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セルフネイルケアの基本解説!アイテムの選び方・甘皮処理・保湿など
ふとした瞬間に目に入る指先は、いつでもきれいにケアしておきたいものです。指先の美しさを保つためには、普段からのネイルケアが欠かせません。忙しい日々のなかでネイルサロンに行く時間がなくても、セルフネイルケアをマスターしておけば大丈夫。本記事では初心者でも簡単に実践できる、正しいセルフネイルケアの方法をご紹介します。
日々のお手入れが大きな違いに!セルフネイルケアの重要性
普段からセルフネイルケアを積極的に行っていますか?
セルフネイルケアは怠ると、ささくれや二枚爪をはじめとするトラブルが発生しやすくなります。また、ネイルを維持できる期間にも違いが現れるため、正しい方法で日々のお手入れに励みましょう。
セルフネイルケアで不要な角質を取り除いて爪の潤いを保ったり、爪やその周辺を健康な状態に整えたりすることが、美しい指先への第一歩になります。
セルフネイルケアの必須アイテムを揃えよう
セルフネイルケアに必要なアイテムを一式揃えましょう。ほとんどのアイテムがドラッグストアや化粧品売場、100円ショップ、ネットショップなどで入手できます。
エメリーボード(ネイルファイル)
エメリーボードとは爪やすり(ネイルファイル)の一種で、爪の形や長さを整えるために使用します。
グリッド(G)という単位ごとに、やすりの目の粗さが異なり、番手が小さいほど目は粗くなり、大きい番手ほど滑らかな目になっています。長く伸びた爪を大きく削りたいときは100G、爪表面の凸凹を整えたいときは240Gというように、目的に応じて番手を使い分けます。数種類のエメリーボードを用意しておくと効率よく手入れができます。
>>>併せて読みたい!エメリーボードとは?粗さや種類、使い方をチェック
バッファー
バッファーも爪を削って形を整える目的で使用します。エメリーボードと似た役割ですが、バッファーはスポンジのような柔らかい素材でできています。爪の表面を削って滑らかにするほか、ジェルネイルの前のサンディングなどにも用います。
キューティクルリムーバー
ネイルを美しく見せるために不可欠な甘皮処理。このお手入れを助けてくれるのがキューティクルリムーバーです。キューティクルリムーバーは甘皮や角質を柔らかくして浮かせる液体アイテムで、ブラシや綿棒で甘皮に塗り、時間を少し置いて皮膚を柔らかくします。甘皮処理はキューティクルリムーバーがなくてもできますが、甘皮はふやかしてから除去したほうが失敗しにくいため、取り入れることをおすすめします。
メタルプッシャー
爪の甘皮を押し上げるためのアイテムがプッシャーです。ネイルサロンでは施術前にメタルプッシャーで甘皮処理を行い、キューティクルプッシャーは爪の形に合わせた形になっています。
セルフネイルケアでは力を入れすぎるとケガをするおそれがあるため、初心者は金属製よりもプラスチック製のものを選ぶといいでしょう。
キューティクルニッパー
メタルプッシャーで押し上げた甘皮や、ささくれなどをきれいにカットする役割を持つのが、キューティクルニッパーという小さなハサミの付いたアイテムです。細かい部分をカットできるため、ひとつ持っておくと便利です。
ネイルオイル(キューティクルオイル)
ネイルオイルは、保湿目的で甘皮や爪表面などに塗り込むオイルになります。ネイルケア後は爪や皮膚が乾燥しやすい状態となっているため、ケアが完了したら必ずネイルオイルを塗って、少し揉み込んで馴染ませましょう。
>>>併せて読みたい!ネイルオイルとは?期待される効果と正しい塗り方
ハンドクリーム
爪先だけでなく、指や手全体の保湿も忘れずに行いましょう。セルフネイルケアの仕上げにハンドクリームを使って潤いを閉じ込めましょう。
セルフネイルケアのやり方
セフルネイルケアで必要なアイテムの次は、手順をご紹介します。
たとえば顔にメイクをする場合、まずは化粧水などで肌を整えます。セルフネイルケアにおいても、まずはしっかりとした事前準備が不可欠です。次にご紹介する4つのステップで、セルフネイルケアを行いましょう。
自爪の長さ・形を整える
自爪の長さと形をきれいに整えるのは、ネイルケアの基本です。伸びた爪は、爪切りで切る方も多いかもしれませんが、爪切りを使うと爪への負担が大きいので基本はNG。二枚爪やひび割れになりやすい人は特に注意をしてください。
爪は切るのではなく、削るのが正解。自爪の長さ・形の調整には、ネイルファイルを使用しましょう。ネイルファイルにも様々な種類があり、使用目的によって目の粗さを選びます。自爪のネイルケアには、薄い板状で目の細かいエメリーボードを使用します。削りすぎに注意して丁寧に使いましょう。
(表1)エメリーボードの使い方
(1)エメリーボードを自爪の先端に45度の角度で当てる |
甘皮処理(キューティクルケア)
爪の見映えに差が現れるのが、次に説明する甘皮処理です。甘皮とは、自爪の根本部分にある薄い皮膚のこと。爪の隙間から体内に雑菌が入り込むのを防ぐ役割があります。しかし、甘皮は適度に処理しないと爪の側に伸びてきてしまうため、見た目が悪くなるとともに、爪が乾燥しやすくなります。また、甘皮が伸びてくるとネイルの持ちも悪くなるため、適度にケアすることが大切です。
「適度に」、というのもポイントの一つ。甘皮を取りすぎると、本来の役割である雑菌の侵入を防げなくなり、炎症を起こす場合があります。そのためごしごし擦らずにやさしく行いましょう。
(表2)甘皮処理の手順
(1)甘皮にキューティクルリムーバーを塗る |
爪の表面を整える
爪の表面をなめらかに整える工程には、バッファーを使用します。その後、必要に応じて、さらに目の細かいシャイナーを使って磨くことでツヤを出していきます。
(表3)爪の表面の整え方
(1)バッファーで爪の表面のデコボコがなくなるようにやさしく削る |
保湿する
最後に、キューティクルオイルやネイルケアオイル、ハンドクリームなどで爪と手先を保湿します。爪が乾燥するとささくれができたり、二枚爪や縦皺などの爪トラブルが出やすくなったりします。ネイルの持ちも悪くなるため、爪の保湿は忘れずに行いましょう。
セルフネイルケアを行う上での注意点
続いて、セルフネイルケアを行う際、注意しておきたいポイントをご紹介します。
過度な甘皮処理は厳禁
ポイントの一つめは、甘皮を取りすぎてしまわないように注意することです。甘皮処理で除去する対象は、ルースキューティクルと呼ばれる、爪の表面に張り付いている薄皮部分のみです。爪の付け根に手を入れると傷を付けて出血するおそれがあります。
もしも失敗して痛みを感じたら、しっかり消毒をし、甘皮が自然と伸びてくるまで待ちます。ネイルは傷口に当たらないようにし、痛みや炎症が気になる場合は皮膚科を受診しましょう。
また、甘皮処理を行う頻度としては、1ヵ月に1回程度が適切。甘皮が伸びていないのであれば処理する必要もないため、状態をチェックしみやみに取りすぎないようにしましょう。
爪の先〜手全体まで保湿を徹底
もう一つのポイントは、保湿の徹底です。爪も皮膚の一種であり、健康的な爪を保つためには、お肌のケアと同様に保湿が大切です。乾燥からさまざまなトラブルが起こりやすいので、セルフネイルケアの際のみならず、普段からの保湿ケアも意識しましょう。
セルフネイルケアはどのくらいの頻度で行うべき?
甘皮処理は1ヵ月に1回程度が適切とお伝えしましたが、その他のセルフネイルケアはどの程度の頻度で行うべきでしょうか?
まず保湿ケアについては、「毎日」行うことが望ましいでしょう。ネイルをした日にはネイルオイルなどでしっかり保湿しつつ、手を洗った後やお風呂上がり、その他乾燥してきたなと感じたときに、ハンドクリームなどをこまめに塗り直すようにします。
爪の長さを整えるケアは、爪が伸びてきたタイミングで行えば良いため、2週間に1度か、短く整えたい方は週1回程度で十分といえます。
爪の表面を整えるケアについては、これも削りすぎるとケガをする可能性があるため、必要以上に削らないよう、頻度としては1ヵ月に1回、多くて2週間に1回程度が望ましいでしょう。
なお、ジェルネイルをしている場合には、3〜4週間に1回程度の頻度で、ネイルサロンに行ってネイルオフをしてもらうようにしましょう。
(表4)セルフネイルケアを行う頻度まとめ
ケアの種類 |
頻度 |
---|---|
保湿ケア |
毎日(こまめに) |
爪の長さを整えるケア |
2週間に1度 |
爪の表面を整えるケア |
1ヵ月に1回~2週間に1回程度 |
甘皮処理 |
1ヵ月に1回程度 |
セルフネイルの基本を押さえて指先美人に!
指先は何をするにも意外と他人の目線がいきやすい部分。また自分の視線にも必ず頻繁に入ってくるので、ネイルがきれいだと気分が上がり、勉強や仕事のモチベーションがアップします。爪の長さや形を整えることから保湿ケアまでしっかりと行い、指先美人になって楽しい毎日を過ごせるようになりましょう。 よりネイルの技術を極めたいと思ったら、ネイルスクールに通うことがおすすめです。アフロートネイルスクールなら、自分の目的に合わせて自分のペースで需要を受けることができます。プロの講師から的確な指導を受けながら、憧れのネイリストを目指しましょう。
この記事の監修者
神宮 麻実
アフロートネイルスクール学院長
多数のモデルや芸能人を顧客として抱え、圧倒的な支持を得るネイリスト。 度々テレビや雑誌でも特集されており、本の出版も多数。
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