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ネイリストの志望動機はどう書く?使える例文とアピールポイント
ネイリストの就職試験では、書類審査や面接試験を受けることになります。選考過程で多くの方が悩むのが、志望動機の書き方です。本記事ではネイリストの志望動機の例文を示しながら、アピールポイントの書き方や使いがちなNGフレーズ、ネイリスト就職試験の主な流れなどをご紹介します。
ネイルスクール卒業後にネイルサロンへ就職を希望している方やほかのネイルサロンへの転職を検討している方は、ぜひご参考にしてみてください。
ネイリストの志望動機を書くポイント
ネイリストの就職試験で必ず聞かれる項目の一つが志望動機です。
そもそも採用担当者が志望動機を訪ねる理由には、その人がどのような人なのかを知りたいという意図が隠されています。先に書類選考があるなら履歴書の記載内容も重要ですが、志望動機を直接自分の口で伝える機会がある場合は、履歴書に記載した内容をさらにわかりやすく自分の言葉で伝えることが大切です。履歴書の内容をただ口頭で読み上げるのではなく、履歴書の内容にプラスアルファの内容を加えるのが理想です。そこで仕事への熱意や今後やりたいことなどをアピールできれば、採用してもらえる可能性が高くなります。
ここでは志望動機を書く(話す)際のポイントをお伝えします。
書き始める前に自己分析を!
遠回りに感じるかもしれませんが、いきなり志望動機を書き始めるのではなく、これまでの自分の考え方や性格、志向性を振り返る「自己分析」を行うことをおすすめします。
志望動機に説得力を持たせるためには、根拠と自信を持って答えられること、またそのほかの質問と一貫性があることが重要です。
ぶれない軸を持つために、この機会に過去から現在にかけて振り返って見つめ直しましょう。
自己分析の進め方にもいろいろな方法がありますが、まずはネイリストを目指す転機となった出来事、ネイルの技術を身に付けることにしたタイミング(ネイルスクール入学など)、ネイルサロンで働きたいと思った出来事を、時系列で書き出してみましょう。その出来事に対し、「なぜ」そう思ったのか自分でツッコミを入れて、理由を書き込んでいきます。自分の考えに大きな影響を与えてくれた人がいれば、その人の存在についても記載しましょう。
そうすることで志望動機をつくっていくための情報が整理でき、志望動機以外の質問に対しても一貫性のある答えができるようになります。自分の強みにつながりそうなエピソードも洗い出しておきましょう。
ネイリストになりたい理由+そのネイルサロンを選んだ理由
志望動機の内容には、ネイリストになりたい理由と併せ、そのネイルサロンを選んだ理由の両方を盛り込むことがポイントです。
ネイリストになりたい理由だけで終わってしまうと、どこのネイルサロンでも良いことになってしまい、熱意が伝わりません。ネイルサロンごとにさまざまな特色を打ち出しているはずで、客層・施術メニューも異なれば、それぞれ経営理念も異なります。Webサイトをチェックすることはもちろん、実際にお客様として来店してみて、ここが良いと思ったと明確に伝えられるよう備えましょう。
ネイリストの志望動機の例文
多くの方が悩む志望動機。ネイリストの就職試験ではどのような回答をすれば良いのでしょうか?
ネイリストの志望動機 例文1
次の例文は、ネイルに元気をもらったという実体験を元に、その店舗の接客に特別な感情を抱いたことを伝えています。実際の話が中心になっているため説得力があります。
私がネイリストを目指すきっかけは、小学生のときに興味を持って読んだネイル雑誌でした。当時は自分でネイルのデザインを考えて絵に描いて楽しむだけでしたが、高校生になって憧れのネイルサロンに初めて行き、施術をしてもらったときの幸せな気持ちが忘れられません。いつか私もネイリストになろうと決めました。 |
ネイリストの志望動機 例文2
次の例文は、自分のスキルや経験が店舗の方針につながる理由を、根拠を持って明確に述べています。採用後に即戦力として活躍してくれるイメージがわくはずです。
私は高校時代までセルフネイルを楽しんでいましたが、より確かな技術を身に付けたいと感じるようになり、ネイルスクールへ進学。ネイル検定2級、ジェルネイル検定2級も取得しました。 |
ネイリストの志望動機 例文3
次の例文は、ネイルがとにかく大好きだという気持ちが素直に述べられており、かつその強みが、まさにその店舗で活かせることを伝えています。面接でも笑顔で伝えられれば、接客が得意という話にも信憑性があります。
私は中学生の頃からネイルが大好きになり、オリジナルのデザインを考えてセルフネイルをして楽しんでいました。ネイルスクールに通い始めてからは技術力が身に付くに伴って自信も付き、周囲の友人や家族からもネイルを頼まれるようになりました。 |
志望動機に取り入れたい!アピールポイント
各ネイルサロンへの志望動機や適したアピールポイントは人によって異なります。
以下の内容はネイリストとして働く上で大切な要素となりますので、ぜひアピールポイントとして取り入れてみましょう。
最新のファッションや流行がネイルデザインに影響するため、ネイリストはおしゃれに敏感でなくてはなりません。おしゃれにはセンスが問われることもあり、おしゃれが好きなネイリストはセンスがあると捉えられます。
また、何事も「好き」という気持ちが強いほど長続きするもの。ネイリストの仕事は常に新しい技術や最新のデザインを習得し続けなければならないため、好きという気持ちが強くなければ長く続けることはできません。
ネイルデザインのセンスがあり長く続けられる人材だと思ってもらうためにも、おしゃれやネイルが好きという点は必ずアピールしたい部分です。
手先が器用
ネイルは細かい作業が多いため手先が器用であることが重要です。
例えば、ネイルケアではお客様の指先を傷つけないように丁寧に作業を行う必要があります。慎重になりすぎると十分にケアができず、力を入れすぎると傷つけてしまう恐れがあるのです。
このほか、デザインを施す際にも細い筆やピンセットなどを使うため、手先の器用さが求められます。デザインが複雑になるほど施術時間も長くなることから、根気強さも求められるでしょう。
ネイリストとして手先が器用であることは大切ですが、これまでの経験から手先の器用さを自負している場合はアピールポイントにするのがおすすめです。もしネイリストを目指す前から手先が器用なことを利用してやっていることなどがあれば、信憑性をさらに高めることができます。
人に喜んでもらうのが好き
ネイルを通して人に喜んでもらうのが好きという気持ちも積極的にアピールしましょう。
ネイルサロンへ訪れるお客様の目的はさまざまで、爪先をきれいに保つためにネイルの付け替えを希望する方もいれば、ネイルケアだけをしにくる方もいらっしゃいます。また、なかにはネイリストとのおしゃべりを楽しんだり、癒されたりするために訪れるという方もいらっしゃるほどです。
ネイルサロンにはさまざまなお客様が訪れるからこそ、その目的や真意をしっかりと汲んでサービスを提供する必要があります。
そのため、誰かの役に立ったり、人に喜んでもらうのが好きというのが、大きなアピールポイントになるのは間違いありません。例えば、過去に何かをしたことで人に喜んでもらえた経験などがあれば、それを交えながらアピールすると良いでしょう。
志望動機を伝える上で、自分の思いを込めることは重要です。
しかし、志望動機に混ぜると危険なNGフレーズもあります。どれも意外と使ってしまいがちなフレーズばかりなので、志望動機に使ってしまっていないか、今一度確認を行いましょう。
ネイリストに憧れて
「ネイリストに憧れて」というフレーズは使われがちです。憧れを叶えたいというポジティブな意味として捉えられれば良いのですが、この場合は「ネイルサロンで働くことがゴールになり入社してからどのようなことがしたいのか」ということが伝わらないだけでなく、「どのサロンでも良いのでは?」と思われてしまう可能性もあります。憧れというフレーズを使うこと自体は悪くありませんが、「そのネイルサロンで働けたらどのようなネイリストを目指したいのか」という目標まで書き加えられると良いでしょう。
入社して勉強したい
「勉強したい」「習得したい」というワードは、入社目的が「技術を学ぶこと」になってしまいます。とくにネイルスクールを卒業したての方など実務経験がない方に多い傾向にありますが、このままだとネイルサロン側は採用してもメリットがないと思ってしまう可能性があります。
入社後はお給料をいただきながらお客様に施術することになるということを念頭におき、技術を学んでどのようなことをしたいのか、サロンにどのような良い結果をもたらすことができるのかまで書き加えるのが理想です。もし取得した資格や取得に向けて勉強している途中の資格があれば、それもアピールをしておきましょう。
前のサロンの悪口
転職の場合、前職のサロンを辞めた理由は必ず聞かれます。もしネガティブな理由で辞めたとしても、決してそのまま伝えないようにしましょう。前職のサロンの悪口のように伝えてしまうと、自分の印象まで悪くなってしまいかねません。また、答え方によっては「採用してもすぐに辞めてしまうのでは?」と捉えられる可能性があるため、辞めた理由はできるだけポジティブに変換して、どのように頑張っていきたいのかまで伝えられると良いでしょう。例えば、人間関係が原因となり退職した場合だと、「もっと周囲と協力して進めたい」「チームワークを大事にしたい」などと言い換えることができます。
志望動機の書き方
ネイリスト志望者は年々増えているため、ほかの応募者と差をつける志望動機を書く必要があります。採用担当者にうまくアピールするためにも、志望動機の書き方を工夫しましょう。
先述したように、志望動機は「ネイリストになりたい理由」「そのネイルサロンを選んだ理由」「自分のスキルや長所を活かしてどのように貢献するか」「今後やりたいことや目標」で構成するのがおすすめです。順番はバラバラでも、この要素をつなぎ合わせることで、より自分のことをアピールできる文章になります。もし目標として独立開業を考えている場合、具体的な年数は出さず「将来的には……」と表現すると良いでしょう。明確な年数でそれが直近だった場合、マイナスの方向へと働いてしまう可能性があります。
また、志望動機を書く上で、文章量としてはどれくらい書くべきなのか悩むことでしょう。
文字数としては200〜300文字が目安です。基本的にパソコンで作成しても手書きにしても問題ありません。手書きの場合は文字の大きさやバランスを考えて丁寧に書きましょう。
誤字脱字が多い場合や文字数が多すぎる、または少なすぎる場合、文章がまとまっていない場合などは読みにくくなります。読み手のことを考えて、読みやすくまとめるようにしてください。もし間違えた場合は修正テープなどは使用せず、書き直すのがベストです。
最後に見直すべきポイント
志望動機ができたら、最後に次の2点を見直しましょう。
人や環境任せの志望動機になっていないか?
志望動機の内容として、研修や人事制度の充実度を挙げる方もいますが、書き方として、「教えてくれる環境だから」「先輩ネイリストが丁寧に教えてくれるから」というような書き方では不十分です。何も自分で努力もせず、環境がどうにかしてくれるのを待っている印象を与えてしまいます。自分の努力次第で成長できると感じたことを伝えるように心掛けましょう。
ほかの店舗でも通用する志望動機になっていないか?
ネイルサロンの名称を書き換えれば、ほかでも使い回せるような内容になっていませんか?そうした手抜きは採用担当者にすぐ見抜かれてしまいます。そのネイルサロンでなければならない理由が盛り込まれているか、必ず確認しましょう。もし面接を受ける店舗についてあまりよく調べずに試験を受けた場合、それを見抜かれてしまい適当な人・意欲のない人と思われてしまいます。
ネイリストの就職試験の主な流れ
はじめに、ネイリストの就職試験ではどのような内容で行われるのかを簡単にご紹介します。
書類審査
どのネイルサロンに就職するにしても、まずは履歴書や職務経歴書を提出する書類審査の工程から始まります。近年はWebサイトを通じて応募するケースが一般的です。書類には氏名や居住地などの基本情報のほか、学歴、職歴、保有資格などを記載します。ネイリストの資格取得は必須ではありませんが、持っておくとスキル証明になります。
>>>併せて読みたい!ネイリストになるにはどうすればよい?知っておくべき基礎知識とは
面接試験
書類だけでは人となりがわからないため、書類審査と併せて面接試験も行われます。自己紹介や自己PR、ネイリストを目指す理由などが質問され、受け答えをします。落ち着いて話をできるよう、事前にどのような質問がされるのか予測し、事前準備をして臨みましょう。ネイルスクールに通っている方は、スクールの講師による模擬面接で対策すると良いでしょう。
実技試験
多くのネイルサロンでは、技術力をはかるために実技試験も実施されます。試験の内容はサロンにより異なりますが、ワンカラーネイルやグラデーションネイル、フレンチネイルなど、基礎的な技術が問われることが一般的です。しかし、なかにはテーマに応じたアートやスカルプなど、本格的な技術を問われるサロンもあるようです。それまでの受験傾向は可能な範囲で調べて臨むようにしましょう。
プロのネイリストを目指すなら!アフロートネイルスクール
ネイルサロンの志望動機について解説しましたが、書き方や構成が難しく1人で乗り切れる自信がない方もいるかもしれません。そのようなときに頼りになるのが、就職支援制度があるネイルスクールです。ネイルスクールに通学していれば就職支援を受けられ、技術力の向上のみならず、履歴書・面接対策もしっかり行うことができます。
アフロートネイルスクールは、人気サロンアフロートを経営母体とするネイルスクールで、実務に直結する学びを得られ、就職支援制度も充実していることが特徴です。
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この記事の監修者
神宮 麻実
アフロートネイルスクール学院長
多数のモデルや芸能人を顧客として抱え、圧倒的な支持を得るネイリスト。 度々テレビや雑誌でも特集されており、本の出版も多数。
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