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ネイルチップの取れない付け方・外し方とは?使用するアイテム別の方法をご紹介

ネイルチップの画像

手軽に好きなデザインを付け替えできるネイルチップは、結婚式やハロウィン、クリスマスなどのイベントや、週末のおしゃれに便利なアイテムです。

一方で「取れやすい」「1日もたない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
途中で外れる不安を減らすには、事前準備とネイルチップの取れない付け方、爪に負担をかけない外し方を理解しておくことが重要です。
本記事では、ネイルチップの取れない付け方・外し方について、ネイル初心者向けにわかりやすく解説します。

この記事の目次

ネイルチップを付けるための準備

ネイルチップの画像

自爪に直接ジェルを塗って硬化させるジェルネイルと比較すると、テープや接着剤などで貼っているだけのネイルチップは取れやすいといえるでしょう。
しかし、事前準備を入念に行うことで、ネイルチップが取れにくくなります。
以下ではネイルチップを付けるための事前の準備についてご紹介しますので、「ネイルチップが外れやすい……」と悩んでいる方はぜひご参考にしてみてください。

準備するもの

まずは道具を揃えましょう。
ネイルチップ、スポンジバッファー、ネイルファイル、エタノール、コットンを用意します。
甘皮処理のためのキューティクルリムーバー、ウッドスティック、キューティクルプッシャーもあると便利です。

事前準備の手順

事前準備を丁寧に行うと、ネイルチップは取れにくくなります。
以下の手順で自爪の状態を整えていきましょう。

1. 自爪の形を整える

まずは手をきれいに洗って手指について汚れを落とします。その後、ネイルファイルを使って自爪の形と長さを調整します。ネイルファイルを動かすときは、往復させずに一方向へ動かしましょう。その後スポンジバッファーを使って、自爪の表面を磨いて凹凸をなくします。
この工程を丁寧に行うことで、のちの接着力がアップします。

2. 自爪の表面の油分・水分を拭き取る

次に、自爪の表面の油分・水分をエタノールで拭き取ります。油分・水分が残っているとネイルチップが剥がれやすくなるので、しっかり拭き取ります。
また、エタノールで拭き取ったあとは自爪に触れないようにしてください。

3. 甘皮(キューティクル)ケア

ネイルチップを付けたときの美しさをアップさせるために、甘皮(キューティクル)処理も行っておきましょう。甘皮(キューティクル)処理にはキューティクルリムーバー、ウッドスティック、キューティクルプッシャーを使用します。なお、甘皮処理の詳しい方法はこちらの記事をご参照ください。

>>>併せて読みたい!セルフネイルケアの手順を基本から確認!正しい爪の「育て方」講座

4.ネイルチップの形を調整する

用意したネイルチップを自爪に乗せて、根元のカーブや幅がフィットするかをチェックします。サイズが合っていないと取れやすくなってしまうため、はみ出ている部分はネイルファイルで削って調整しておきましょう。

両面テープ・シールを使ったネイルチップの付け方・外し方

ネイルチップをつけている画像

ネイルチップをつける方法には、「両面テープ・シール」「粘着グミ」「グルー」の3種類があります。
まずは両面テープ・シールを使ったネイルチップのメリット・デメリット、付け方・外し方についてご紹介します。

両面テープ・シールのメリット・デメリット

両面テープ・シールは一般的な両面テープと同じで、ネイルチップ用はネイルチップに沿った形になっています。
そんな両面テープのメリットは、付け外しが簡単にできるという点です。100円ショップなどでも手軽に手に入るため、「初めてネイルチップを付ける」という方におすすめです。
デメリットは、やや衝撃に弱いことです。両面テープで接着している場合は、指先をぶつけたりしないよう取り扱いに注意する必要があります。

両面テープ・シールを使ったネイルチップの付け方

両面テープ・シールを使ってネイルチップを付ける方法は以下の通りです。
ネイルチップが取れやすくならないよう、付ける前に工程を確認しておきましょう。

1. 両面テープ・シールをネイルチップに貼る

まずは両面テープ、またはシールをネイルチップの裏側に貼ります。根元のカーブに合わせて貼り、爪の幅からはみ出さないように整えます。

2. ネイルチップを根元から付ける

ネイルチップを根本から付けている画像

次に、ネイルチップと自爪の根元を合わせ、空気が入らないように注意しながら貼り付けます。根元側から先端に向けて空気を押し出すように指で軽く押さえると、密着しやすくなります。

3. ネイルチップを上から押さえる

ネイルチップを押さえている画像

最後に、ネイルチップの上から反対の手の親指でグッと押さえ、密着させれば完了です。
あとは、全ての爪に1〜3の工程を繰り返します。

両面テープ・シールを使ったネイルチップの外し方

ネイルチップを外している画像

両面テープ・シールを使った場合、「すぐに外せるのでは?」と考える方もいらっしゃいます。しかし、両面テープ・シールでも無理に外すと自爪を傷めてしまうため、手順を守って正しく外すことが大切です。

1.指先をぬるま湯に浸す

フィンガーボウルに指を入れている画像

まずはぬるま湯に2分程度指先を浸し、両面テープ・シールの粘着力を弱めます。

2.自爪とネイルチップの間にウッドスティックを入れて剥がす

剥がれやすくなったところで、自爪とネイルチップの間にウッドスティックを差し込み、そっとネイルチップを浮かせるように少しずつ剥がしていきます。
剥がれにくい場合は無理に剥がそうとせず、ぬるま湯に浸して自爪とネイルチップの間にウッドスティックを差し込む工程を繰り返しましょう。

粘着グミを使ったネイルチップの付け方・外し方

次に、粘着グミを使った場合のネイルチップのメリット・デメリット、付け方・外し方をご紹介します。

粘着グミのメリット・デメリット

粘着グミとは、ぷにぷにとしたグミのような質感のネイル用接着剤です。
そんな粘着グミのメリットは、付け外しが簡単にもかかわらず接着力が高いところです。価格も比較的安価で手軽に購入できます。また、着用後は粘着グミをきれいに剥がしておけば、ネイルチップを再利用することが可能です。
デメリットは水、とくにお湯に弱い点です。手洗いや食器洗いなどのタイミングで取れてしまわないよう取り扱いには注意しましょう。近年は感染対策として手洗いをする場面が多くなっています。手指の消毒剤やウェットティッシュなどを利用しつつ、ネイルチップが取れてしまわないように気を付けることが大切です。

粘着グミを使ったネイルチップの付け方

粘着グミを使ってネイルチップを付ける方法は以下の通りです。
手順は基本的に両面テープ・シールと同じようになっています。

1. 粘着グミをネイルチップに貼る

粘着グミは透明の保護シートに張り付いた状態で販売されています。ピンセットで台紙から一つずつ剥がし、ネイルチップの裏側の根元側に沿うように貼り付けます。
自爪側に貼ってからチップを密着させる方法でも使用できますが、いずれの方法でも貼り付けたあとに指の腹で軽く押さえ、浮きがないか確認しましょう。

2. ネイルチップを根元から付ける

次にネイルチップを自爪の根元に合わせ、向きを確認しながら真っ直ぐ貼り付けます。粘着グミとネイルチップの間に空気が入り込まないように、根元から付けていくのがポイントです。

3. ネイルチップを上から押さえる

最後にネイルチップを親指の腹で押さえ込み、密着させましょう。接着部分をまんべんなくしっかり押さえることで、外れにくくなります。
1〜3をすべての指に繰り返します。

粘着グミを使ったネイルチップの外し方

先述した通り、粘着グミは付け外しが簡単にもかかわらず接着力が高いのがメリットです。両面テープ・シール同様、無理に外すと自爪を傷めてしまう可能性があるため、手順を守って正しく外しましょう。

1.ネイルチップを指先側へ引っ張る

粘着グミを使ったネイルチップを剥がす場合、基本的に特別な道具は必要ありません。
ネイルチップの先をつまんで、指先のほうへ軽く引っ張ります。このとき、もし痛みを感じるようであれば、指先をぬるま湯に浸けて粘着グミをふやかしましょう。

2.ネイルチップの根元側を持ち上げる

その後、爪先を軸に下方向へ力を加えて、根元側を持ち上げます。自爪に負担がかからないよう、根元から少しずつ取り外していきましょう。剥がれにくい場合は、再度ぬるま湯に浸けてふやかしてから根元を少しずつ持ち上げて剥がすという工程を繰り返してください。
すべて剥がれたら、リムーバーを使って自爪に残った粘着グミを拭き取りましょう。

グルーを使ったネイルチップの付け方・外し方

ネイルチップの画像

続いてグルー(ネイル専用のり)を使ったネイルチップのメリット・デメリット、付け方・外し方をご紹介します。

グルーのメリット・デメリット

ネイルグルー(ネイル専用のり)とは、ネイルチップ専用の接着剤のことです。液状の接着剤を自爪とネイルチップの間に塗り、自然乾燥させて固めます。
グルーのメリットは、両面テープ・シールや粘着グミと比べて強度が高く、しっかりと接着できる点です。衝撃にも強いため、しっかりとした装着感が得られます。
一方デメリットは、ネイルオフする場合に専用のリムーバーが必要な点です。また、このリムーバーはチップも一緒に溶かす恐れがあるため、一度装着したネイルチップの再利用ができなくなります。
リムーバーを使わず無理に剥がすと自爪にダメージが加わる可能性があるので、外す際は必ずリムーバーを使用しましょう。

グルーを使ったネイルチップの付け方

ネイルグルーの画像

ネイルグルー(ネイル専用のり)を使ってネイルチップを付ける方法は以下の通りです。
グルーが多すぎるとネイルチップや自爪からはみ出し、少なすぎると剥がれやすくなるため、使用量には注意してください。

1. グルーを自爪に塗る

まずはネイルグルーを自爪に塗布していきます。ブラシタイプのグルーであればマニキュアと同様に根元から爪の先端に向けてサッと塗ります。このときに自爪の際までは塗らず、1mm程度開けて塗りましょう。これは、のちほどネイルチップを押しつけると、グルーがはみ出してしまうためです。

2. ネイルチップを根元から重ねる

次に、ネイルチップを自爪に乗せ、根元から空気が入り込まないよう注意しながら貼り付けていきます。

3. ネイルチップを上から押さえる

最後にネイルチップを親指の腹で上から押さえつけます。あとは押さえながらグルーが乾くまで待てば完了です。

グルーを使ったネイルチップの外し方

先述した通り、ネイルグルー(ネイル専用のり)は両面テープ・シールや粘着グミと比較すると強度が高く衝撃にも強いのがメリットです。その分、無理に外すと自爪を傷めてしまう可能性があるため、手順を守って正しく外しましょう。

1.自爪とネイルチップの間にリムーバーを染み込ませる

まずはネイルチップの先端をネイルファイルで削ります。その後、ネイルチップと自爪の隙間に専用のリムーバーを染み込ませ、2分程度時間を置きます。

2.自爪とネイルチップの間にウッドスティックを入れて剥がす

徐々にネイルチップが浮いてくるので、自爪とネイルチップの隙間にウッドスティックを差し込み、少しずつネイルチップを剥がしていきます。接着が強いときは、再度自爪とネイルチップの間にリムーバーを染み込ませてウッドスティックを差し込む工程を繰り返します。無理に進めると自爪が傷んでしまうため慎重に行ってください。

3.自爪に残ったグルーをネイルファイルで削る

ネイルチップがきれいに剥がれたら、自爪に残ったグルーを取り除きます。ネイルファイルで優しく削り落としましょう。このとき、自爪まで削ってしまわないよう、少しずつ進めていくのがポイントです。

ネイルチップ取り扱い上の注意点

カラフルなネイルチップの画像

最後に、ネイルチップを取り扱う際の注意点を3つご紹介します。
どれも大切なポイントとなりますので、ネイルチップを取り扱う前にチェックしておきましょう。

自分に合ったサイズのネイルチップを選ぶ

ネイルチップを付けた指を美しく見せ、かつ長持ちさせるには、自分に合ったサイズを選ぶことが大切です。巻尺を使ってサイズを測り、自分に適したサイズのネイルチップを購入しましょう。また、爪の形状やサイズは左右で異なる場合があるため、どちらの爪も測ることが大切です。
正しいサイズの測り方は次の記事をご参照ください。

>>>併せて読みたい!ネイルチップの正しい測り方は?メジャーやマスキングを使ったサイズ調整

取り外しは毎日行う

ネイルチップは衛生状態を良好に保つため、1日ごとに付け替えが必要です。どの接着方法も基本的に1日が限度のため、1日の終わりには取り外しましょう。もし1日以上装着した場合、思わぬタイミングで取れてしまったり、自爪がダメージを受けたりする可能性があります。

ネイルオイルなどで保湿する

ネイルチップを剥がしたあとのネイルケアも欠かせません。とくにグルーを外す際に使用するアセトンは、手指の水分を奪ってしまう働きがあります。ネイルチップを剥がしたあとは、ネイルオイルやハンドクリームでしっかり保湿を行いましょう。

ネイルチップの付け方・外し方に関するよくある質問

ネイルチップを付けるとき、自爪にベースコートを塗った方がいいですか?

ネイルチップを付ける際にベースコートの使用は必須ではありません。ベースコートは自爪への色素沈着を防ぐ下地ですが、自爪を保護したい場合に塗っておいても問題ありません。
ベースコートを使用する際は、十分に乾いてからネイルチップを装着しましょう。
なお、ベースコート自体には接着力がないため、ネイルチップを接着する目的では使えません。

フットネイルチップの付け方は?

フットネイルチップも基本的には、ハンドと同じ要領で装着します。足爪の長さと形を整え、表面の油分や汚れをエタノールで拭き取ります。爪の根元からチップを貼り、指の腹で押さえてしっかり密着させましょう。

ネイルチップは繰り返し使える?

ネイルチップは、破損や大きな傷がなければ繰り返し使用できます。繰り返し使いたい場合は、両面テープや粘着グミで接着する方法がおすすめです。グルーやジェルで装着すると、外す際にリムーバーを使う必要があり、チップが再利用できない場合があります。

ネイルチップはジェルで付けられますか?

ネイルチップを一般的なジェルで自爪に装着する方法はおすすめできません。
ジェルは本来、自爪の上で硬化させて仕上げるための材料であり、接着剤として使うことは想定されていない素材です。
とくに色付きのネイルチップはライトの光が裏側まで届かず、ジェルが硬化しないケースがほとんどです。ネイルチップを付ける際は、繰り返し使いやすく自爪への負担も少ない両面テープや粘着グミでの装着方法を選びましょう。

ネイルチップ作成をプロレベルへ!アフロートネイルスクール

ネイルチップをつけている画像

既存のネイルチップの主な付け方・外し方をご紹介しました。ネイルチップはイベントの際や週末などにネイルを楽しみたい方の強い味方です。お気に入りのネイルチップを付けることで、気分が上がるという人は多いのではないでしょうか。しかし、ジェルネイルなどと比較すると取れやすいという欠点があるため、イベントや休日を楽しむためにも事前準備のコツや正しい付け方・外し方を覚えておきましょう。

ネイルチップのデザインを自分でつくれるようになったら、もっとネイルを楽しめるようになると思いませんか?ワンランク上のネイルを目指すなら、アフロートネイルスクールでネイルを学びましょう。初心者からでもプロのネイリストを目指すことができます。
オープンキャンパスや説明会を行っていますので、ネイルのスキルアップをしたいと思っている方はぜひお問い合わせください。

ネイルチップのデザインも上手になろう!アフロートネイルスクール

この記事の監修者

神宮 麻実

神宮 麻実

アフロートネイルスクール学院長

多数のモデルや芸能人を顧客として抱え、圧倒的な支持を得るネイリスト。 度々テレビや雑誌でも特集されており、本の出版も多数。