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爪が緑色になってしまう「グリーンネイル」の原因と対処法

ネイルを楽しんでいたある日、爪が緑に変色しているように感じたことはありませんか?カビが生えてしまったのかと心配された経験をお持ちの方もいるかもしれません。爪が緑に変色するその症状は、グリーンネイルの可能性があります。
本記事ではグリーンネイルの症状と対処法・予防法について解説します。

爪が緑色になる「グリーンネイル」とは

爪が緑に変色するグリーンネイルとは、緑膿菌(りょくのうきん)などの細菌に感染し、菌が増殖する症状をいいます。緑膿菌が産生する色素が緑色をしているため、グリーンネイルになると患部が緑色に見えるのが特徴であり、名前の由来となっています。カビが生えたように思えるかもしれませんが、カビとは異なります。

グリーンネイルの症状としては、基本的には爪が緑色に見えるだけであり、痛みを伴うことはありません。見た目で驚くかもしれませんが、過度な心配をする必要はなく、悪化させないことが大切です。

グリーンネイルになる原因は?

痛みがないとはいえ、できればグリーンネイルにはなりたくないもの。まずはグリーンネイルが起こる原因についてご紹介します。

原因1:ネイルの手入れ不足

緑膿菌が主な原因菌であるとお伝えしましたが、緑膿菌自体は特殊な細菌ではなく、比較的どこにでもある常在菌です。普通に過ごしていれば悪さをすることもありませんが、ネイルの手入れを怠るなど、爪が不衛生な状態が続くと感染しやすくなります。ネイルと自爪の隙間に菌が侵入し、繁殖すると緑色に変わります。

緑膿菌は高温・多湿の環境を好むため、特に梅雨〜夏の季節にかけては注意する必要があります。

原因2:元々爪に疾患がある

衛生的に問題がある場合を除くと、元々爪に疾患がある方は発生しやすい傾向があります。たとえば、爪の先が白く浮き上がる爪甲剥離症(そうこうはくりしょう)になっている方は、緑膿菌にも感染しやすくなり、注意が必要です。また、爪カンジダ症や爪白癬(爪水虫)を発症している、免疫力の低下している方(高齢者など)は、感染しやすいといわれています。

参考:https://www.dermatol.or.jp/qa/qa38/q16.html
   https://www.igaku.co.jp/pdf/2018_beauty-02.pdf

グリーンネイルは人にうつる?

グリーンネイルが人に感染するのか、また人から感染してしまったのかを心配される方もいますが、人にうつることはほぼないと考えられています。緑膿菌自体は常在菌であり、衛生面が保たれていて、健康面に不安がなければ問題はありません。
しかし、ネイルの施術前後のケアで衛生状態が悪く、その後湿気の多い状態が続くなどの条件が揃った場合には、グリーンネイルになりやすくなる可能性があります。

グリーンネイルになったときの対処法

それでは、もしグリーンネイルになってしまったら、どうしたら良いのでしょうか。自然治癒はするのでしょうか。

放置は厳禁!原則として医療機関を受診

グリーンネイルになってしまった場合には、そのままの状態で放置すると感染範囲が広がり、悪化する可能性があります。ジェルネイルやマニキュアをしている場合は、すぐに中止しましょう。爪のごく表層部のみで症状が表れている場合は軽症のため、ネイルをオフしてしばらく時間が経過すれば改善する可能性もあります。

しかし、爪の表面だけが感染しているかどうかは見た目だけでは判断がつかない場合もあります。原則として医療機関を受診するほうが望ましいでしょう。診療科としては皮膚科の範囲になります。爪が剥がれている場合、爪が浮き上がっている場合には、確実に医療機関を受診して治療を受けましょう。病院へ行かずにグリーンネイルを放置すると、緑色が元に戻らないどころか、黒く変色してきたり、爪の深部や周囲まで感染が広がったりするリスクがあります。

一般的な治療法は乾燥と治療薬の塗布

グリーンネイルの一般的な治療法としては、まずはネイルを除去し、患部を乾燥させ、変色した自爪の表面部分をヤスリで削り取ります。そして抗カンジダの外用薬を塗布します。緑色の部分の削り取りは自分では行わないようにしましょう。
爪が浮き上がっている状態であれば、浮き上がっている爪をできるだけ爪切りなどで除去して、患部を乾燥させ、外用薬を塗布します。
新しい爪が生え変わり、きれいな爪になれば治療完了となります。期間としては2週間程度といわれています。グリーンネイルが完治するまでは、次のネイルはできません。

参考:https://www.dermatol.or.jp/qa/qa38/q16.html

衛生環境を適切に保つためのケア

その他、清潔な状態を保つことが重要であるため、普段から石鹸を泡立てて丁寧に手指の汚れを落とすよう心掛けましょう。洗い終わったら流水ですすぎもしっかり行うことが大切です。タオルで拭き取り、きちんと乾燥させることまで忘れずに実施します。その後はオイルやマニキュアは塗らないようにしてください。
また、ネイルに使用した用具・用材の衛生状態も確認し、必要に応じて新しいものに取り替えるようにしましょう。

グリーンネイルの予防法

グリーンネイルは恐れるほどの疾患ではありませんが、できればかかりたくないものです。続いて、グリーンネイルを予防するためにできることをお伝えします。

日常的にネイルを清潔な状態に保つ

緑膿菌は湿気を好み、不衛生な環境で増殖しやすい特徴があります。ジェルネイルなどを施術してしばらく経つと爪が浮いてくることがありますが、このような状態になったら速やかにオフするよう注意しましょう。放置すると手を洗ったりお風呂に入ったりする度に、水分が自爪とネイルの隙間に入り込むことになります。緑膿菌の住み家としては最適な状態が生まれてしまいます。

ジェルネイルの場合は施術後3〜4週間で付け替えの時期がきますが、3〜4週間経過していなかったとしても、ネイルがリフトしてきたらすぐにオフするほうが安全です。乾燥させ、手指消毒を行い、清潔な状態にしてから、新しいネイルを楽しむようにしましょう。

また、当たり前のことではありますが、手を洗ったあとは水分をハンカチなどで丁寧に拭き取り、濡れた状態で放置しないように普段から心掛けて生活しましょう。

心身ともに健康な状態を保つ

これはグリーンネイルに限った話ではありませんが、身体が疲れていたり、ストレスを感じていたりすると、免疫力が低下して感染症にかかりやすくなります。元々爪の疾患をお持ちの方はなおさら注意が必要です。心も身体も元気でいられるよう、普段から規則正しい生活を送り、体調を整えることも予防策となるでしょう。

健康で美しいネイルを保つには爪への負荷に注意

デザインに気を取られがちなネイルの世界ですが、美しいネイルを保つためには、前提として健康であること・衛生的であることが必要不可欠です。

ジェルネイルは美しいデザインを手軽に楽しめるため人気がありますが、爪を削り取ってその上にジェルを乗せる形式のネイルであるため、長く継続していると爪が弱くなるデメリットがあります。爪が薄くなってきたと感じた場合には、しばらくオフの期間を設けるなどで工夫をしましょう。

爪への負荷を軽減するには、シェラックネイルに切り替えるという方法もあります。シェラックネイルはジェルネイルと通常のマニキュアの良い部分を併せ持っているネイルです。シェラックネイルについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご参照ください。

爪への負荷や衛生面に注意しながら、健康で美しいネイルを楽しみましょう。