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ネイリスト検定3級は独学で取得可能?合格のために押さえておきたいこと
ネイルのスキルアップのためにできること。そのひとつに資格取得があります。ネイリスト検定3級はネイルに関する基礎力が身につくため、資格取得の第一歩に相応しい資格といえますが、果たして独学でも合格できるのでしょうか。
本記事ではネイリスト検定3級の受験を検討されている方に向けて、必要な道具と勉強方法をご紹介します。
ネイリスト検定3級とは
ネイリスト検定とは、JNEC(公益財団法人日本ネイリスト検定試験センター)が認定する、ネイルの知識と技術力を証明する資格で、正式名称をネイリスト技能検定といいます。3級〜1級までの3段階に分かれており、3級は「ネイルケア、ネイルアートに関する基本的な技術及び知識を習得している証」となります。いずれの級も実技試験と筆記試験があり、飛び級はできないため3級から順番に取得します。
ネイリスト検定3級は独学でも取得できる?適した勉強方法
ネイリスト検定3級を取得する勉強方法は、大きく3種類があります。「ネイルスクールに通う方法」、「通信講座で学ぶ方法」、「独学で勉強する方法」になり、それぞれにメリット・デメリットがあるため、まずは確認していきましょう。
1. 独学で勉強する
独学で勉強するメリット・デメリットは以下の通りです。
独学で勉強するメリット
独学の最大のメリットは、費用を安く抑えられることになります。教材としては、JNA(NPO法人日本ネイリスト協会)から発売されているネイリスト検定3級における実技試験のテクニックをまとめたDVDが2,090円(税込)が最適でしょう。事前審査のコツから、実技試験のネイルケア、カラーリング、ネイルアートまで網羅されています。 また、自分の好きな時間に自由に勉強できるのもメリットとなります。
参考 JNA:JNAオフィシャル教材
https://www.nail.or.jp/publish/jnatext.html
独学で勉強するデメリット
1人で勉強するため、不明点があっても自力で解決しなければならないことが独学のデメリットになります。誤った解釈をしても、それが間違いだと気付けないまま試験本番に臨んでしまうリスクがあります。
また、モチベーションを維持することも課題になります。通信講座を受講する以上に計画性を持って臨まなければ、勉強が捗らずに受験そのものが頓挫するかもしれません。
2. ネイルスクールへ通う
ネイルスクールに通うメリット・デメリットは以下の通りです。
スクールに通うメリット
どのネイルスクールに通うかによって多少の違いはありますが、試験の合格に向けたサポートが充実している点がメリットになります。
たとえばアフロートネイルスクールには検定試験合格保証制度があり、万が一試験に合格できなかった場合でも、合格できるまで無料で検定試験に向けてアドバイスやレッスンを受けられます。焦らず着実に実力を備えられる環境に身を置けることは、試験に向けての大きなアドバンテージといえます。
ネイルスクールでは試験勉強で不明点が現れたときに、すぐにプロの講師に質問して解決ができます。実技試験は時間配分が難しいとされていますが、試験を突破するためのコツや、出題の傾向なども直接質問できるので安心です。
スクールに通うデメリット
デメリットは、丁寧な指導を受けられるなりに学費がかかる点が挙げられます。具体的な費用は選択するネイルスクールによって差はありますが、ネイリスト検定3級の試験対策のみを対象としたコースなどを選べば、総合的なコースに通うよりかは費用を抑えられます。ただし、3級で身につけられるのはベーシックなスキルまでとなります。
また、子育て中の方や仕事に従事されている方は、ネイルスクールに通う時間を確保できない可能性があります。それでもフリータイム制のネイルスクールを選べば、その日のスケジュールに合わせて通うことができるため、時間的制限は軽減できるでしょう。
3. 通信講座で学ぶ
通信講座で学ぶメリット・デメリットは以下の通りです。
通信講座で学ぶメリット
ネイリスト検定3級対策の通信講座を受講して試験合格を目指す道もあります。通信講座はネイルスクールよりも費用を安く抑えられるほか、自分の好きな時間に勉強できる自由度の高さがメリットとなります。カリキュラムに沿ったテキストなどを使って網羅的に学べます。
また、基本的に勉強に必要な材料・用具は、テキストとともに付属するため、自分で買い揃えるものは少なく済む傾向にあります。
通信講座で学ぶデメリット
ネイルスクールに比べると費用の安いものの、通信講座でもそれなりに費用は必要になるため、まとまった額の準備が必要になります。
また、受講内容でわからないことがあっても、基本は自分で調べる必要があります。スクーリングのサポートがある講座もありますが、サポートが手厚くなるほど費用は高くなる傾向があります。質問の回数上限が定められている場合もあるため、ネイルスクールに通う場合とどちらが自分にフィットするかはよく検討しましょう。
そのほか、計画をしっかり立てないと、なかなか思い通りのペースで勉強がはかどらない可能性もあります。
結局どの手段がベストなのか
ネイリスト検定3級に合格するための勉強方法には、上述した3種類があります。それぞれにメリット・デメリットがあるなかで、技能を正しく身につけるにはネイルスクールに通って学ぶことがおすすめになります。
とくにJNA認定校のネイルスクールであれば、資格試験に対応したカリキュラムで学ぶことができ、さらに本番の試験も校内で受験可能で、普段通りの雰囲気で受験に臨めます。
ネイリスト検定にかかる費用や学び方については以下の記事でも紹介しているので、気になる方は参考にしてみてください。
▼ネイリストになるには?取るべき資格や費用について
▼独学でネイリストになるのは難しい?独学のメリットとデメリット
▼ネイリスト技能検定は何級まで取ればいい?
独学でネイリスト検定3級を取得するための勉強時間はどのくらい?
ネイリスト検定3級は難易度が高くないため、独学での取得は可能です。そのため独学の道を進む方は少なくありません。
ネイリスト検定3級に合格するには、正しい知識・技術を身につける必要がありますが、それを身につけるには、どのくらい時間を要すればいいのでしょうか。個人差はありますが、一般的におおよそ3ヶ月といわれています。すでにネイルサロンに勤務されている方でも、勉強時間に約3ヶ月を確保している実状が反映されています。
「ネイリスト検定3級は難易度が高くないからあまり勉強しないでも大丈夫」とたかを括っていると、不合格になる可能性は高くなります。最低でも3ヶ月間は知識・技術をしっかり磨いて試験に備えましょう。
押さえておこう!ネイリスト検定3級実技試験のチェックポイント
ネイリスト検定3級の合格のためには、実技試験でどういう部分をチェックされているかを把握しておく必要があります。採点項目とチェックポイントは事前に押さえておきましょう。
採点項目 |
チェックポイント |
---|---|
テーブルセッティング&消毒管理、モデルの爪の状態 |
1)赤ポリッシュが10本の爪にすべて塗られており、アートが施されていないこと。 |
ファイル・エメリーボードの扱い方 |
1)エメリーボードを正しく使用していること。 |
ラウンド 仕上がり |
1)ラウンドに整えようとしていること。 |
プッシャーの使用方法 |
1)ブラシダウンを必ず行うこと。 |
ニッパーハンドリング |
1)キューティクルニッパーを10本の爪に使用し、正しく扱っていること。 |
クリーンナップ仕上がり |
1)ささくれなどを処理していること。 |
カラー表面 色ムラ |
1)ベースコートとトップコートが塗られていること(10本の爪すべてに赤ポリッシュが2度塗りされており、爪の裏側およびエッジにベース、カラー、トップコートが塗られていること)。 |
カラー、ラインどり |
1)キューティクルラインを揃えていること。 |
ネイルアート |
1)テーマに沿ったデザインであること。 |
全体の仕上がり |
1)器具を正しく、かつスムーズに使用していること。
|
実技試験は、上記10項目をそれぞれ5点満点法で採点します。チェックポイントをひとつでもクリアしていないと減点されるので注意しましょう。
ネイリスト検定3級の減点対象は?
ネイリスト検定3級に合格するには、具体的に何をすると減点になるかを押さえておきましょう。主な減点対象は以下の通りです。
・受験票、写真の貼付、筆記用具を忘れた場合(筆記用具が壊れて受付で借りた場合も対象)。 |
ネイリスト検定3級に限ったことではありませんが、忘れ物や試験時の態度も減点対象であることを意識しましょう。これらは日頃から意識しておけば防げることでもあります。忘れ物がないか徹底して確認したり、事前にハンドモデルに私語を控えるように伝えておくなど、減点対策を講じておきましょう。
ネイリスト検定3級の勉強方法と必要な道具
3級に合格するための勉強方法と必要な道具リストをご紹介します。
ネイリスト検定3級の勉強方法
ネイリスト検定3級の筆記試験と実技試験対策は以下の通りです。
筆記試験対策
ネイリスト検定の筆記試験は、JNECが発行している公式問題集から出題されます。試験対策は公式テキストを使って勉強しましょう。価格は1冊4,400円(送料別)で、JNECのウェブサイトから購入できます。
参考 JNEC:ネイリスト技能検定 公式問題集
http://www.nail-kentei.or.jp/about/about.html#07
実技試験対策
実技試験で最初にすべきことは、受験要項と採点基準を熟読することになります。ネイリスト検定では持ち込みが禁止されている道具や、ラベル貼りが必須の道具、テーブルセッティングの際に直接デスクに置いてはならない道具など、細かなルールが定めれています。規則からの逸脱は失格になるため、事前にルールを頭に入れておきましょう。
3級の実技試験の出題範囲は「ネイルケア」、「カラーリング」、「ネイルアート」になっています。練習段階から時間配分を決め、実際にタイマーで計測しながら試験本番に備えてトレーニングしましょう。具体的な試験の内容や注意点は、下記の記事で紹介していますので、こちらも参考にしてください。
▼ネイリスト検定3級とは?試験概要・対策のポイント
>>>併せて読みたい!ネイリスト検定3級のテーブルセッティングをマスターしよう!
ネイリスト検定3級に持参する道具リスト
ネイリスト検定では決められた道具をあらかじめ用意し、すべて持参したうえでテーブルセッティングに臨まなければなりません。受験する回の試験要項をよく確認し、漏れなく準備しましょう。ここでは2022年春季の試験要項をもとに、持参道具リストをまとめました。
(表1)ネイリスト検定3級に必要な道具一覧
□消毒液(消毒用エタノールなど)*
□ウェットステリライザー*
□ウッドスティック
□ピンセット
□キューティクルニッパー
□メタルプッシャー
□ファイル立て
□エメリーボード
□コットン(蓋付き容器を使用すること)*
□ポリッシュリムーバー*
□液体ソープ*
□キューティクルクリームまたはリムーバー*
□プレプライマー*
□ポリッシュ類*
□ベースコート*
□トップコート*
□フィンガーボウル
□トレイ
□水を入れた容器(ガーゼを湿らせる際に使用)
□アート用の水入れ
□お湯を入れた携帯用ポット
□ネイルブラシ
□ゴミ袋、テープ
□アームレスト
※印は、品名ラベルを貼る必要のある品目
ネイリスト検定3級で使用禁止の道具リスト
使用禁止の道具もあります。机上に置いただけで失格になる可能性もあるため、以下の道具は使わないよう注意を払いましょう。
(表2)使用禁止の道具リスト
×ストーンプッシャー
×セラミックプッシャー
×ネイルマシーン
×シャーミー(革製)バッファ
×爪磨きシート
×オイル
×グリセリン
×食品容器
×台所用品全般
×アート用ステッカー(アートシール)
×ドットペン(マーブルツール)
×その他規定外の用具・用材
参考 JNEC:ネイリスト技能検定試験 試験要項【春季検定代替試験(7月実施)】
http://www.nail-kentei.or.jp/kentei/pdf/youkou_01.pdf
道具を選ぶ際のポイント
使う道具へのメーカー指定はないため、自分が使いやすい道具を選んで問題はありません。道具選びのポイントは、「少しでも時間を短縮できそうか」「仕上がりは美しく見えるか」になります。たとえばリムーバーは落としやすさを、ポリッシュでは色ムラのできにくさを、トップコートにおいては速乾性を重視するとよいでしょう。
JNECでは、テーブルセッティングの良い例・悪い例を写真で紹介しています。資料を見ながらどこに注意すべきかを確認し、規定と自分にとっての使いやすさを考慮して道具を選びましょう。
参考 JNEC:写真で見る「テーブルセッティング」規定
http://www.nail-kentei.or.jp/pdf/table_setting.pdf
ネイリスト検定3級合格を目指すならアフロートネイルスクールへ
アフロートネイルスクールには、ネイリスト技能検定3級をはじめとする資格取得の保証制度があります。3級合格はもちろんのこと、さらなるステップアップを目指して上位資格の取得や、ネイリスト検定以外の資格取得も実現可能です。
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