に下地として塗布するものです。似たような成分でできたものにトップコートがありますが、ベースコートとどのような違いがあるのでしょうか。ベースコートの役割とトップコートの違いを知っておきましょう。
主な役割は自爪をなめらかにすること
ここで、メイクをする段取りを思い浮かべてみてください。ファンデーションを塗る前に、必ず化粧下地を塗る工程があるかと思います。化粧下地は肌の凸凹を整え、ファンデーションののりを良くするためにあります。
ネイルの場合も同様に、メイクでいう「化粧下地」のような役割を果たすのが「ベースコート」です。カラーポリッシュを塗る前にベースコートを塗ることで、自爪の表面をなめらかにすることができ、カラーポリッシュの塗りムラを防止し、また発色を良くするなどの働きをします。
(表)ベースコートの主な役割
(1)カラーポリッシュの塗りムラを防ぐ |
ベースコートとトップコートの違い
ベースコートとトップコートは別物です。ベースコートは自爪をケアしつつカラーポリッシュを密着させる役割があり、トップコートはツヤを出して衝撃からネイルを保護する役割があります。
そのため、どちらか片方だけ塗ればいいのではなく、どちらも必要なのです。
1つで2役をこなす商品も販売されていますが、ベースコートとトップコートは本来役割が異なるということを覚えておき、別で用意するのがおすすめです。
また、たとえベースコートを塗っていてもトップコートなしで仕上げた場合、ネイルの見た目だけでなく持ちにも影響が出てしまいます。ベースコートを塗って密着性を高めたとしても、日常生活のちょっとした動作で剥がれやすくなってしまうのです。手作業が多い方はわずか1日でネイルが欠けてしまうこともあるでしょう。ベースコートとトップコートの違いについてしっかりと把握した上で、どちらも塗布することが大切です。
ベースコートの塗り方
ベースコートの基礎知識が身に付いたところで、ここからはベースコートの塗り方をご紹介します。
(1)前処理(基本のネイルケア)
ベースコートを塗る前に、基本的なネイルケアを済ませておきましょう。
爪の表面には皮脂などの汚れや油分が付着しています。汚れや油分を除去せずにそのままベースコートを塗ってしまうと、表面に凹凸ができてしまったり気泡ができてしまったりする原因に。ネイルリムーバーやエタノールを含ませたコットンなどで爪の表面や裏面、側面を拭き取りましょう。
(2)ベースコートを塗る量を調整
ベースコートのブラシをボトルから取り出す際、液をたっぷりつけすぎると自爪からはみ出て見映えが悪くなります。ボトルの縁で軽くしごきましょう。
(3)自爪の裏側に塗る
最初に自爪の先端にベースコートの液を乗せます。自爪の先端と裏側に先に塗っておきましょう。中央から左右に広げて塗っていきます。
(4)自爪の表側に塗る
その後は自爪の表側、全体に薄く塗り広げていきます。まずは中央、その後に両サイドの順番がおすすめです。
(5)乾かす
ベースコートが塗り終わったら慌てずに、しっかりと乾かしましょう。乾かす時間の目安は10分程度です。完全に乾き切ってからマニキュアを塗るように注意してください。
ベースコートをきれいに塗るコツ
塗り方がわかっても、なかなかきれいに仕上がらないとお悩みの方もいるかもしれません。では、ベースコートをきれいに塗るにはどうしたらいいのでしょうか。3つのコツを解説します。
甘皮処理をする
甘皮をそのままにしていると見た目だけでなく、持ちも悪くなってしまいます。甘皮処置は省略せず、丁寧に行いましょう。
爪の先端からベースコートを塗る
ベースコートは爪の先端部分(エッジ)から塗布します。爪先から先に塗ることでムラを防ぐことができます。
ベースコートを2度塗りする
ベースコートは基本的に1度塗るだけでOKです。しかし、爪表面の凹凸が1度塗りだけでカバーできない場合は、2度塗りをしても問題ありません。その際、厚く塗りすぎてしまうとそのあとに塗るカラーポリッシュがヨレてしまう可能性があるため、薄く塗ることを心がけましょう。
自分に合うベースコートの選び方
一言でベースコートと言っても、さまざまな種類があります。メーカーや商品によって特徴が異なるため、自分に合ったものを見つけましょう。
爪の状態・悩みに合わせて選ぶ
体調の変化によって爪の血色が悪くなったり、乾燥や欠けが気になったりすることもあるでしょう。そのような場合は、爪の状態・悩みに合わせてベースコートを選ぶのがおすすめです。血色の悪さが気になる場合は薄く色付くタイプ、乾燥が気になる場合は美容成分入りのタイプが良いでしょう。爪が弱く欠けやすい場合は、爪の補強に優れたハードタイプを使用するのがおすすめです。
使い勝手の良さで選ぶ
使い勝手の良さも重要です。特に頻繁に使用する場合、使い勝手が悪いとストレスの原因になってしまいます。素早く仕上げたいなら速乾タイプ、こまめにオフする必要がある場合はピールオフタイプ、トップコートとの使い分けが面倒な方にはベースコートとトップコートの兼用タイプをおすすめします。
カラーで選ぶ
ベースコートは無色透明タイプや薄く色が付いたタイプが多いのですが、しっかりと色が付いたタイプも販売されています。カラーポリッシュのように色付いたタイプなら、ベースコートで自爪をケアしながらネイルカラーも楽しむことができるでしょう。
自爪のくすみや黄ばみが気になる場合は、コンシーラーのように色味をカバーするベージュ系やイエロー系、色ムラを補正するならトーンアップが期待できるホワイト系がおすすめです。しかし、上からカラーポリッシュを重ねる場合は、重ねたときの色味に注意しましょう。
ジェルネイルをオフしたあとにもベースコートを塗るのがおすすめ
ジェルネイルをオフしたあと、「自爪のダメージが気になる」という方もいます。ジェルネイルを繰り返すことで薄くなった自爪は、ちょっとした衝撃で欠けてしまうこともあるでしょう。そのため、自爪を強化するためにさらにジェルネイルを続けるか、自爪を休ませるためにしばらくネイルを休むかのどちらかを選択することになります。
しかし、自爪を休めるためにしばらくネイルをしない場合、次のネイルをするまでの間に自爪の欠けや割れ、乾燥が心配になります。
そのような場合は、ベースコートを塗るのがおすすめです。ジェルネイルをしていない間もベースコートを塗り続けることで、紫外線の影響による水分の蒸発を防いで自爪を保護することができます。美容成分が配合されたベースコートなら、自爪の保湿やケアもできるでしょう。健康的な自爪へと育てたい方にこそ、ベースコートの使用がおすすめです。
ベースコートを使ってネイルをケアしよう
これまで、カラーポリッシュをそのまま自爪に塗布していたという方もいるでしょう。カラーポリッシュを自爪に直接塗布すると、自爪がダメージを受けやすくなるだけでなく、色素沈着や剥がれの原因になります。しかし、ベースコートを使用することでネイルの持ちや発色が良くなるのです。
近年はさまざまなタイプのベースコートが販売されているため、自爪の状態や悩み、機能性などで選ぶようにしましょう。また、ベースコートはジェルネイルをお休みする間の保護としても使えます。
この記事の監修者
神宮 麻実
アフロートネイルスクール学院長
多数のモデルや芸能人を顧客として抱え、圧倒的な支持を得るネイリスト。 度々テレビや雑誌でも特集されており、本の出版も多数。
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