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ネイリスト検定3級・アートの課題対策!花の描き方を押さえておこう

ネイリスト検定3級・アートの課題対策!花の描き方を押さえておこう

ネイリスト検定ではネイルアートが出題されます。「試験で何を描けばいいの」「どのように描けばいいの」と悩んでいる方は少なくありません。
今回はネイリスト検定試験の実技課題である「ネイルアート」について、詳しく紹介します。ネイルアート実技試験の概要や、3級のテーマである「フラワー」をきれいに描く手順、課題を突破するコツなどにフォーカスしていきます。ポイントをしっかり押さえ、ネイリスト検定実技試験に落ち着いて臨めるようにしましょう。
また、ネイリスト検定3級は独学でも合格を目指せる試験ですが、ネイルスクールに通うのがおすすめです。その理由についても解説していきます。

ネイリスト検定3級の実技試験アートとは?

ネイリスト検定3級の実技試験アートとは?

ネイリスト検定の実技試験では、アート課題が出題されることが一般的になっています。実技課題は固定ではありませんが、ネイリスト検定3級ではここ数年「フラワー」がテーマとなっていますので、今後もフラワーが出題される可能性が高いでしょう。
ここからは実技試験の概要と必要な用具、使用を禁止されている用具をご紹介していきます。

ネイリスト検定3級とは?試験概要・施策のポイントをご紹介!

ネイリスト検定3級アート実技試験の概要

まずはネイリスト検定3級の概要と「フラワー」の描き方・手順、禁止事項をご説明します。
ネイリスト検定3級の実技試験では、ネイルケアとネイルアートに関する基本的な技能と知識が求められます。実技試験は50点満点のうち38点以上で合格です。
モデルの爪には、試験前日までに真っ赤のカラーポリッシュを塗布しておきましょう。しかし、実技試験1週間前からファイルやキューティクルクリーンによるお手入れをしてはいけません。

ネイリスト検定3級アートの難易度

フラワーはネイルアートの基本ともいえるもので、比較的難易度は低めです。
実際に、「公益財団法人日本ネイリスト検定試験センター」の発表によると、ネイリスト検定3級の合格率は2023年春期までの累計で84.79%と、高いことがわかります。

ネイリスト検定3級アートに必要な用具

ネイリスト検定3級アートに必要な用具

ネイリスト検定3級アートに必要な用具は以下のとおりです。

・アート用の筆

・アクリル絵の具

・赤ポリッシュ、ベースコート、トップコート

・アート用の水入れ

・ラメ、ストーン(必要な方のみ)

上記の用具はネイル専門店でなくても購入できますが、プロ用とは使いやすさが異なるものも多いため、長く使い続けることを想定してネイル専門店で購入することをおすすめします。

ネイリスト検定3級アート実技試験での使用を禁止する用具

ネイリスト検定3級のネイルアート実技試験では、規定外の用具や用材を持ち込むことは禁止されています。その中には下記のような用具・用材も含まれていますのでご注意ください。

・アート用ステッカー(シール)

・ドットペンやマーブルツール

・グリセリン

・オイル類

・調理用具やキッチン用具全般 など

上記の用具は、誤ってセッティングしてしまった場合でも失格となります。不注意から失格になってしまわないよう、事前にしっかりとチェックしておきましょう。

ネイリスト検定3級アートの手順

ネイリスト検定3級実技試験で行う「フラワー」ネイルアートの描き方と手順は下記のとおりです。
①筆を使って、カラーリングの赤に映えるフラットアートを施します。このとき、アクリル絵の具を用いて描きます。
ネイリスト検定3級アートの手順①

②仕上げのトップコート(ツヤ出し)を塗布します。
ネイルアートの実技試験では、図案などの参考資料の持ち込みや電源の使用は禁止です。また、ネイルアートは筆のみで描かなければなりませんが、ラメやストーンなどの使用は可能です。

描きやすい花のデザインとコツは?

ネイリスト検定3級実技試験のテーマは「フラワー」なので好きなお花を描けば良いのですが、今回は、基本の「5枚花」と受験生からの人気が高い「ハイビスカス」をはじめ、「バラ」「桜」「ひまわり」「マーガレット」の描き方・コツについてご紹介していきます。

5枚花

描きやすい花のネイルデザイン(5枚花)

「フラワー」の中で最もベーシックなネイルアートは、特に花びらが5枚ある「5枚花」です。スクールのレッスンカリキュラムでもまず「5枚花」からというところも少なくありません。

5枚花の描き方

①二等辺三角形をイメージしながら、涙型の花びらを3枚描きます。花びら同士がくっついてしまわないよう注意してください。
②空いたスペースに残り2枚の花びらを描きます。
③中心と葉っぱを描けば完成です。

ハイビスカス

同じ5枚花の中でも、「ハイビスカス」は比較的描きやすいデザインです。華やかで立体感が出しやすくなっています。
まずは「ハイビスカス」の描き方からご紹介します。

ハイビスカスの描き方

①花びらは一枚ずつ風車の形をイメージして描いていきます。
②柱頭(花の中心部)に向かってイエローカラーで細かく線を描いていきます。
③黄色の弁の部分を描く際は、少し曲線を意識しながら先端に向かって徐々に細く描くのがポイントです。
④最後に葉っぱと花粉部分を描きます。
花びらはランダムに広がった感じに描くと立体感を出しやすくなります。花びら間の隙間はなるべく狭く、1mm以下にするのがベストです。

花びらの配色はもちろんですが、ハイビスカスはイエローカラーが決め手となります。柱頭へ向かっての細い線や弁の黄色部分は細かく丁寧に施しましょう。

葉は緑系と白色を使用しますが、くっきりと差を出さず境目を曖昧にするとよりリアルに描けます。

バラ

描きやすい花のネイルデザイン(バラ)

一見難易度が高そうな「バラ」ですが、実はコツさえ掴めば意外と難易度は低めです。なおかつ派手に見えるので、人気の高いネイルデザインです。
次は「バラ」の描き方から見ていきましょう。

バラの描き方


①中心の小さな巻き点から描いていきます。
筆のしなりを利用して、一筆で小さな勾玉のような模様を描くイメージです。
②巻き部分を中心にして、外側へ向かって周囲の花びらを描いていきます。花びらが重なり合わないよう注意してください。
③イメージする花の大きさまで2の作業を繰り返します。
④好みに合わせて葉っぱや茎を描きます。
葉を描く場合は、濃い緑色で少し大きめに描くのがリアルなバラに近づけるコツです。
花びら同士がくっついてしまった場合は、固めてしまう前に修正を施しましょう。

バラといっても必ずしも赤色で描く必要はありません。赤ベースの上には白色などコントラストをはっきりと出す色を使っても良いのです。黄色や淡いピンクなどを使う方もいます。

基本の5枚花のバランスを意識できれば、簡単に描けます。そのため、桜はアート初心者にもおすすめです。桜の描き方は以下のとおりです。

桜の描き方


①桜の花びらの割れた部分を先に描きます。
②中心に繋がるようにして、花びらの輪郭を5枚分描きましょう。このとき、花びらが重ならないようにするのがポイントです。
③5枚の花びらが描けたら、花びらを塗りつぶします。
④花の中心に黄色で小さな点々を描きます。
桜は爪の上に大きな桜を一輪描くイメージで仕上げます。桜を描く薄いピンクは赤いポリッシュに映えるため、色味が少なくても華やかな印象になります。一輪の桜の周りに桜の花びらを描くのも良いでしょう。

ひまわり

ほとんど同じ長さの小さい花びらが描ける方は、「ひまわり」にも挑戦してみましょう。モデルの爪が小さい場合は、ひまわりが大きくなりすぎないよう注意が必要です。ひまわりの描き方は以下のとおりです。

ひまわりの描き方


①ひまわりの中心となる位置に茶色で丸を描きます。
②丸の周りに同じ大きさの花びらを描いていきます。このとき、花びらが少し重なるようにして描くようにしましょう。
③中心の丸に白や薄茶色で点々を描きます。
④最後に、濃い緑で大きめの葉を描きます。
基本的に5枚花と同様に描いていきますが、花びらの数が多く、花びらの大きさを均等にする必要があるため少し難易度が上がります。

マーガレット

「マーガレット」は比較的簡単なアートです。赤のポリッシュにも映えるため、アートに時間がかかってしまいがちな方におすすめの花となっています。マーガレットの描き方は以下のとおりです。

マーガレットの描き方


①まずは中心になる黄色の点を描きます。
②中心の黄色の点にむかって、花びらを1枚ずつ重ならないように描きましょう。
③大きなマーガレットを一輪、その隣に半分見切れているマーガレットを一輪描くとバランスがよくなります。
④明るい緑色で葉を描きます。大き過ぎないサイズで細めに描くのがポイントです。
比較的簡単なアートだからこそ、技術力が問われます。マーガレット一輪だけでは華やかさが足りないという場合は、ラメやストーンをプラスするのもおすすめです。

ネイリスト検定3級のアートの課題を突破するコツ

ネイリスト検定3級のアートの課題を突破するコツ

ネイルアートはセンスや独創性が問われる施術ですが、まず基本を押さえた上でアレンジしていけばそれほど難易度が高いものではありません。
ここからはネイリスト検定3級実技試験のネイルアート課題をクリアするコツについてご紹介していきます。

最低でも2ヶ月前から練習を繰り返す

余裕を持って合格するためにも、どれだけ遅くても試験の2ヶ月前から練習を始めておきましょう。まとまった練習時間が取れない場合は、隙間時間を活用して毎日爪1本分の練習を重ねるだけでも技術力はアップします。練習時間を確保するのが難しい人ほど、早めに練習を始めておくのがおすすめです。

実際に人の手で練習をする

普段の練習ではチップやトレーニングハンドを使うことが多いですが、チップやトレーニングハンドと人間の手指とでは施術したときの感覚が異なります。ネイリスト検定ではJNEC認定モデルハンドの使用が認められたものの、ハンドモデルを帯同して受験される方もいることでしょう。人間の手指に施術する感覚をつかむためにも、試験1ヶ月前からはハンドモデルの手指を使って練習をすることがおすすめです。

タイマーを使って時間を計る

試験の際に注意したいのが時間配分です。実技試験では制限時間が設けられており、その時間に課題を終了できなければタイムオーバーで失格になります。アート課題を制作する流れを一通り把握したら、タイマーを使って時間を計りながら練習するようにしましょう。試験当日はタイマーの持ち込みができるため、普段からタイマーを使い慣れておくことも試験突破の大切な要素になります。

爪と花の大きさのバランスを考慮する

アートを描く前に、爪の大きさと花の大きさのバランスを考えましょう。小さな爪に大きなアート、または大きな爪に小さなアートではバランスが悪く、アートが映えなくなってしまいます。モデルの爪に対して1/2の大きさを意識してアートを施しましょう。空いたスペースにラメやストーンを入れるとより華やかになります。

アートが映えるカラーを選ぶ

ネイルアートはカラー選びも重要なポイントです。最低3色以上のアクリル絵の具を使って美しくカラフルに仕上げましょう。

ベースとの対比も重要です。同じような色味を使ってしまうと、せっかくのアートが映えなくなってしまいます。たとえばベースのカラーが赤であれば、白や明るめのピンク系・イエロー系・ブルー系などコントラストをはっきりと出す配色を心がけてください。

仕上げはバランスを整えより美しいデザインにするため、ラメポリッシュやストーンなどを使用することをおすすめします。

トップコートを十分に乾かす

トップコートを乾かす画像

ネイルアートを施したあとはトップコートを塗布します。しかしすぐに塗布すると絵の具がヨレてしまいせっかくのアートが崩れる可能性がありますので、十分に乾かしてから塗布しましょう。

乾かしている間ははみ出し部分の修正や仕上がりの最終チェックなどを行い、乾燥時間を有効活用するのがおすすめです。

また、トップコートや筆選びも重要です。商品によって乾く速さやツヤ、乾燥後の硬さ、テクスチャー、気泡の入りにくさなどが違います。ご自分に合ったものを選んでおくと良いでしょう。また同じトップコートを使っても、分量・塗る早さ・力加減(筆圧)などによっても仕上がりが変わってきます。

アートに使うことができる時間は10分間です。日頃からストップウォッチで時間を計りながら練習しておきましょう。

ネイリスト検定のアートの課題傾向は?

ネイリスト検定のアートの課題傾向は?

ネイリスト検定は3級から始まり、2級、1級へとステップアップしていきます。ネイルアート実技試験のテーマは等級によって異なりますが、3級合格の次は2級、1級の受験へと繋がりますので、それぞれの課題傾向も把握しておきましょう。

ネイリスト検定3級は「フラワー」

ネイリスト検定3級で求められるのは「基礎力」です。ネイルケアやアートに関する基本的な知識や技術が備わっているかを試されます。そこで最もベーシックなフラットアート「フラワー」が課題として出されることがほとんどです。

ネイルアート実技の審査基準は、デザインがテーマと合っているか、ネイルアートとしての完成度など。高度な技術や奇抜なデザインに挑戦するよりも、バランスが取れた完成度の高い作品づくりを心がけましょう。

ネイリスト検定2級は試験ごとに異なる

ネイリスト検定2級以上の取得者はネイリストとしてサロン勤務ができるレベルだと評価されます。そのため、3級よりも実技試験で要求される技術レベルが高度です。

2級のネイルアート実技試験のテーマや審査基準は、その開催回で変わる傾向にあります。審査基準に関しては、たとえば使用する色について、アートとチップラップはどの指に施すのかなど。3級よりも細かい内容となります。

過去の課題傾向を見ると、たとえば春期試験では「こいのぼり」、秋期試験では「紅葉」など。その時期の行事や季節感を出したテーマも多いようですので、受験シーズンも考慮しておいたほうが良いでしょう。

ネイリスト検定1級はミックスメディアアートが加わる

ネイリスト検定最上級の1級受験は、言うまでもなく最難関です。当然ネイルアート実技で要求されるレベルもかなり高度なものとなります。特に施術者の技術力とセンスが問われる試験ですが、合格すれば「トップレベルのネイリスト」として箔が付くのでネイリストとしてはぜひ挑戦したいところです。

3級・2級との違いは、最高難易度といわれる「ミックスメディアアート」が課題となることです。数種類のアートテクニックを駆使し、立体的な3Dアートを施さなければいけません。3Dアートテクニックだけではなく、もちろんフラットアートやエンボスなどの技術も要します。

たとえば「鳥」や「こいのぼり」など、試験時にその場で具体的なデザインテーマを指定されますので、高い対応力も必要です。

テーマは2級と同様に受験時期の行事や季節感に関するものを出されることが多いので、2級受験時と同じくシーズンも頭に置いておきましょう。

ネイリスト検定3級に合格したいならネイルスクールに通うのがおすすめ

ネイリスト検定3級は独学で合格を目指すこともできます。しかし、ネイルスクールへ通うことで以下のようなメリットが得られるため、ネイルスクールへ通って合格を目指すのがおすすめです。

プロの講師から直接指導してもらえる

ネイルスクールではプロのネイリストが講師として指導を行います。そのため、「わからないところ」や「苦手としている理由」をその場ですぐに解決することができるのです。プロの講師から直接指導を受けられるのは、ネイリスト検定3級の合格を目指す上で非常に有利と言えるでしょう。

試験対策に力を入れている

ネイルスクールのほとんどが試験対策に力を入れています。そのため、試験合格に向けて、最短ルートで学習を進めることができるのです。万が一不合格になってしまった場合でも、合格するまで何度でもサポートを行う体制が整っているので、安心して取り組むことができます。

ハンドモデルが見つかりやすい

コロナ禍を経たこともあって、ネイリスト検定は受験に際してJNEC認定モデルハンドを使用できるようになりました(受験申し込み時に要申請)。ネイル練習用ハンドマネキンのトレーニングハンドを活用することで試験対策はできるものの、実際にネイリストとして扱うのは人間の手。先々を見据えた場合には、やはりハンドモデルで練習を重ねたいところです。

ただ、独学の場合はハンドモデルを探すことは容易ではありません。家族や友人が協力を申し出てくれても、スケジュールがなかなか合わないなどのケースもあります。

その点、ネイルスクールには同じ目標に向かう仲間がたくさんおり、ハンドモデルを探しやすい環境が整っています。お互いのハンドモデルをするなかでアドバイスをし合ったり励ましあえたりできるメリットがあります。

プロを目指すならネイリスト検定3級を取得しよう

ネイリスト検定3級はプロのネイリストへの登竜門ともいえる資格です。これに合格すれば、より高度な2級・1級という資格取得への挑戦が可能になるため、まずは3級の合格を目指しましょう。3級合格に向けては、描きやすい花のデザインや描き方、コツ、課題の出題傾向をチェックしましょう。日々の練習のなかで自分がどの花なら描きやすいのか・不得手にしているのかを把握して長所は伸ばし、苦手は克服するように励みましょう。そうすれば試験当日に与えられたテーマに対して、どう描けばいいかで迷う必要はなくなるはずです。

また、ネイリスト検定3級は独学で合格を目指すこともできるものの、もっと効率的に学習したいという場合はネイルスクールに通うことをおすすめします。ネイルスクールへ通うことで、プロの講師による指導が直接受けられるだけでなく、合格へ向けて最短ルートで学習を進めることができます。また、ハンドモデルが見つかりやすいのもネイルスクールへ通うメリットと言えるでしょう。

ネイリスト検定3級とは?試験概要・施策のポイントをご紹介!

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この記事の監修者

神宮 麻実

神宮 麻実

アフロートネイルスクール学院長

多数のモデルや芸能人を顧客として抱え、圧倒的な支持を得るネイリスト。 度々テレビや雑誌でも特集されており、本の出版も多数。

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