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【初心者必見】セルフネイルに必要なものとジェルとマニキュアの基本的な施術方法

本記事ではセルフネイルをする際に揃えておきたい道具一式を、初心者向けに解説します。マニキュアの基本となる道具はベースコート、トップコート、ネイルポリッシュ、除光液などが挙げられますが、それ以外にも爪のキューティクルをケアする道具など、必要なものは多くあります。ネイル上手を目指すために、ここで道具一式をチェックしましょう。
また、ネイルケアやマニキュア、ジェルネイルなど各セルフネイルの基本的な施術方法も解説していますので、こちらも参考にしてみてください。
【ネイルケア】セルフネイルに必要なもの

はじめに、ネイルケア用品をご紹介します。セルフネイルの仕上がりを左右するのは、普段からのネイルケアです。基本的なネイルケアができていないと、マニキュアやジェルネイルを塗ったときの美しさが半減してしまいます。マニキュアやジェルネイルがきれいに見えるよう、次にご紹介する道具を用意しておくと良いでしょう。
セルフネイルに必要なものは主に以下の7つです。
・ネイルファイル(爪やすり)
・エタノール
・キューティクルリムーバー
・キューティクルプッシャー
・ウッドスティック
・キューティクルニッパー
・ネイルオイル
ネイルファイル(爪やすり)
ネイルファイルは爪の長さを調整したり爪の表面を磨いたりする際に使用します。さらに、ジェルをオフする際に必要なアイテムでもあります。ファイルには目の粗さの種類がいろいろありますが、180G〜240Gの範囲のものをいくつか準備しておきましょう。
エタノール
エタノールは手指消毒のほか、油分・水分のオフ、はみ出たカラーの拭き取り、筆の消毒など、幅広く活用できる必需品です。
キューティクルリムーバー
キューティクルリムーバーとは、甘皮や爪の表面にある不要な角質を落としやすくする道具です。特に甘皮はネイルの仕上がりを大きく左右するため、ネイルを美しく見せるためには、爪の根本の甘皮ケアが肝心です。キューティクルリムーバーを用いることで、甘皮が取りやすくなります。
キューティクルプッシャー
不要な甘皮を押し上げるために用いるのが、キューティクルプッシャーです。先端がやや丸みのある形状をしており、柔らかくした甘皮を優しく押し上げて除去し、爪の根本や表面をきれいに整えます。
ウッドスティック
ウッドスティックはネイルからはみ出したカラーを取り除いたり、ネイルに細かいパーツを乗せたりするための、割り箸のような木製の棒です。様々な用途に活用できるため1つは持っておきましょう。
キューティクルニッパー
ささくれの処理などには、キューティクルニッパーが便利です。ささくれをむやみに取ると裂傷したり出血したりするので、道具を使ってカットしましょう。
ネイルオイル
ネイルオイルは爪や甘皮の保湿を目的として使用します。マニキュアを除光液で落としたあとは乾燥しやすいため、しっかりネイルオイルを塗りましょう。ネイルを長持ちさせるためにも、保湿は大切です。
【ネイルケア】の基本的な施術方法
ネイルケアは、爪の形を整え、甘皮を処理し、表面を磨くといった流れが基本の工程です。エメリーボードやバッファーなど、専用の用具を使用して丁寧に下準備を行うことで、ネイルの仕上がりや持ちが格段に良くなります。
セルフネイルにおいても、この土台づくりは仕上がりの美しさを左右する重要なポイントです。ここからは、各工程のやり方と、セルフでもきれいに仕上げるためのコツを3つのステップに分けて紹介します。
1.爪の長さや形を整える
爪の形を整える際は、自分の爪の形を生かすのが理想。爪切りはなるべく使用せず、エメリーボードを使ってやさしく削るのが基本です。
長さを整えるときは、力を入れすぎず、エメリーボードを爪に当てて45度の角度を意識しましょう。往復がけを避け、一方向に動かすことで二枚爪の予防にもつながり、セルフでもきれいに整えられます。
2.爪の表面を整える
爪の表面は、バッファーやシャイナーを使ってなめらかに整えます。凹凸をなくすことで、ベースコートやカラーの密着が良くなり、ムラのない仕上がりになります。爪の表面を磨く際は、擦りすぎに注意しましょう。強く擦ったり磨きすぎたりすると、痛みを感じることがあります。ツヤを出しすぎず、表面が整ったところで止めるのがポイントです。
3.甘皮を処理する
甘皮処理は、ネイルの美しさや持ちに影響する大切なケアです。キューティクルリムーバーやプッシャーなどを使って、やさしく押し上げて整えます。無理に取りすぎるとトラブルの原因になるため、丁寧に処理をしましょう。
詳しいセルフケアの方法については、以下のリンクも参考にしてみてください。
>>併せて読みたい!セルフネイルケアの手順を基本から確認!正しい爪の「育て方」講座
【マニキュア】セルフネイルに必要なもの

セルフネイルでマニキュアをするために必要となる基本的な道具と施術方法をご紹介します。
セルフネイルでマニキュアする際は、次の5つの道具が必要です。
・ベースコート
・マニキュア・ネイルポリッシュ
・トップコート
・ネイルリムーバー・除光液
・コットン
ベースコート
マニキュアはそのまま爪に塗らず、必ず先にベースコートを塗ります。ベースコートとは爪の補強剤のことで、自爪のトラブルをカバーしてくれる役割を持っています。ベースコートを塗らずにマニキュアを直接爪に塗った場合、マニキュアが剥がれやすくなり持ちが悪くなります。さらに、色素沈着の原因にもなるため注意しましょう。
マニキュア・ネイルポリッシュ
マニキュアまたはネイルポリッシュは、爪に色を乗せるためのメインアイテムです。ベースコートの上に、カラーのマニキュア・ネイルポリッシュを乗せていきます。
なお、マニキュアとネイルポリッシュはどちらも同じ意味で使われているケースが一般的ですが、「マニキュア=ネイルケア全般のことを指すフランス語由来の用語」「爪に色を乗せるための液体そのもののこと」という使い分けがされるシーンもあります。
トップコート
マニキュアを長持ちさせるために、最後に上から透明のトップコートを塗って仕上げます。トップコートはツヤ感をアップさせるのにも欠かせない道具です。
ネイルリムーバー・除光液
マニキュアを落とすためには、ネイルリムーバー・除光液を用います。爪への負担を抑えるためにも、できるだけダメージが少ないタイプを選ぶようにしましょう。単色ネイルのオフであれば、アセトンが入っていないタイプがおすすめです。また、ネイルリムーバーや除光液は匂いが強く引火性の成分が含まれているものも多いため、換気を必ず行いましょう。
コットン
除光液はコットンに染み込ませてオフするので、コットンも準備しておきましょう。ネイルのオフ以外にも、エタノールを染み込ませて消毒する際などいろいろと活用できます。
【マニキュア】の基本的な施術方法

マニキュアを塗る手順は、「ベースコート」→「マニキュア・ポリッシュ」→「トップコート」となります。それぞれの道具を使う際のポイントは、以下のとおりです。
1.ベースコートを塗る
ベースコートを塗る際は、爪の表面の余分な油分を拭き取ってから塗るのが基本です。プレプライマーやエタノールをコットンに含ませてやさしく拭き取ることで、ベースコートの密着が良くなります。油分を落としたあとは、、ハケについた余分なベースコート液を落として爪の真ん中の付け根から塗っていきましょう。ベースコートがきれいに塗れれば、次に塗るマニキュアの仕上がりにも差が出ます。
2.マニキュア・ポリッシュを塗る
マニキュア・ポリッシュは、まず爪の先端(エッジ)にも軽く塗ってから、表面の中央、両サイドの順に塗るのが基本です。この順に塗ると、爪の形に沿って塗りやすく、全体を均一に整えやすくなります。
カラーは基本的に二度塗りがおすすめ。一度目が乾いてから重ね塗りをすると、ムラが出にくくなり、発色もきれいに仕上がります。
3.トップコートを塗る
仕上げとなるトップコートは、マニキュア・ポリッシュが乾いてから塗りましょう。
まずエッジにトップコートを薄く塗っておくことで、カラーの摩耗や欠けを防ぐことができます。仕上がりを長持ちさせるためにも、先端の保護は欠かせません。
そのあと、爪の中央から両サイドへと塗り広げていくと、全体を均一に整えることができます。丁寧に仕上げることで、ツヤ感が増し、ネイル全体の完成度も高まります。
【ジェルネイル】セルフネイルに必要なもの

ワンランクレベルアップして、ジェルネイルをセルフで行う場合には、上記以外にどのような道具が必要となるでしょうか。ジェルネイルに必要なものと基本的な施術方法をまとめてご紹介します。
セルフジェルネイルに必要な道具は、以下の5つです。
・ネイルブラシ(平筆タイプ)
・クリアジェル
・カラージェル
・LEDライト・UVライト
・ジェルリムーバー・アルミホイル
ネイルブラシ(平筆タイプ)
ジェルネイルをする場合、ネイルブラシは必須です。メイク用ではなく、ジェルネイル専用のものを購入しましょう。ジェルネイルをムラなく均等に塗りたい場合は、筆の先端が直線的にカットされている平筆タイプがおすすめです。
クリアジェル
クリアジェルはジェルネイルのベースコートやトップコートとして使用できるので、これも必ず用意しておきましょう。色素沈着を防止でき、またストーンやパールといった装飾をしっかり固定する役割があります。
カラージェル
カラージェルとは色付きのジェルのことです。クリアジェルをベースコートとして塗ったあとに、カラージェルを塗っていきます。初心者は自爪に馴染みやすいピンク系の単色カラーをまずは準備しましょう。ラメ入りなど様々な種類が発売されているので、あとは自分の好みで選びましょう。
LEDライト・UVライト
ジェルネイルは一般的なマニキュアと異なり、LEDライトまたはUVライトを照射し、化学反応を起こすことで硬化させます。時間を置いても固まりません。UVライトでしか固まらないジェルもあるため、使用したいジェルの性質を確認しましょう。
LEDライトは電球の交換が不要で、早く固まりやすいのが特徴です。一方のUVライトはLEDライトと比較すると費用を抑えやすく、ネイル以外の用途にも活用できます。それぞれの特徴を知ったうえで揃えると良いでしょう。
ジェルリムーバー・アルミホイル
ジェルネイルのオフには、ジェルネイル専用のリムーバーを用意します。まずはリムーバーを馴染ませるために、ファイルでジェルネイルの表面に軽く傷を付けます。適度なサイズにカットしたコットンにリムーバーを染み込ませ、爪に乗せてアルミホイルで巻き、時間を置いてオフします。ウッドスティックなどで少しずつ削ぎ落としましょう。
【ジェルネイル】の基本的な施術方法

セルフでジェルネイルを楽しむには、まず必要な用具をそろえ、手順をしっかり押さえることが大切です。用具の使い方を理解し、手順に沿って丁寧に進めれば、自宅でもきれいに仕上げることができます。ここでは、セルフネイルに必要な用具と、基本的な施術の流れを順番に解説します。
下準備
ジェルネイルも、ネイルケアや甘皮処理までは先述の手順と同じです。使用するベースジェルの種類によっては、密着を高めるために、爪の表面を軽く削るサンディングが必要になることがあります。
サンディングを行った際は、削りカスを払い、油分を除去して清潔に整えましょう。さらにプライマーを塗ると、持ちが安定します。
1.ベースジェルを塗って硬化させる
ベースジェルは、ジェルネイルの土台です。筆圧はかけず、サイドにジェルが流れないように薄く塗布していきます。甘皮やサイドに流れてしまった場合は、ウッドスティックを使って除去し、皮膚につかないようにしましょう。
爪の表面全体だけでなく、エッジにも塗っておくとリフト予防にもなります。塗り終えたら、メーカー指定の時間に沿ってしっかりライトで硬化させましょう。
2.カラージェルを塗って硬化させる
カラージェルは、筆圧をかけず薄く均一に塗るのが基本です。一度目を塗ったらライトで硬化した後に、二度塗りするとムラなく発色が整います。
ジェルが甘皮やサイドにはみ出した場合は、硬化前にウッドスティックで取り除きましょう。アートやパーツをのせる場合は、トップジェルを塗る前のこのタイミングで行うのが一般的です。
3.トップジェルを塗って硬化させる
トップジェルは、ツヤを出し、ジェルネイル全体を保護する仕上げの工程です。まず爪先のエッジをしっかりコーティングし、その後、表面全体に薄く均一に塗布しましょう。甘皮やサイドにはみ出さないよう注意し、厚塗りは避けます。塗り終えたらライトでしっかり硬化。未硬化ジェルが残るタイプのジェルを使用している場合は、ジェルクリーナーやエタノールを含ませたワイプで拭き取りましょう。
セルフネイルに必要なものは100均でも揃えられる
セルフネイルに必要な道具は、ネイル用品専門店や通販サイトで購入できます。100円ショップやドラッグストアでも入手可能です。「道具一式を効率良く揃えたい」「より本格的なセルフネイルを楽しみたい」という方には、ネイル用品専門店か通販サイトがおすすめ。なお、ネイル用品は一品一品をバラバラに購入するよりも、セット商品を購入したほうが費用が抑えられます。
「手軽にセルフネイルを楽しみたい」という方は、100円ショップやドラッグストアを活用すると良いでしょう。以下の表で、100円ショップで入手できるネイル用品を大まかにまとめました。
|
ネイルケアの道具 |
・ネイルファイル |
|---|---|
|
マニキュアの道具 |
・ベースコート |
|
ジェルネイルの道具 |
・ネイルブラシ(平筆タイプ) |
表のとおり、アイテムのほとんどを100円ショップで購入できます。「特にこだわりたいアイテムはネイル用品店や通販サイトで購入」「コットンやアルミホイルなどの消耗品は100円ショップで入手」というように、お店を使い分けるのもおすすめです。
初心者はネイルセットで必要なものを揃えるのもおすすめ
ネイル初心者には、必要なものが一式そろった「ネイルセット」を、購入して始めるのがおすすめです。例えば、ジェルネイル用のキットであれば、プッシャーやファイル、ベースジェル、カラージェル、トップジェル、ライトなど、基本的なアイテムがリーズナブルな価格でそろっているので、個別に買い足す手間もありません。
ネイルセットによっては品数や種類にも差があるため、レビューやセット内容をよく確認して選びましょう。まずは基本の必要なものがそろったスターターセットから始め、慣れてきたら好みのカラーやパーツを追加していくと、無理なくセルフネイルを楽しめます。
セルフネイルに関するよくある疑問
ネイルケアをするときになくても良い道具はある?
ネイルケアは、ネイルの仕上がりを左右する重要な工程です。上述した道具を全て揃えるのが理想的ですが、初心者の場合は「キューティクルプッシャー」「キューティクルニッパー」はなくても問題ないことも。
キューティクルプッシャーは甘皮を押し上げるために使う道具ですが、初心者がキューティクルプッシャーを使うと力が入りすぎてしまい、爪を痛めてしまうことがあります。お風呂上りに、湿らせたガーゼを甘皮に優しく押し当てれば、プッシャーがなくても甘皮処理が可能です。
キューティクルニッパーは余分な皮やささくれを処理する道具ですが、こちらも力加減を間違えて炎症のもとになるケースがあります。プッシャーと同じく、初心者のうちは湿らせたガーゼで代用するのがおすすめです。
キューティクルプッシャーやキューティクルニッパーは、十分な知識や技術がないまま使うと怪我につながってしまう恐れがあるため要注意です。
最初に揃えたほうが良いカラーは?
普段使いしやすく爪に馴染みやすいピンク系、ベージュ系のカラーを揃えておくと良いでしょう。くわえて色の三原色といわれるシアン、イエロー、マゼンタ、さらに黒と白を揃えることで幅広い色をつくり出せるようになります。
セルフネイルチップに必要なものは?
セルフでネイルチップを作るには、チップ本体のほかに、ネイルチップスタンドや、両面テープなどチップを固定するためのアイテムが必要です。チップは自爪のサイズに合うものを選び、スタンドにしっかり固定すると塗りやすくなります。
装飾をする場合は、ラインストーンやネイルパーツなどもあわせて用意しておきましょう。それ以外の用具や塗り方の流れは、マニキュアやジェルネイルと基本的に同じです。
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セルフネイルを極めるために、ここでご紹介したような道具を揃えて、練習してみてください。
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この記事の監修者

神宮 麻実
アフロートネイルスクール学院長
多数のモデルや芸能人を顧客として抱え、圧倒的な支持を得るネイリスト。 度々テレビや雑誌でも特集されており、本の出版も多数。
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