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フットケア理論検定とは?試験概要や合格のコツを公開

フットケア理論検定とは?試験概要や合格のコツを公開

ネイル関連の資格としては、ネイル検定やジェルネイル検定などの資格がよく知られています。しかしプロのネイリストとして働くのであれば、フットケアに関する知識を身につけることも大切です。フットケア領域の資格としては、JNA(日本ネイリスト協会)が認定するフットケア理論検定が挙げられます。
本記事ではフットケア理論検定の内容や試験の難易度、合格するための方法をお伝えします。


フットケア理論検定とは

JNAフットケア理論検定試験とは、JNA(日本ネイリスト協会)が認定するネイリストがサロンワークでフットケアを施術するために必要な知識・技術を有していることを証明する資格です。理論を問う試験で、実技試験はありません。ネイリストがネイルサロンで行う足の爪とその周辺の肌などに対するケアによって、お客さまの美と健康に寄与する健全なフットケアの普及を目的として誕生しました。
ネイルサロンで働くうえでは手についてはもちろんのこと、フットケアの知識も不可避なもの。フットケアに関する日本初の検定試験であるフットケア理論検定は、ネイルサロンへの就職活動にも役立つ資格といえるでしょう。


フットケア理論検定の試験概要

フットケア理論検定の試験概要

フットケア理論検定の受験資格や内容など、試験概要について見ていきましょう。

受験資格

フットケア理論検定は、お客さまにネイルの施術をする基礎的な技術を身につけている方が対象のため、受験するためには以下の資格のいずれかを取得している必要があります。

・ネイリスト技能検定試験(JNEC):3級以上

・JNAジェルネイル技能検定試験:初級以上

・JNA国際ネイリスト技能検定試験:3級以上

 ※日本国内に合否通知送付先住所のある方

フットケア理論検定試験を申し込む際に、上述した試験の合格認定番号を記載することになります。
また、公式テキスト購入も不可避で、『JNAテクニカルシステム〜フットケア〜』に印字されているシリアルナンバーの記載が必要になります。このシリアルナンバーは使い回しできないため、中古テキストのシリアルナンバーでは申し込みできません。ただし、再受験の場合は再度購入する必要はありません。

受験料

フットケア理論検定の受験料は、一般会員の場合は8,800円(税込)で、JNAの会員やJNA認定サロンのスタッフ、JNA認定校の在校生・卒業生であれば6,600円(税込)で受験できます。
なお公式テキスト『JNAテクニカルシステム〜フットケア〜』の購入費用は3,300円(税込)が別途かかります。全国のJNA認定校、ネイルショップなどで購入できます。

試験方式

試験は、座学と筆記試験の2部構成で実施されます。
はじめに試験会場で120分のセミナーを受講し、フットケアについての理論を学びます。
その後は、筆記試験の準備時間30分(この時間は自習に使えます)を経て、マークシート方式の30分間の筆記試験が行われます。

試験内容

筆記試験の出題範囲は、前半に行われるセミナーでの内容と公式テキスト『JNAテクニカルシステム〜フットケア〜』からになっています。公式テキストの内容は大きく区分すると「フットケア基礎理論」と「フットケア技術」となっており、、具体的には次の内容を学びます。

(表1)公式テキストの学習内容

フットケア基礎理論

フットケア技術

・フットケア概論
(フットケアの歴史など)

・足の構造と名称

・皮膚科学

・解剖生理学

・足のトラブル

・爪の皮膚や病気とトラブル
・衛生管理と消毒法

・フットトリートメント理論
・フットカウンセリング

・用具・用材と使用目的

・フットケアのステップ

・基本的なセッティング

・足浴、消毒、カウンセリング

・ポリッシュオフ、ジェルオフ

・ファイリング
・クリーンナップ

・角質ケア
・フットトリートメント

・ポリッシュカラーリング

・ジェルカラーリング

スケジュール

一年を通して全国各地のJNA認定校で随時開催されています。試験日は平日のこともあれば、土日のこともあります。たとえば2024年3月開催分は東京、千葉、長野、大阪で開催予定で、申込期間は2024年1月22日〜31日になっています。
日程や会場、申込締切日はJNAの公式サイトで確認しましょう。

参考:https://www.nail.or.jp/kentei/f_kentei/seminar.html

持ち物

公式テキストはセミナーでも使用するため、試験当日は持参する必要があります。筆記用具の忘れは減点対象となります。鉛筆か、HBまたはBのシャープペンシル、消しゴムを用意しましょう。ボールペン(消せるボールペン含む)やサインペンの使用はできません。
また、受験票は試験当日に会場で渡されます。なお、飲み物の持ち込みは認められています。

(表2)フットケア理論検定試験当日の持ち物リスト

□公式テキスト『JNAテクニカルシステム〜フットケア〜』

 ※要シリアルナンバー

□鉛筆またはシャープペンシル(HBまたはB)

□消しゴム

(□受験票は試験当日に会場で配布)

参考:https://www.nail.or.jp/media/pdf/kentei/foot_ex_2020.pdf

試験会場

試験は全国のJNA認定校で随時開催されます。延期や中止になる場合があるため、最新の情報はJNAの公式サイトなどでご確認ください。

参考:https://www.nail.or.jp/kentei/f_kentei/seminar.html

試験の難易度や合格基準

試験の難易度や合格基準

出題範囲が決まっていて、試験前にはセミナーが行われると知り、手の届きやすい資格に感じられた方が多いのではないでしょうか。続いては、フットケア理論検定の合格基準や難易度についてご紹介します。

合格基準

フットケア理論検定はセミナーを受講し、筆記試験が100点満点中80点以上なら合格します。
遅刻をしたり、テキストを忘れた場合は受験できません。筆記用具の忘れは減点対象です。そのほかにも受講態度が悪い(おしゃべりをする・居眠りをするなど)場合も減点、もしくは失格になります。

合格率・難易度

フットケア理論検定の合格率は公表されていないため正確な数はわかりません。ただし、座学の受講後に試験ではその内容が出題されるとあって、難しくはないといわれています。
それでも試験日前に公式テキストを読まず、試験日のセミナー受講だけで合格できるほど甘くはありません。
公式テキストは全84ページあり、さっと読み切れる量ではありません。事前に公式テキストを読み込んでおき、試験当日は講義を受けながら内容を復習するようなつもりでセミナーに臨みましょう。そうすれば講師が教えてくれる出題ポイントの理解が早まります。


フットケア理論検定の受験申し込みから合否発表までの流れ

フットケア理論検定の受験申し込みから合否発表までの流れ

フットケア理論検定の受験申し込みから合否発表までの流れは、以下の通りです。

受験の申し込み

フットケア理論検定試験は、試験を開催するそれぞれのJNA認定校に申し込みます。基本はWebからの申請になります。
JNAの公式サイトから開催場所を探し、受験しやすい会場を選びましょう。ただし、定員が設定されているため、早めに申し込まなければ希望する会場での受験はできなくなります。「フットケア理論検定を受験したい」と思ったら、すぐに申し込むのがおすすめです。

申込に必要な情報は以下の通りです。

①受験者情報:氏名、性別、生年月日、住所、電話番号、メールアドレスなど

②取得している資格の種類と合格認定番号

③テキストのシリアルナンバー(テキスト裏表紙の内側に印字)

(④会員価格適用を希望する場合は、会員番号など会員資格を証明する情報)

なお、フットケア理論検定試験の申し込みには、取得資格の合格認定番号と、公式テキストのシリアルナンバーの入力が必要です。会員価格の適用を希望する場合は会員番号などが必要なので、事前に準備しておきましょう。

受験料の支払い

フットケア理論検定の申し込みが完了したら、受験料を支払います。主催認定校からの案内に沿って支払いましょう。

試験当日

試験当日は、JNA認定校の指示に従って受験します。開始時刻に遅刻をすると受験できません。事前に会場までのアクセス方法・交通機関を調べ、余裕を持って早めに会場に入りましょう。
受験票は試験当日に配布されます。試験後の問い合わせなどにも必要なため大切に保管しましょう。


合否発表

合否通知は、受験した翌月の25日(土日祝日の場合は翌営業日)に発送されます。変更の場合もあるため、正確な日程は受験日に再確認しておきましょう。
フットケア理論検定に合格していると、合格証書(ディプロマ)が同封されています。もし合格通知や合格証書(ディプロマ)が届かない場合は、JNA事務局に問い合わせましょう。

フットケア理論検定に一発合格するならネイルスクールがおすすめ

フットケア理論検定に一発合格するならネイルスクールがおすすめ

フットケア理論検定は事前に公式テキストに目を通し、セミナーをしっかり受講することで合格に近づきます。しかし、合格への念を押すためにも、合格後に資格を活かすためにも、ネイルスクールに通うのがおすすめです。そこで以下では、ネイルスクールに通うメリットをご紹介します。

知識・技術を効率よく習得できる

フットケア理論検定は独学でも取得可能な資格ですが、ネイルスクールに通うことで知識のみならず、技術も効率よく習得できます。
フットケア基礎理論で出る衛生管理と消毒法、フットケア技術などはサロンワークに不可欠なもので、ネイルスクールに通うことで、より深く学ぶことができます。不明点があればその場で質問して疑問を解消することもできるので、悩む時間を省けて効率よく学べます。

プロの講師に直接教えてもらえる

ネイルスクールには、プロの講師が在籍しています。独学や自己流だと、それが誤っていても気づけませんが、直接プロに教わることでそうしたリスクを防ぐことが可能です。また、誤った方法がクセになる前に解消できます。一度ついたクセを直すのは時間がかかるため、講師から手取り足取り教われるのはネイルスクールに通う大きなメリットといえるでしょう。

資格が取得しやすくなる

資格が取得しやすくなる点もネイルスクールに通うメリットです。
フットケア理論検定の受験資格を持つ方はすでにネイル関連資格を有しているため、改めて「JNECネイリスト技能検定試験」や「JNAジェルネイル技能検定試験」などに触れるまでもありませんが、フットケア理論検定の受験を機にネイリストとしてのステップアップをお考えの場合は、ネイルスクールで学ぶことを検討してみましょう。

JNECネイリスト技能検定試験 1級やJNAジェルネイル技能検定試験 上級は、プロとして経験を積むネイリストですら不合格になるほど難易度が高いものです。トップレベルのネイリストが有するこうした資格も、ネイルスクールに通えば取得できる確率がグンと高まります。

なぜならネイルスクールでは検定対策を行っているからです。「どのような点に注意すればよいか」、「どこを重点的に学べばよいのか」を講師からアドバイスしてもらえます。すべてを短期間で覚えるのは困難ですが、試験対策を行って勉強することで効率よく知識・技術を身につけることができます。

ネイルスクールによっては、検定合格保証制度を設けているところもあります。万が一、試験に不合格だったとしても検定合格保証制度があれば、再度無料で受講することが可能です。ただし、ネイルスクールによって検定合格保証制度の内容や条件が異なるので、事前に確認しておくことが大切です。

>>>併せて読みたい!ネイルスクール認定校とは?

フットケア理論検定以外に取得しておきたい関連資格

フットケア理論検定以外に取得しておきたい関連資格

最後にフットケア理論検定と合わせて取得しておきたいネイル関連資格をご紹介します。

ネイリスト検定

ネイリスト検定はJNEC(公益財団法人日本ネイリスト検定試験センター)が主催するネイルの知識・技術に関する資格として最も歴史のある試験です。ネイルの正しい知識・技術の向上を目的とした実践に役立つ検定試験で、これまでに約96万人の受験者実績があります。筆記試験と実技試験の両方が行われます。
1級を最高として3段階に分かれており、ネイルサロンで働くのであれば2級レベルまでは取得しておきたいところです。

>>>併せて読みたい!ネイリスト検定は独学でも合格できる?

参考:https://www.nail-kentei.or.jp/

ジェルネイル検定

ジェルネイル検定はジェルネイルに特化した検定試験で、ネイリスト検定と並びよく知られた資格です。主催はフットケア理論検定と同じくJNAになります。
試験内容はプロとしてサロンワークでジェルネイルを施術するために必要な理論と技術の習得を問うもので、筆記試験と実技試験で行われます。上級を最高として3段階に分かれており、ネイルサロンで働くのであれば中級レベルまでは取得しておくことが望ましいといわれています。

>>>併せて読みたい!ジェルネイル検定とは?

参考:https://www.nail.or.jp/kentei/g_kentei.html

ネイルスクールに通ってフットケアの技術を磨こう

フットケアに関する専門知識が身につくフットケア理論検定。合格すればネイルサロンの現場でさらに活躍できるきっかけになることでしょう。ただし、フットケア理論検定で問われるのは「理論」であり、技術・スキルは合格したからと言って向上するわけではありません。

ネイルサロンで必要とされるフットケアの実践的な技術・スキルを身につけたいのであれば、ネイルスクールで学ぶことをおすすめします。

JNA認定校であるアフロートネイルスクールでは、フットケアはもちろん、ネイルケアやネイルアートの実践力が身につくカリキュラムが組まれています。授業は教室で行われるだけではなく、スチューデントネイルサロン研修という在学中にサロンワークが経験できる授業もあります。現場で必要とされるネイリストになりたいなら、アフロートネイルスクールでネイルの知識と技術に磨きをかけましょう。


本気でネイリストを目指すならアフロートのネイルスクールへdouble_arrow

この記事の監修者

神宮 麻実

神宮 麻実

アフロートネイルスクール学院長

多数のモデルや芸能人を顧客として抱え、圧倒的な支持を得るネイリスト。 度々テレビや雑誌でも特集されており、本の出版も多数。

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