サロンで働くネイリストになるためのステップ

ネイルの技術と知識の修得

あなたがネイリストになりたいと思ったとき、まず一番初めにしなければいけないことは、ネイルの技術を学ぶことです。
ネイルスクールに通うのもいいですし、通信講座を利用して、ネイルの技術を身につけるのもいいでしょう。大事なのは、プロのネイリストになりたいのであれば、興味のある分野だけでなく、基礎的な知識、施術を行う爪に関することなど、分け隔てなくすべての分野の勉強を行い、技術を身につけることが大切です。
正しい知識と技術こそが、お客様にサービスを提供するための基本となります。

就職にも有利な資格を取得する

ネイルの技術や知識を勉強し、ネイルサロンへの就職を目指すのであれば、ネイリスト技能検定試験二級、ＪＮＡジェルネイル技能検定試験中級は取得したいところです。
なぜなら、これらの資格を就職の条件に出しているネイルサロンも多いからです。なぜかというと、これらの資格は、「ネイリストとしてサロンワークを行うに問題ないレベルの知識と技術を有している」という客観的で確かな証明となるからです。これらの資格に合格するために練習し磨いた技術は、ネイリストとしての自信にもなってくれるでしょう。

働く場所を、自らで探し、見つけること

せっかく、ネイルサロンで必要とされる技術や知識を身につけ、技能検定試験に合格しても、働く場所がなければ、お客様にサービスを提供することはできません。次は、就職活動を行い、ネイルサロンに就職する必要があります。
ネイルスクールに通っているのであれば、スクールに来た求人情報を紹介してもらうのが、一番確実な近道になります。
一般的な求人情報サイトを閲覧したり、求人情報誌を見たりして探すこともできます。
また、ネイル用品専門店などに求人が掲示している場合もあります。訪れる際はこのような募集がないか、気にすることも大事です。

ネイリストの第一歩、サロンでのキャリアスタート

ネイリストは、技術を提供する技術者でありながら、その一方お客様と直に接する「接客業」、サービスを提供する「サービス業」でもあります。ネイリストとして技術を磨くことはとても大事ですが、これらの部分もおろそかにしてはいけません。
また、実際にお客様が来店する以前に、その予約の受付や、開店前の清掃や器具の準備も行わなければなりません。施術用具や、消耗品の確認なども業務の一つです。
実際にお客様がご来店され、カウンセリングを行います。爪や肌のトラブルはないか、どのようなネイルサービスを希望しているか、爪の状態を見て、お客様の希望に沿った施術が行えるか、万が一、爪や肌のトラブルのため、希望する施術が行えないのであれば、どのような施術が適切であるのか丁寧に説明することなど、しなければならないことはたくさんあります。その上で、満足していただけるサービスを提供します。
施術が終わっても、お会計やお見送り、また、次のお客様をお迎えする準備なども大切な仕事です。

現状に満足せず、常に技術を磨く

お客様にネイルサービスを提供し、いただいた感謝や満足の言葉は、何物にも代えがたいものです。しかし、ネイルが以前より身近な今、技術を過信し、努力を怠ってはいけません。ネイルを受けることで、自分のご褒美としているお客様、指先まで綺麗でありたいお客様が、毎回同じようなサービスを受けることで満足はしてもらえないからです。
ネイル製品は常により良いものへと進化し、それに伴う技術の発達もめざましいものです。セミナーに参加したり、情報を収集を行い、常に最適なサービスを提供できるようにしましょう。

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