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【2025年最新】ネイル検定3級はどんな試験?内容や合格のポイントを チェックしておこう

マニキュアを持つ女性の手元

ネイル検定3級(ネイリスト技能検定3級)は、ネイリストになるための第一歩となる試験です。
主な試験内容は、ネイルケアとネイルアートに関する基本的な技能と知識となっているため、簡単に合格できると思われがちです。しかし、実際は正しい手順と知識を習得していなければ合格は難しいでしょう。
そこで今回は、ネイル検定3級の概要や実技試験の手順、合格対策などをご紹介します。また、独学でも合格できるかについても解説しているので、ネイル検定3級の受験を考えている方は、ぜひご参考にしてください。

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JNECネイリスト技能検定とは?

ベースコートをお客様に塗っているネイリスト

ネイル検定(ネイリスト技能検定)は、公益財団法人 日本ネイリスト検定試験センター(JNEC)が実施する資格試験です。この検定は、ネイリストとして必要な「正しい技術と知識の向上」を目的としており、1997年の開始以来、2025年で29年目を迎えました。
これまでの受験者数は、累計でおよそ100万人以上にのぼります。

ネイル検定は、難易度の低い順に「3級・2級・1級」の3つのレベルに分かれ、それぞれ求められる技術と知識が異なります。3級では「ネイルケアとネイルアートに関する基本的な技術と知識」が求められます。

ルールとしてネイリスト技能検定は3級→2級→1級と順番に取得する必要があり、飛び級で受験することはできません。

ネイル検定3級の概要は以下になります。

検定試験スケジュール

年4回(1月、4月、7月、10月)

試験会場

札幌、盛岡(4月・10月)、仙台、東京、名古屋、新潟、金沢、大阪、広島、高松、福岡、沖縄の他、全国の3級登録試験会場

受験資格

義務教育終了者

受験料
(2025年時点)

6,800円(内消費税618円)

2023年秋期から全級の試験で、JNEC認定モデルハンドを使用しての受験ができるようになりました。従来通り、モデルを帯同しての受験も可能なので、申し込みをする前にどちらで受験するのか、決めておきましょう。

>>>併せて読みたい!ネイリスト検定でモデルハンドの使用が可能に!注意点や特徴とは?

>>>併せて読みたい!ネイル検定で合格するモデルの条件とは?探し方から依頼する時の注意点まで紹介

試験は、札幌・盛岡・仙台・新潟・東京・名古屋・大阪・高松・広島・福岡・沖縄といったオフィシャル会場の他に、全国にある登録試験会場でも行われます。オフィシャル会場は定員制ではないため、選択した会場で受験が可能です。

試験会場の詳細については、受験票を受け取ったら確認をしておきましょう。

ネイル検定3級の合格率

%と書いてあるブロック画像

ネイリストになるための第一歩となるネイル検定3級(ネイリスト技能検定3級)の合格率は、受験をする人なら誰でも気になるところです。
JNECによると、2024年秋期までのネイリスト技能検定3級の累計合格率は85.24%です。受験者数512,396人に対して、436,783人が合格しています。
2級の合格率が43.54%、1級の合格率が39.62%なので、3級は他の検定より合格率が高いことがわかります。

>>>併せて読みたい!ネイリスト検定の合格率は?3級・2級・1級の難易度と合格のポイント

>>>併せて読みたい!ネイルの資格取得を最短で目指す!試験のスケジュールと合格率を上げるスクール選びのポイント

ネイル検定3級のタイムスケジュール

ネイリスト技能検定のスケジュールを考えている女性

ネイル検定3級(ネイリスト技能検定3級)を受験する際は、試験当日のタイムスケジュールを事前に確認しておきましょう。
試験は「午前の部」と「午後の部」に分かれており、どちらに割り当てられるかは受験票が届くまで分かりません。

落ち着いて試験に臨むためにも、タイムスケジュールはあらかじめチェックしておくと安心です。

ネイル検定3級のタイムスケジュールは以下の通りです。

【午前の部】

時間

スケジュール

所要時間

9:30

開場

10:05-10:15

出欠確認・事前審査

10分

10:15-11:20

実技試験

65分

11:20-11:50

実技審査

30分

11:50-12:05

片付けと筆記試験の準備

15分

12:05-12:35

筆記試験

30分

12:35

終了

【午後の部】

時間

スケジュール

所要時間

12:55

開場

13:30〜13:40

出欠確認・事前審査

10分

13:40〜14:45

実技試験

65分

14:45〜15:15

実技審査

30分

15:15〜15:30

片付けと筆記試験の準備

15分

15:30〜16:00

筆記試験

30分

16:00

終了

上記のタイムスケジュールは2025年に発表されている試験情報をもとに作成しています。何かの理由で変更になる場合もあるため、正式なスケジュールは受験票を必ずご確認ください。

ネイル検定3級の試験内容と時間配分

ネイル検定にむけて勉強している女性

試験内容

実技試験:事前審査(10分)/実技試験(65分)
試験内容:ネイルケア/カラーリング/ネイルアート(フラットアート)

筆記試験:択一式問題(マークシート)(30分)
出題範囲 : ネイルの歴史/衛生と消毒/爪の構造(皮膚科学)/爪の病気とトラブル(爪の生理解剖学)/ネイルケアの手順 等

合格率
(2024年秋期)

85.24%

合格基準
(1~3級で共通)

実技試験:38点以上/50点
筆記試験:80点以上/100点

ネイル検定3級(ネイリスト技能検定3級)はネイルケアやネイルアートに関する基本的な技術と知識が問われ、実技試験と筆記試験があります。

会場到着後

実技試験の入場後は、着席前にペーパーにエタノールを噴霧し、使用するテーブルと自分、モデルが使用する椅子の消毒を行います。この作業については、退場する際も同様の消毒作業を行いましょう。

事前審査

試験前の10分間の事前審査では、テーブルセッティングやモデルの爪の状態などがチェックされます。テーブルセッティングでは、トレイ内には全て配置しますが、並べ方は自由なので、自分が使いやすいように整えます。

実技試験

実技試験では、手指の消毒から始まり、ネイルケア、カラーリング、最後に右手中指に、アクリル絵の具を使用したフラットアートを行います。試験時間は65分で、この時間内にすべての工程を正確に終えることが求められるため、時間配分は、しっかり確認することが大切です。

筆記試験

筆記試験では、衛生と消毒・皮膚科学・爪の生理解剖学の他に、ネイルケアの手順についてが出題されます。試験はマークシート方式で行われます。

なお、前回の受験で筆記試験のみ合格している場合、次回の試験では筆記が免除される制度があります。免除を希望する際には、申込書に筆記試験合格時の受験番号を記入する必要があります。記入がない場合は免除が適用されないため、申込時には忘れずに確認しましょう。

ネイル検定3級・実技試験の手順

ネイルの施術をしている女性

ネイル検定3級(ネイリスト技能検定3級)に合格するためにも、実技試験の手順をさらに詳しく確認しておきましょう。
以下では、それぞれの手順でのポイントとともに解説します。自分が苦手な工程に時間を割けるように時間配分をしておきましょう。

1. 手指消毒

指や爪の消毒をする女性

まずは消毒用エタノールなどの消毒剤をコットンまたはガーゼに十分に染み込ませ、指先、指間、爪先をしっかりと擦式清拭(さっしきせいふ)します。擦式清拭とは、消毒用エタノールなどの消毒剤をコットンやガーゼに染み込ませて、手指や指間、爪先にいたるまで、汚れを除去しながら浸透させることです。手に直接スプレーすることは禁止されているためご注意ください。

2. ファイルとブラシダウン

爪をファイリングしている画像

続いて、親指から小指の順に、爪をラウンドにファイリングしていきます。エメリーボードは一方向に動かし、「往復がけ」しないように気をつけましょう。キューティクルクリームまたはキューティクルリムーバーを塗布してなじませ、指先をフィンガーボウルに浸します。
ふやかせたらケア用ブラシで指をブラシダウンし、タオルで水気を拭き取ります。ブラシダウンの実施を抜かすと減点の対象です。

ブラシで爪やネイルの汚れを落としている画像

3. キューティクルクリーン

キューティクルを押し上げている画像

ブラシダウンを終えたら、メタルプッシャーでキューティクルをプッシュアップします。

ニッパーで、余分なキューティクルを除去している画像

キューティクルニッパーとガーゼを用いて、ルースキューティクルを除去しましょう。
ここまででおよそ30分程度を目指します。

4. ポリッシュカラーリング

マニキュアのボトル画像

次はカラーリングです。10本の指にプレプライマーを塗布し、さらにエッジと爪表面にベースコートを塗布します。
ポリッシュは二度塗りします。エッジも忘れずに塗りましょう。
なお、パールやメタリック入りのポリッシュは禁止されています。

5. フラワーのネイルアート

絵の具でフラワーのネイルアートを施す画像

アクリル絵の具と細筆を用いて、右手中指にフラワーのフラットアートを施します。ラメやラインストーンなどは使用可能ですが、アートシールやドットペンは使用禁止です。また図案の持ち込みも禁止されているため、何も見ずに描く練習は必須となります。

>>>併せて読みたい!ネイリスト検定3級・アートの課題対策!花の描き方を押さえておこう

6. トップコート

爪にトップコートを塗っている画像

仕上げにトップコートで表面にツヤ出しをします。エッジから爪表面にかけて手早く、かつ丁寧に塗布しましょう。

7. 全体の見直し・微調整

可能であれば最終チェックの時間を数分確保できるのがベストです。手順をよく確認し、慌てずに対応できるように備えましょう。

ネイル検定3級の実技試験で押さえるべきポイント

3人のネイリストの画像

ネイル検定3級(ネイリスト技能検定3級)は、2024年秋期までの累計合格率が85.24%と高く、比較的合格しやすい試験であることがわかります。2級や1級とは異なり、手順とポイントを押さえておけば、十分に合格を狙える試験です。ちょっとしたミスで減点や失格にならないよう、以下のポイントを押さえましょう。

失格対象にならないこと

どれだけ仕上がりが完璧でも、以下の対象行為に該当すれば、即失格となってしまいます。失格対象にならないためにも、違反行為は確認しておきましょう。

□遅刻
□カンニングなどの不正行為
□試験官の指示に従わない場合(受験生・モデルともに)
□事前審査や実技試験終了後に作品に手を触れたり、手を加えたりした場合
□タイムオーバー
□使用禁止の用具、用材をセットした場合
□用具・消毒剤を入れたウェットステリライザーを用意していない場合
 ※必ず入れる用具(ウッドスティック、ピンセット、キューティクルニッパー、メタルプッシャー)
□アート用シールやドットペンを使用した場合
□手指への出血を伴う損傷またはJNEC認定モデルハンドに著しいダメージを与えた場合(受験生・モデルともに)
□手指間違いをした場合
□事前にカラーポリッシュを塗布している場合
□メタルプッシャー、キューティクルニッパーを10本の爪に使用していない場合
など

審査基準を事前に把握し減点されないこと

ネイル検定3級の実技試験は、以下の10項目がチェックされます。

1.テーブルセッティング&消毒管理※事前審査含む
2.モデルの爪
3.認定モデルハンドの状態
4.ファイル・エメリーボードの扱い方※工程審査あり
5.ラウンド 仕上がり
6.プッシャーの使用方法※工程審査あり
7.ニッパーハンドリング※工程審査あり
8.クリーンナップ仕上がり
9.カラー表面 色ムラ※工程審査あり
10.カラーラインどり
11.ネイルアート
12.全体の仕上がり

採点は各5点満点法となっており、完成度により1点〜5点の採点がされます。50点満点中、38点以上で合格となるため、すべて満点を取る必要はありませんが、最低でも各項目で4点は取れるような完成度である必要があります。明確な採点基準は公開されているため、事前に熟読して、極力減点されないよう手際良く進めていくことがポイントとなります。

ネイル検定3級の合格対策

ネイル検定の勉強をする女性

ネイル検定3級(ネイリスト技能検定3級)に合格するためには、どのような対策を行えば良いのでしょうか?
以下では、すぐに始められる合格対策をご紹介するので、ぜひご参考にしてください。

1. タイマーで本番同様に時間を測る

1つ目は、練習の際も本番と同様に、タイマーを使って時間を測ることです。
どれだけたくさん練習をしていても、試験当日は練習とは会場の雰囲気が異なり、ふだん通りに動けず実力を発揮できなくなってしまうことも。練習時にタイマーを使って、手指消毒には1分、ポリッシュカラーリングには20分などと時間を決めておけば、もし緊張したとしても戸惑うことはありません。

また、事前に工程の時間割を決める際に1〜2分余裕を持たせておければ、仮にどこかの工程で手間取ってしまっても、次の工程から落ち着いて取り組めるでしょう。

2.できる限り本番と同様の手で練習する

2つ目は、可能な限り本番当日と同じ手で練習することです。
ハンドモデルを同伴し受験される場合とJNEC認定モデルハンドを持参して受験される場合がありますので、できるだけ本番の試験と同様の環境で練習をしましょう。
ハンドモデルでの練習を繰り返しおこなうことが難しい場合には、自分の手で練習するのもおすすめです。また、認定モデルハンドを持参して受験される場合は、本番用に綺麗な状態のものをあらかじめ用意しておくことをおすすめします。

もしハンドモデルが確保できない場合は、自分の手も使うなど、練習段階でも極力本番と同様に練習ができると良いでしょう。

また、認定モデルハンドで受験をするなら、当日は事前に認定ルースキューティクルを貼り付けた認定ネイルチップを装着しておかなければならないため、パーツや道具は多めに準備しておいてください。

3. ネイルスクールを活用する

3つ目は、ネイルスクールを活用することです。
ネイルスクールでは目的に応じたカリキュラムが展開されています。たとえばアフロートネイルスクールなら、「JNECネイリスト技能検定対策講座」が開かれており、受験したい級に応じた試験対策が受けられます。短期間で資格取得を目指したいのであれば、集中的に学べるネイルスクールの活用がおすすめです。

先述のように人の手で練習したいと思ったときに、ハンドモデルがなかなか確保できないという悩みが発生することがあります。しかし、ネイルスクールに通っていればネイリストを目指す仲間が大勢集まっているため、モデルの確保という意味でも対策しやすいといえます。

4. 計画を立てて練習を進める

4つ目は、計画を立てて練習を進めることです。
試験直前になって「練習時間が足りない!」とならないためにも、試験の約2ヶ月前からは練習を始めましょう。1日に確保できる練習時間を考慮して、いつから練習を始めればいいかを逆算するのがおすすめです。練習計画を立てて一通り学習や練習が終わったら、残りの期間で苦手な分野を中心に練習を行います。また、試験の1ヶ月くらい前からは本番同様の時間配分や環境で練習を行うようにしてください。

5. 公式問題集を繰り返し解く

5つ目は、公式問題集を繰り返し解くことです。
ネイル検定3級の筆記試験問題は、公式問題集から衛生と消毒・爪の構造・爪の病気とトラブル・ネイルケアの手順などが出題されます。すべて基本的なことが出題される傾向にありますが、間違えてしまった箇所は繰り返し解いて覚えることが大切です。ネイル検定では実技試験対策を重点的に行うという人が多いのですが、筆記試験も同じくらい重要となります。たとえ実技試験に合格していても、筆記試験で不合格の場合は合格が認められません。筆記試験の試験対策もしっかりと行っておきましょう。

ネイル検定3級を受験する際の持ち物リスト・使用禁止リスト

ネイル道具の画像

ネイル検定3級(ネイリスト技能検定3級)を受験する際、どのような持ち物が必要なのでしょうか?
持ち込みが禁止されている用具をセッティングした場合、たとえ使用していなくても失格対象となります。忘れ物をなくして失格対象となる用具を持ち込まないためにも、試験の前に持ち物リストと使用禁止リストをチェックしておきましょう。

持ち物リスト

ネイル検定受験時に必要な道具の画像

ネイル検定3級受験時に必要な道具は上記の通りです。

A: フィンガーボール
B: ケア用 水
C: アート用 水
D: ネイルブラシ
E: ガーゼ
F: タオル
G: トレイ(ガーゼ、タオル、ネイルブラシのみ配置)
H: ペーパータオル・・・アームレスト手前の施術スペースを覆うサイズをセットすること
I: アームレスト・・・ペーパータオルで巻くこと
J: ウェットステリライザー(消毒剤で変質する容器は使用不可)
K: ファイル類・・・ファイル立てに入れること
L: ポリッシュリムーバー
M: コットン類・・・ 蓋付き容器を使用すること
N: 消毒剤・・・消毒用エタノール、またはその他の消毒液。
O: 液体ソープ
P: キューティクルリムーバーorキューティクルクリーム
Q: アート用品(絵の具、筆、パレット)
R: ポリッシュ類
S: トレイ(用具、用材のみ配置)
T: ゴミ袋
※湯、水(セッティングは任意)

テーブルセッティングの際は、ウェットステリライザーにキューティクルニッパーの刃先が浸る程度の消毒液を入れて、キューティクルニッパー・メタルプッシャー・ウッドスティック・ピンセットを入れておきます。さらに、ネイルニッパーを持参している場合も入れてください。もし入っていない場合は失格対象となるため注意しましょう。

品名ラベルが必要な道具には品名ラベルを貼りましょう。もし品名ラベルがない場合、減点対象となります。なお、品名ラベルは見やすい位置に正しい表記(アルファベット不可)で貼り付ける必要があります。品名を記載したラベルが必要な道具は以下の通りです。

・消毒剤(エタノールなど)
・液体ソープ
・コットン
・ウェットステリライザー
・キューティクルリムーバー
・キューティクルクリーム 
・ポリッシュリムーバー
・ベースコート
・トップコート
・カラーポリッシュ
・プレプライマー(必要な場合のみ)

>>>併せて読みたい!ネイリスト検定3級のテーブルセッティングをマスターしよう!

使用禁止リスト

ネイル検定3級を受験する際、以下の道具の使用は禁止されています

・ネイルマシーン
・メタルプッシャー以外のキューティクルプッシャー
・オイル類
・アート用シール
・ドットペン(マーブルツール)
・革製バッファ
・その他、規定外の用具や用材など

なお、上記のテーブルセッティング画像は右利きの方用のセッティングとなっています。左利きの方は左右のトレイを入れ替えましょう。

>>>併せて読みたい!ネイリスト検定3級に不合格となる理由は?原因と受験対策

ネイル検定3級は独学でも合格できる?

繰り返しになりますが、ネイル検定3級(ネイリスト技能検定3級)のレベルとしては、「ネイリストベーシックのマスター、ネイルケア、ネイルアートに関する基本的な技術及び知識」と設定されています。合格率は2024年秋期までの累計で85%以上と他の級よりはかなり高いため、独学でも合格できる可能性はあります。
しかし、未経験者やこれまでにネイルの試験を受けたことがないと勝手がわからないため、時間配分の決め方や道具の選定など、基本的な準備から不明点が多いかもしれません。減点や失格の対象となるポイントも多いので、ネイルスクールに通って、プロの講師からコツを教えてもらうほうが近道になるのではないでしょうか。

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ネイル検定の種類について

今回は「JNECネイリスト技能検定」の3級についての解説をしましたが、他にも技術と知識を身に付けるため、以下のような資格があります。

JNAジェルネイル技能検定試験(ジェルネイル検定)
JNA認定講師資格試験
JNAフットケア理論検定試験
ネイルサロン衛生管理士
ネイルスペシャリスト技能検定試験

近年ネイルアートの一つとして定着しているジェルネイル検定や、キャリアの幅を広げられる認定講師資格、ネイルサロン衛生管理士など、お客様の信頼を作れる資格があります。

他にもJNAネイリスト技能検定国際試験などもあり、将来的に海外で活躍したいネイリストは取得しておくとスキルの証明にもなります。

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ネイル検定3級対策も安心!アフロートネイルスクール

ネイル検定3級(ネイリスト技能検定3級)の合格率は高いとはいえ、試験当日は普段とは異なる緊張感や不安な気持ちから手順を間違えたり、減点・失格となる行動をとってしまうこともあるかもしれません。些細なミスによって減点・失格とならないよう、今回ご紹介した内容を参考にして試験対策はしっかりと行いましょう。

また、試験に必要な道具と使用が禁止されている道具のチェックも欠かさず行ってください。使用が禁止されている道具をセッティングした場合、たとえ使用していなくても失格対象となります。品名ラベルの貼り忘れも減点となるため、試験前に必ず確認しておきましょう。

アフロートネイルスクールでは、初心者の方からネイルが学べるカリキュラムを提供しています。ネイル検定3級に始まり、2級・1級やジェルネイル検定など複数の資格を取得することも可能です。検定合格保証制度を設けているため合格率も高く、合格できるまで何度でもサポートをさせていただきます。ネイリストを目指している方はもちろん、趣味でネイルを学びたい方も、ぜひアフロートネイルスクールへお越しください。


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この記事の監修者

神宮 麻実

神宮 麻実

アフロートネイルスクール学院長

多数のモデルや芸能人を顧客として抱え、圧倒的な支持を得るネイリスト。 度々テレビや雑誌でも特集されており、本の出版も多数。