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ベースコートが必要な理由やトップコートとの違いとは?きれいに塗るコツも解説

ベースコートが必要な理由やトップコートとの違いとは?きれいに塗るコツも解説

マニキュアを塗る前にベースコートは塗っていますか? なかには「ベースコートを塗らなくても問題ない」と考えている方もいるでしょう。ベースコートは必ず塗らなくてはいけないものではありませんが、ベースコートを塗るというひと手間を加えるだけで、持ちも仕上がりもワンランクアップします。
今回は、ベースコートが必要な理由を解説し、正しい塗り方やきれいに塗るコツ、自分に合ったベースコートの選び方などをご紹介します。すでにベースコートを使っている方はもちろん、これまでベースコートを使っていなかった方もぜひチェックしてみてください。

ネイルのベースコートとは?

ネイルのベースコートとは?

ベースコートとは、カラーポリッシュを塗る前に下地として塗布するものです。カラーポリッシュだけを塗っている方もいますが、ベースコートを塗布したあとにカラーポリッシュを塗ったほうがネイルの持ちも仕上がりも格段によくなります。以下では、ベースコートが必要な理由とあわせて、トップコートとの違いも解説します。

ベースコートが必要な理由こと

メイクをする前に、メイクのりをよくするための化粧下地を塗る方がほとんどだと思いますが、ネイルの場合も同様です。なかには「ベースコートを塗るのは面倒」と考える方もいますが、ベースコートを塗るというひと手間を加えることで、以下のような効果を得ることができます。

爪の乾燥や変色を防ぐ

ベースコートは化粧下地のような役割を担っているので、ネイルの前に塗布することで爪の乾燥や変色を防ぐことができます。

使用するカラーポリッシュによりますが、商品によってはそのまま塗ると自爪が乾燥したり、カラーによって自爪が変色することも。ベースコートを塗ることで自爪を乾燥から守り、カラーポリッシュによる変色を防ぐことができるため、健康な爪を守りたい方は塗布するのがおすすめです。

仕上がりを美しくする

ベースコートを塗布することで、自爪の表面を整えることができるためネイル後の仕上がりが美しくなります。特にネイルを繰り返している爪は表面に凹凸があることが多いため、カラーポリッシュだけだと色ムラになってしまう可能性があります。

ベースコートを塗布して表面を整えておけば、色ムラになりにくくきれいに仕上げることができるのです。

ネイルの持ちを良くする

ベースコートにはカラーポリッシュを密着させる役割があります。そもそもカラーポリッシュは密着力が弱いため、衝撃や摩擦などで剥がれてしまうことも。しかし、ベースコートを塗布して密着力を高めておけば、ネイルが長持ちしやすくなります。

ベースコートとトップコートの違い

ベースコートとトップコートは同じようなものだと考えている方もいますが、この2つは別物です。カラーポリッシュの前に塗布するベースコートは自爪をケアしつつカラーポリッシュを密着させる役割があり、仕上げとして塗布するトップコートはツヤを出して衝撃からネイルを保護する役割があります。


どちらか片方だけ塗れば良いのではなく、どちらも必要です。
1つで2役をこなす商品も販売されていますが、ベースコートとトップコートは本来役割が異なるため、ネイルの持ちと仕上がりをアップさせたいならそれぞれを別で用意するのがおすすめです。

ベースコートを塗らずトップコートで仕上げた場合、トップコートを塗って見た目が美しくなりネイルを保護できたとしても、ベースコートを塗っていない場合は密着性が低くなるため剥がれやすくなってしまいます。カラーポリッシュの色ムラが気になることもあるでしょう。

また、たとえベースコートを塗っていてもトップコートなしで仕上げた場合、ネイルの見た目だけでなく持ちにも影響が出てしまいます。ベースコートを塗って密着性を高めたとしても、日常生活のちょっとした動作で剥がれやすくなってしまうのです。手作業が多い方はわずか1日でネイルが欠けてしまうこともあるでしょう。

ベースコートとトップコートの違いについてしっかりと把握した上で、どちらも塗布することが大切です。

ベースコートの塗り方

ベースコートの塗り方

ベースコートの必要性がわかっていても、正しく塗布できていなければ十分な効果を得ることができません。ベースコートの役割を最大限に引き出すためにも、正しい塗り方を覚えておきましょう。

(1)前処理(基本のネイルケア)

ベースコートを塗る前に、自爪に付いた油分の除去を行いましょう。爪の表面には皮脂などの汚れや油分が付着しています。これらを除去せずにそのままベースコートを塗ってしまうと、表面に凹凸ができてしまったり気泡ができてしまったりする原因になりかねません。ネイルリムーバーやエタノールを含ませたコットンなどで爪の表面や裏面、側面に付いた油分や汚れを拭き取っておきましょう。

このほか、自爪の形や長さをあらかじめ整えておくことも重要です。ベースコートやカラーポリッシュを塗布したあとから爪を削ると、せっかく塗布したベースコートやカラーポリッシュが剥がれてしまいます。必ず、ベースコートを塗布する前に爪を整えておきましょう。

(2)ベースコートを塗る量を調整

ベースコートのブラシをボトルから取り出す際、液をたっぷり付けすぎると自爪からはみ出て見映えが悪くなります。自爪表面の凹凸をなくすためにたっぷりと塗る方もいますが、ベースコートを厚く塗りすぎると乾きづらくなり、そのあとに塗るカラーポリッシュがよれてしまう可能性があります。そのため、ベースコートは塗布する前にボトルの縁で軽くしごいて、ハケの片側のみに液が付いている状態にしてください。

(3)自爪の裏側に塗る

ベースコートを最初に塗るのは自爪の裏側です。裏側は最後に塗るという方も多いのですが、最初に塗っておくことで表面が整いやすくなります。ネイルの持ちを左右する爪先部分(エッジ)も忘れずに塗布しておきましょう。

(4)自爪の表側に塗る

自爪の裏側を塗り終えたら、表面を塗っていきます。自爪の真ん中にハケを乗せたら、爪の生え際よりも手前から軽く押し付けるようにして爪先まで一気に塗り広げます。その後、両サイドを同じように塗り、表面を整えていきましょう。ハケへの圧は一定にして薄く塗り広げるのがポイントです。

(5)乾かす

ベースコートを塗り終えたら、しっかりと乾かします。ベースコートが乾く前にカラーポリッシュを塗るとよれてしまうため、完全に乾かしてからカラーポリッシュを重ねましょう。ベースコートの乾燥時間の目安は商品によって異なりますが、一般的には10分程度です。早く乾かしたい場合は、ネイルドライヤーを活用するのがおすすめです。もしネイルドライヤーがない場合は、ヘアドライヤーを冷風にして使うのも良いでしょう。

ベースコートをきれいに塗るコツ

ベースコートをきれいに塗るコツ

ベースコートを正しく塗ったつもりでも、きれいに仕上がらないこともあるでしょう。そこで以下では、ベースコートをきれいに塗るためのコツをご紹介します。セルフネイルをしたもののきれいに仕上がらずお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。

甘皮処理をする

ベースコートを塗る前に、必ず甘皮処理をしましょう。甘皮とは、爪の表面にある薄い皮のことです。甘皮が残ったままだとベースコートがうまく乗らず、カラーポリッシュの発色や仕上がりにも影響してしまいます。ネイルをきれいに仕上げるためにも甘皮処置は省略せず、丁寧に行いましょう。

爪の先端からベースコートを塗る

ベースコートの塗り方でも紹介したとおり、ベースコートは爪の先端部分(エッジ)から塗布します。爪先から先に塗ることでムラを防ぐことができます。

ベースコートを2度塗りする

ベースコートをきれいに塗るには、2度塗りがおすすめです。1度塗りでも問題ないですが、爪の表面の凹凸が大きい場合は1度塗りでカバーできないことがあります。まず1度塗りで仕上げ、それでも凹凸が気になる場合は2度塗りをしましょう。このとき、凹凸が気になるからと厚く塗りすぎると、きれいに乾かずカラーポリッシュがよれてしまう可能性があります。1度塗りも2度塗りも薄く塗ることを意識してください。

自分に合うベースコートの選び方

自分に合うベースコートの選び方

一言でベースコートと言っても、さまざまな種類があります。メーカーや商品によって特徴が異なるため、自分に合ったものを見つけましょう。

爪の状態・悩みに合わせて選ぶ

体調の変化によって爪の血色が悪くなったり、乾燥や欠けが気になったりする場合は、爪の状態・悩みに合わせてベースコートを選ぶのがおすすめです。

血色の悪さをカバーしたい場合は、ベージュやピンクなどの色が付いているタイプ、乾燥が気になる場合はホホバオイルなどの保湿成分入りのタイプが良いでしょう。爪が弱く欠けやすい場合は、爪の補強に優れたハードタイプを使用するのがおすすめです。爪表面の凹凸をカバーしたい場合は、一般的なベースコートよりも爪表面をなめらかにしてくれるリッジフィリングタイプのベースコートが良いでしょう。

使い勝手の良さで選ぶ

ベースコートを選ぶ際は、使い勝手の良さも重要です。特に頻繁にネイルをする場合は、使い勝手が悪いとストレスの原因になってしまいます。ネイルを楽しむためにも、ライフスタイルに合わせて選ぶのが良いでしょう。

たとえば、素早く仕上げたいなら速乾タイプ、休日のみネイルをするなどこまめにオフする必要がある場合はピールオフタイプ、トップコートとの使い分けが面倒な方にはベースコートとトップコートの兼用タイプをおすすめします。

カラーで選ぶ

ベースコートは無色透明タイプや薄く色が付いたタイプが多いのですが、しっかりと色が付いたタイプも販売されています。カラーポリッシュのように色付いたタイプなら、ベースコートで自爪をケアしながらネイルカラーも楽しむことができるでしょう。

自爪のくすみや黄ばみが気になる場合は、コンシーラーのように色味をカバーするベージュ系やイエロー系、色ムラを補正するならトーンアップが期待できるホワイト系がおすすめです。しかし、上からカラーポリッシュを重ねる場合は、重ねたときの色味に注意しましょう。

ジェルネイルをオフしたあとにもベースコートを塗るのがおすすめ

ジェルネイルをオフしたあとにもベースコートを塗るのがおすすめ

ベースコートはカラーポリッシュを塗る前にのみ塗布すると思っていませんか? 実は、ジェルネイルをオフしたあとにも、ベースコートを塗るのがおすすめです。

ジェルネイルをオフしたあと、「自爪のダメージが気になる」という方もいるでしょう。ジェルネイルを繰り返すとどうしても自爪が薄くなってしまいがちなので、ちょっとした衝撃で欠けたり折れたりしてしまうことがあります。そのため、自爪を強化するためにさらにジェルネイルを続けるか、自爪を休ませるためにネイルをしばらく休むかのどちらかを選択することになりますが、自爪が薄くなっているとどうしても長さをキープするのは難しくなってしまいます。 

自爪を休めるためにネイルを、しばらくしない場合におすすめなのがベースコートです。ジェルネイルをしていない間もベースコートを塗り続けることで自爪の欠けや割れを防ぐだけでなく、紫外線の影響による水分の蒸発を防いで自爪を保護できます。美容成分が配合されたベースコートなら、自爪の保湿やケアもできるでしょう。健康的な自爪へと育てたい方にこそ、ベースコートの使用がおすすめです。

ベースコートを使ってネイルをケアしよう

カラーポリッシュをそのまま自爪に塗布していたという方もいるでしょう。カラーポリッシュを自爪に直接塗布すると、自爪がダメージを受けやすくなるだけでなく、色素沈着や剥がれの原因になります。しかし、ベースコートを使用することでネイルの持ちや発色が良くなるのです。

近年はさまざまなタイプのベースコートが販売されているため、自爪の状態や悩み、機能性などで選ぶようにしましょう。また、ベースコートはジェルネイルをお休みする間の保護としても使えます。

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この記事の監修者

神宮 麻実

神宮 麻実

アフロートネイルスクール学院長

多数のモデルや芸能人を顧客として抱え、圧倒的な支持を得るネイリスト。 度々テレビや雑誌でも特集されており、本の出版も多数。