ネイル検定や就職、ホームサロン開業や、今のネイルのトレンドまで幅広く配信!
ネイルの資格は独学でも取得できる?資格の種類や勉強方法をご紹介

ネイルの資格を取得するには、中学もしくは高校卒業後にネイルスクールに通い、サポートを得ながら資格対策を進める流れが一般的なものになります。しかし、スクールに通う以外の選択肢として、独学で勉強する方法も存在します。
そこで今回は、独学でネイルの資格取得を目指す場合の勉強法と、ネイルスクールに通うメリットをご紹介します。
どんなネイルの資格がある?独学でも取得可能?

ネイルの資格には、どのような資格があるのでしょうか。独学でも取得できる級の目安とともに、詳しくご紹介します。
ネイリスト技能検定
ネイリスト技能検定は、公益財団法人日本ネイリスト検定試験センター(以下JNEC)が主催する検定です。
ネイリスト技能検定は1級を最高位とし、3級までの3段階に分かれています。
|
|
難易度 |
勉強時間目安 |
勉強のポイント |
|---|---|---|---|
|
3級 |
独学でも取得できるレベルではある |
3ヶ月程度 |
爪や指の部位の名称、構造、カットの方法などをしっかり覚える |
|
2級 |
3級よりもより難しい |
6ヶ月程度 |
正しいネイルケアとカラーの技術に加え、リペア、チップ&ラップを理解し実践できるようにする |
|
1級 |
独学だと難易度高 |
1年程度 |
高度なスカルプチュア・アート・リペア技術を正確かつ美しく仕上げられるようにする |
>>>併せて読みたい!ネイリスト検定の合格率は?3級・2級・1級の難易度と合格のポイント
ネイリスト技能検定3級
ネイリスト技能検定3級は、ネイルケアやネイルアートの基礎的な知識・技術をはかる試験です。筆記試験は公式問題集から出題されるため、教科書を購入して勉強します。まずは爪や指の部位の名称、構造、カットの方法などをしっかり覚えましょう。
筆記試験の合格ラインは、100点満点中80点以上です。
ネイリスト技能検定3級の実技試験は、50点満点中38点以上で合格となります。実技試験ではネイルケア、カラーリング、ネイルアートの3つが出題され、ネイルアートのテーマは毎回試験要項で指定されます。フラワーがテーマとされることが多いため、その想定のもと練習をしましょう。
独学で取得する場合の勉強時間の目安は3か月程度です。
なお、ネイリスト技能検定3級については以下の記事で詳しくご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
>>>併せて読みたい!【2025年版】ネイル検定3級はどんな試験?内容や合格のポイントを チェックしておこう
>>>併せて読みたい!ネイル関連の資格は多数!ネイリストを目指すなら検定の種類を知っておこう
ネイリスト技能検定2級
ネイリスト技能検定2級は、サロンワークで通用するネイルケア、リペア、チップ&ラップ、アートに関する知識・技術が問われます。
筆記試験は3級と同じテキストから出題されますが、出題範囲が広くなり、100点満点中80点以上で合格となります。
実技試験はチップ&ラップの対策が重要です。ネイルアートのテーマは毎回変更されることが多く、これまでに松竹梅、イチゴ、クリスマス、ビーチ、クローバーなどのテーマが出題されました。センスも問われるため、ネイリストの経験がないと難しいといえます。
ネイリスト技能検定2級の実技試験は、50点満点中38点以上で合格です。3級よりもさらに実践的な知識・技術を要するため、勉強時間は半年程度確保しましょう。
なお、ネイリスト技能検定2級については以下の記事で詳しくご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
>>>併せて読みたい!プロ直伝!ネイル検定2級受験に必要な道具リストと勉強方法
>>>併せて読みたい!ネイリスト検定2級に独学で合格するには?試験対策方法と合格率の実情
ネイリスト技能検定1級
ネイリスト技能検定1級はネイリスト技能検定の最高級であり、トップレベルのネイリストに必要とされる総合的な知識・技術が問われる内容となります。合格率は低く、一発合格は至難の業です。
筆記試験はほかの級と同様に公式テキストから出題され、100点満点中80点以上で合格となります。
実技試験は2023年秋期からこれまでより10分短縮され150分間になりました。ネイルイクステンション(スカルプチュアネイル、チップ&オーバーレイ)、ネイルアート(ミックスメディアアート)を、決められた指に対して施術します。3Dアートやエンボスの技術力が問われるため、練習・経験を積んで臨むことが不可欠です。実技試験の合格ラインは、50点満点中38点以上となります。
勉強時間は1年程度備えて受験する方が多いのですが、それでも何度も挑戦される方は少なくありません。プロのネイリストでも一発で合格することは難しいため、独学だとより難易度は高くなるでしょう。
なお、ネイリスト技能検定1級については以下の記事で詳しくご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
>>>併せて読みたい!ネイル検定1級とは?難易度が高い理由や資格取得後の進路も併せてチェック
ジェルネイル検定
ジェルネイル検定は、NPO法人日本ネイリスト協会(以下JNA)が主催する検定です。健全なジェルネイル施術の普及を目的としたジェルネイル検定では、上級を最高位とし、中級と初級の3段階に分かれています。
|
|
難易度 |
勉強時間目安 |
勉強のポイント |
|---|---|---|---|
|
初級 |
基礎レベルのため、独学でも比較的取得できるレベルではある |
3か月程度 |
ジェルの基本操作や衛生管理、アート技術を習得する |
|
中級 |
独学でも可能だが、専門的な技術を深めるにはサポートが必要 |
6ヶ月程度 |
グラデやフレンチなどのアートやイクステンションなど、実践的な技術を美しく正確に仕上げられるようにする |
|
上級 |
独学では厳しいレベル。技術的にレベルの高いサポートが必要 |
1年程度 |
ジェルでの長さ出しやアートなど、応用技術をプロレベルで再現できるようにする |
>>>併せて読みたい!ジェルネイル技能検定とは?ネイリスト技能検定との違い・試験概要を広く説明
ジェルネイル検定初級
ジェルネイル検定初級では、ネイルケアやジェルネイル施術に必要な基本的知識と技術の修得ができているかを判定します。基本的な技術やスキルを問われる内容となっているので、独学でも比較的取得しやすいでしょう。
筆記試験・実技試験の合格ラインは100点満点中80点以上です。独学で取得する場合の勉強時間の目安は、3か月程度となります。
なお、ジェルネイル検定初級については以下の記事で詳しくご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
>>>併せて読みたい!ジェルネイル検定初級の合格率は高い?低い?合格するためのポイントを押さえておこう
>>>併せて読みたい!ジェルネイル検定初級は独学でも取得できる?勉強法とメリット・デメリット
ジェルネイル検定中級
ジェルネイル検定中級では、プロとしてネイルケアやジェルネイルを施すために備えるべき専門的知識と、技術の修得ができているかを判定します。独学で取得することも可能ですが、初級と比較すると求められる知識や技術はグッと専門的になるので、合格を目指すならネイルスクールに通うのがベターです。
ジェルネイル検定中級の筆記試験は100点満点中80点以上、実技試験は100点満点中70点以上で合格となります。
独学で受験する場合、半年程度の勉強時間が必要です。
なお、ジェルネイル検定中級については以下の記事で詳しくご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
>>>変更された試験内容に完全対応!ジェルネイル検定中級に合格するためのポイントや試験内容を徹底解説
ジェルネイル検定上級
ジェルネイル検定上級では、ジェルネイルのエキスパートとして備えるべき総合的知識と、スキルの修得ができているかを求められます。
初級や中級と異なり、筆記試験はありません。ただし、実技試験では高いレベルが求められます。
ジェルネイル検定上級の実技試験では、「ジェルクリアスカルプチュア」「ジェルチップオーバーレイ+フラットアート」「ジェルチップオーバーレイ」「ジェルチップオーバーレイ+フレンチルック」を指定の指に施します。制限時間内に綺麗に仕上げなければならないため、難易度が高いといえるでしょう。合格ラインは100点満点中70点以上です。
勉強時間は、1年程度確保しておくと良いかもしれません。
なお、ジェルネイル検定上級については以下の記事で詳しくご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
>>>併せて読みたい!ジェルネイル検定上級の試験内容を徹底解説!受験の前にチェックしておこう
ネイルの資格取得が独学だと難しい3つの理由

独学でネイルの上位資格を取得するのが難しいとされる理由は大きく3つあります。
1.正しい知識・技術が身につきにくい
ネイルスクールでは、講師から直接講義を受けたり、技術のアドバイスがもらえるため、正しい知識や技術が身につきます。
一方で、独学だと自分が購入した教材に頼ることになります。指摘してくれる講師がいないため、間違った技術を覚えてしまいかねません。
2.わからないところをすぐに質問できない
わからないところをすぐに解決できない点も、独学での資格取得が難しいとされる理由です。現在はインターネットである程度調べられますが、技術に関しては細かい部分がわかりにくく、調べるのにも時間がかかってしまいます。
ネイルスクールのようにすぐに解決できる環境でなければ、効率良く勉強を進めていくのは難しいといえます。
3.モチベーションが保ちにくい
ネイルスクールでは、仲間と切磋琢磨しながら自分の技術を磨いていくことができます。また、講師陣のサポートも手厚いため、モチベーションが保たれたまま試験に臨めるでしょう。
一方で、独学だと自分でタスクを決め、スケジュールを立てていかなければなりません。仲間や講師がいない分、自分を律しながら勉強を進めていく力が必要になります。
独学でネイルの資格を取得する方法

独学でネイルの資格取得を目指す場合の主な勉強法は以下の通りです。
1. JNAに入会し情報収集する
JNAからネイルの基礎的な技術や理論をまとめたテキストや、技術力アップのための映像教材などが発行されています。
書籍では「JNAテクニカルシステム」というシリーズが発行されており、映像教材では実技テクニックを解説したDVDや、ネイリスト技能検定対策のDVDが揃っています。体系立てて網羅的に解説されているので、試験勉強に活用されています。
参考:https://www.nail.or.jp/about/index.html
参考:https://www.nail.or.jp/member/kojin/index.html
参考:https://www.nail.or.jp/publish/index.html
2. ウェブサイト・動画サイトを活用する
最近はウェブサイトや動画サイトでネイルの施術や資格試験対策についての情報を発信する人が増えています。そうした情報を活用することも知識を得る方法です。ただし、インターネット上の情報は信頼に値するものか不明瞭なため、あくまで協会など公式の機関が発信している情報の補足的な扱いに留めることが望ましいでしょう。
3. ネイル関連セミナーに参加する
JNAでは基本技術から応用技術、検定試験の対策など、ネイルに関する知識や技術をレクチャーするセミナーが開催されています。セミナーに参加することで最新トレンドを把握できるでしょう。
参考:https://www.nail.or.jp/seminar/index.html
また、ネイルの専門スクールでも技術修得のためのセミナーや模擬試験が開催されています。セミナーは一般参加できる場合があり、中には無料のものもあります。模擬試験は試験対策として有効なので、お近くのネイルスクールが発信する情報をチェックすると良いでしょう。
独学でネイルの資格を取得するメリット

続いては、独学でネイルの資格を取得するリストを目指すメリットについてまとめました。
費用を安く抑えられる
最大のメリットは、授業料や入学金など大きな出費が発生しないことが挙げられます。ネイルスクールに通学する費用は、全日制であれば1年間で100万円前後は必要です。通信講座で基礎だけ受講するのであれば10万円前後で済む場合もありますが、プロに必要なレベルの知識・技術までカバーするとなるとやはり数十万円はかかる場合が一般的です。
一方、独学であれば学習教材の購入だけで済むため、道具代を含めても10万円ほどに抑えることができるでしょう。お金をかけずにネイルの勉強をしたい方に向いています。
なお、ネイル関連の資格取得にかかる費用や期間については以下の記事で詳しくご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
>>>併せて読みたい!ネイルの資格取得にかかる費用と期間は?スクールか独学か
自分のペースで勉強できる
好きな時間に自分のペースで勉強できるのもメリットのひとつです。ネイリストを目指す方の中には、子育て中の方や仕事を続けながら勉強したい方もいます。時間の制約がある方にとっては、空いた時間に勉強できるメリットは大きいです。
独学でネイリストになることは可能なのか?
資格取得・就活・サロンワークなどを総合的に考えると、ネイルスクールに通う方が効率的ですが、デメリットを乗り越えられるなら、独学でもネイリストを目指すことは十分に可能です。
資格がなくてもネイルサロンで働くことはできますが、求人の多くでは、ネイリスト検定2級やジェルネイル検定中級を基準として求めています。独学でネイリストを目指す場合は、求人基準を満たす資格を取得しておくとよいでしょう。
>>>併せて読みたい!ネイリスト検定は独学でも合格できる?独学のメリット・デメリット
ネイル検定3級を独学で取得する方法
ネイル検定3級は、ネイルの基礎知識と基本的な技術を身につけていることの証明にもなる資格です。独学でも挑戦しやすく、ネイリストを目指す最初のステップとして多くの人が受験しています。ここからは、ネイル検定3級の試験概要や独学で合格を目指すための勉強方法について解説します。
ネイル検定3級の試験概要
|
試験内容 |
実技試験:事前審査(10分)/実技試験(65分) 筆記試験:択一式問題(マークシート)(30分) |
|---|---|
|
合格率 |
85.24% |
|
合格基準 |
実技試験:38点以上/50点 |
ネイル検定3級の筆記試験は、ネイルの歴史や衛生管理、爪の構造や病気、ケア手順など基礎的な知識が出題されます。公式テキストに沿った問題が中心となるため、独学でも取り組みやすい内容です。実技試験ではネイルケアやカラーリングの仕上がりが評価対象となり、加えてフラットアートのテーマはフラワーが出題されることが多いのが特徴。合格率は8割を超えており、基礎をしっかり身につければ十分に合格を狙えます。
ネイル検定3級の勉強時間・独学方法
ネイル検定3級の学習期間には、3ヶ月程度は確保しておきましょう。筆記試験は公式問題集を繰り返し解き、基礎知識を定着させることが重要です。
実技対策では、まず基本の動作を丁寧に練習し、道具の扱いや塗布の安定性を身につけることから始めます。そのうえで制限時間を意識した練習に取り組み、仕上がりとスピードを両立できるよう調整していきましょう。ネイル検定は時間との戦いなので、タイマーを使い、一つの工程にどれくらい時間がかかるのかを把握しながら進めると、本番を意識した準備ができるのでおすすめです。
さらに詳しい独学方法や練習の工夫については別記事で紹介していますので、あわせて参考にしてください。
>>>併せて読みたい!ネイリスト検定3級とは?試験概要から合格率までをご紹介!
>>>併せて読みたい!ネイリスト検定3級・アートの課題対策!花の描き方を押さえておこう
>>>併せて読みたい!ネイリスト検定3級に不合格となる理由は?原因と受験対策
>>>併せて読みたい!ネイリスト検定3級は独学で取得可能?合格のために押さえておきたいこと
ネイル検定2級を独学で取得する方法
ネイル検定2級は、サロンワークでも通用する実践的な技術を求められる資格です。独学での挑戦も可能ですが、3級よりも難易度が高いため、計画的に知識と技術を積み上げていく必要があります。ここから試験概要や勉強方法を解説します。
ネイル検定2級の試験概要
|
試験内容 |
実技試験:事前審査(10分)/実技試験(85分) 筆記試験:択一式問題(マークシート)(35分) |
|---|---|
|
合格率 |
43.54% |
|
合格基準 |
実技試験:38点以上/50点 |
ネイル検定2級の筆記試験は、3級と同じ公式テキストを基礎としながら、出題範囲が広いためより深い理解が求められます。実技ではネイルケアやカラーリングに加え、チップ&ラップやフラットアートが課題です。中でもチップ&ラップの正確さと、テーマに沿ったアート表現が評価のポイントとされます。サロンワークに直結する実践力が問われるため、独学で挑戦する際は計画的に練習を積むことが重要です。
ネイル検定2級の勉強時間・独学方法
ネイル検定2級は3級よりも難易度が高いため、学習期間は半年程度を確保しましょう。筆記は3級で学んだ基礎に加え、衛生管理や爪の病気・トラブルへの理解も深める必要があります。
実技ではチップ&ラップやフラットアートが加わるため、精度と仕上がりの美しさが評価のポイントになります。まずはチップ装着やフォームの整え方を丁寧に練習し、欠けや浮きが出ないように確認を重ねましょう。ネイルアートは試験ごとにテーマが異なるため、発表されるまでは過去のテーマを参考に、どんなモチーフでも対応できる表現力を鍛えることが大切です。
>>>併せて読みたい!ネイリスト検定2級合格へ向けて知っておきたい!検定の詳細と合格のポイント
ネイル検定1級を独学で取得する方法
ネイル検定1級は最上位の資格であり、トップレベルのネイリストを目指すために必須の資格です。合格率は他の級よりも低く、独学の場合での一発合格は難関といえるでしょう。ここでは試験内容や必要な勉強時間、独学で挑戦する際のポイントについて解説します。
ネイリスト技能検定1級
|
試験内容 |
実技試験:事前審査(10分)/実技試験(150分) 筆記試験:択一式問題(マークシート)(40分) |
|---|---|
|
合格率 |
39.62% |
|
合格基準 |
実技試験:38点以上/50点 |
ネイル検定1級の筆記試験は、化粧品学や皮膚科学など専門性の高い分野まで広がり、知識の正確さと深い理解が求められます。
実技試験は150分間で行われ、スカルプチュアネイルやチップ&オーバーレイに加え、ネイルアートでは3Dアートやエンボスといった高度なスキルが課題です。基礎力に加えて表現力や総合的な完成度まで問われる、最難関レベルの試験といえるでしょう。
ネイル検定1級の勉強時間・独学方法
ネイル検定1級は最難関の資格とされ、学習期間は1年ほどかけて挑む人が多いです。スクール生であっても複数回受験するケースが珍しくないため、独学での合格には計画性と根気強さが欠かせません。
筆記試験では化粧品学や皮膚科学など専門性の高い知識が問われ、幅広い分野を正確に理解しておく必要があります。実技ではスカルプチュアやチップ&オーバーレイを工程ごとに繰り返し練習し、安定したフォームと仕上がりを習得することが重要です。
さらにネイルアートでは3Dアートやエンボスを中心にテーマごとの表現力が評価されるため、幅広いモチーフに対応できるスキルを磨くことが合格への近道となります。
参考:JNEC日本ネイリスト検定試験センター 試験概要
>>>併せて読みたい!ネイル検定1級とは?難易度が高い理由や資格取得後の進路も併せてチェック
>>>併せて読みたい!油断禁物!ネイリスト検定1級のテーブルセッティングの基本
>>>併せて読みたい!ネイリスト検定1級で不合格を避けるために採点基準をチェックしよう!
>>>併せて読みたい!ネイリスト検定1級の課題「ミックスメディアアート」について解説!
ネイリスト技能検定の減点対象・失格対象
減点対象(実技、筆記)
・受験票の写真貼付・筆記用具忘れ
・証明写真がコピーや写真加工等されている
・モデルの爪(JNEC認定モデルハンド)が規定や注意事項を満たしていない
・用具・用材を忘れる
・使用不可の用具・用材のセッティング
・テーブルセッティングの不備
・ウエットステリライザーにニッパー類が入っていない他、消毒が不適切な場合
・私語が多い、ゴミを持ち帰らないなどマナーが悪い
・イクステンションとリペアを施した爪がナチュラルネイルの色と形に合わせて対応していない場合
・実技試験の内容の通りに施術していない
※上記は一部抜粋
失格対象(実技、筆記)
・遅刻(モデルとともに着席していなければならない)
・ウェットステリライザーの不備
・使用を禁止している道具の使用・セッティング
・用具、用材の貸し借り
・JNEC認定モデルハンドの受験の場合に、JNEC認定モデルハンドを用意していない
・仕上げにトップコートを塗布していない
・事前審査や実技試験終了後に作品に手を触れる、手を加える
・実技試験のタイムオーバー
・カンニング等の不正行為・禁止行為
・試験官の指示に従わない場合(受験生・モデルともに)
・手指間違い
・事前にカラーポリッシュを塗布している場合
※上記は一部抜粋
全てではありませんが、上記の内容が3級、2級に共通する減点・失格対象についての項目です。
テーブルセッティングの不備や実技試験の内容の通りに施術していない場合は減点、タイムオーバーや手指間違いは失格です。自己流でやっていると、つい間違ってしまう場合もあります。
基本に忠実に手順を学ぶことも大切です。また、試験ごとに禁止事項も異なります。試験ごとの減点・失格項目はしっかり確認を行っておきましょう。
独学に向いている人・向いていない人は?

独学は基本的に周囲からのサポートを期待できないため、独学に向いている人とそうではない人がどうしても分かれることになります。
独学に向いているのは、自身で目標設定・自己管理ができる人です。独学の場合、学習を進めるスケジュールのみならず、何を学ぶか・どの教材から学ぶかを決める段階から、すべて自分で検討して決めなければなりません。いつまでに何をするべきかと明確な目標を設定し、決めたことを着実に消化していける人は、独学に向いているといえます。
また、自発的に学ぶ姿勢を保ち続けられることも、独学においては重要な要素となります。指導してくれる先生がいない分、不明点が発生した場合には、ひとつずつ自ら調べて疑問点を解消していくことが求められます。その繰り返しで知識や技術は定着していくものなので、持続性という観点でも適性が分かれるでしょう。
逆に、自己管理や勉強に対して積極性を維持するのが苦手な人は、独学には向いていないといえます。しかし、気持ちを維持することが苦手だからといって独学ができないというわけではありません。自分に合った勉強の仕方を選択することが大切なため、自身の適性をよく見極めて最適な手段を選びましょう。
ネイルの資格取得を目指すならスクールがおすすめ

独学でネイルの資格取得を目指す場合、上級になればなるほど厳しい歩みになることはご理解いただけたと思います。
ネイリストになる大半の人が専門スクールに通っていることからもわかるように、実戦の場数を踏んで直接指導を受けられ、資格試験対策までサポートしてくれるのが、スクールになります。
費用面・時間面で懸念点があったとしても、より上級の資格取得を目指すためにはスクールに通う方法をおすすめします。
そこで以下では、ネイルの資格取得を目指す方にネイルスクールをおすすめする理由をご紹介します。ネイルスクールに通うべきか、できるところまで独学や通信講座で学ぶべきか悩んでいる方は、ぜひご参考にしてください。
講師から直接指導を受けられる
通信講座の場合、プランによっては講師の指導が受けられる場合もありますが、頻繁に質問をしたり指導を受けたりすることはできません。さらに独学の場合は質問できる相手がいないため、不明点があれば自分で調べることになり、得た回答も正しいとは限らないでしょう。 しかし、ネイルスクールに通うことで、目の前でプロの技術を見ることができるだけでなく、自分の技術を見てもらい指導を受けることができます。 分からないところや不安なところをすぐに質問して指導が受けられるのは、ネイルスクールに通う最大のメリットといえます。
資格が取得しやすい
ネイルスクールでは、ネイルの資格取得に向けて勉強や対策ができるため、資格取得がしやすくなっています。 JNA認定校であれば、ジェルネイル技能検定 初級の実技試験が免除され、本部認定校に通うと初級試験そのものが免除されます。
このほか、各種検定試験の合格保証制度を設けているネイルスクールもあります。 実際にアフロートネイルスクールでは、技術習得が遅れがちな方や本番に弱い方でも安心して資格取得に向けて取り組めるよう、検定合格保証制度を設けてサポートしています。 万が一検定試験に落ちてしまった場合でも、合格できるまで無料でアドバイスやレッスンを受けることが可能です。
人脈を広げられる
ネイルスクールには同じ目標を持った仲間が通っているため、人脈を広げやすいというメリットもあります。人脈が広がれば、検定試験の際のハンドモデル探しが比較的容易になります。そのため、「検定試験のハンドモデルになってくれる人がいない」「ハンドモデル探しに時間がかかる」といった悩みもほとんどないといえます。
ネイルスクールに通えばネイル業界に携わる人との人脈がつくりやすくなるため、困ったときの助けになるはずです。
さまざまな道具を試せる
ネイリストを目指す上で必ず準備しなくてはいけないものがネイル道具です。
しかし、ネイル道具にはさまざまな種類があるため、どれが自分に合っているのか分からず悩んでしまうことも少なくありません。
ネイルスクールなら、プロのネイリストが実際の施術に使用する道具が豊富に揃っています。道具を無料で使えるネイルスクールもあるため、さまざまな道具を試して自分に合ったものを選ぶことができます。
どうしても迷ってしまう場合には、実務経験のある講師に相談して選ぶことができるのもメリットといえるでしょう。
併せて押さえておこう!ネイルスクール選びで着目したいポイント

一言でネイルスクールといっても、非常にさまざまなタイプがあります。 どのようなポイントを重視するかは人によって異なりますが、数ある条件の中でも以下のポイントは押さえておくのがおすすめです。
スクールの立地は良いか
定期的に通うことになるネイルスクールは、立地の良さが重要です。 電車で通うなら駅近、車で通うなら駐車場完備、もしくは近くにパーキングがあるネイルスクールを選びましょう。 また、通いやすい範囲にあるかどうかも大切になってきます。 自宅や職場などから離れていると通学に時間がかかってしまうため、通うのが面倒になってしまうことがあります。 モチベーションの低下にも繋がるため、通学にかかる時間もチェックしておきましょう。
時間の融通が効くか
授業の曜日や時間が決まっている場合、あらかじめ予定を調整して通う方がほとんどです。しかし、仕事や家庭の事情などで、どうしても授業が受けられなくなってしまうこともあるでしょう。その場合、好きな曜日や時間で振り替えレッスンが受けられるかを確認しておくのがおすすめです。そうすれば、万が一休んでしまったとしてもスクール費用が無駄になることはありません。
JNA認定校か
ネイルスクールを選ぶ際は、JNA認定校であるかどうかも重要です。JNA認定校なら、JNAが定めた条件を満たしているため一部の資格取得試験が免除されたり、JNA主催のセミナーを割安で受講できたりと、さまざまな優遇措置が受けられます。また、普段通っているスクールで受験できるため、試験を受けるために慣れない場所へ足を運んだり、雰囲気の違いから実力を発揮できなかったりする心配がありません。
>>>併せて読みたい!ネイルの資格取得を最短で目指す!試験のスケジュールと合格率を上げるスクール選びのポイント
>>>併せて読みたい!ネイルサロンで働きながらネイリストになれる?アシスタントから始める方法
よくある質問
独学でネイルサロンを開業することはできますか?
独学でもネイルサロンを開業すること自体は可能です。ただし、サロン運営には技術力だけでなく衛生管理や接客、経営の知識も欠かせません。ネイル業界での実務経験がないまま開業すると、リピーターの確保やトラブル対応に苦労する場合も多いです。そのため、開業を目指す場合は、ネイリスト技能検定などの資格取得や、サロン勤務での実務経験を積んでから準備を進めるとよいでしょう。
>>>併せて読みたい!ネイルサロンの開業に失敗する原因と成功させるためのポイント
>>>併せて読みたい!自宅ネイルサロンは自由な働き方を目指す方におすすめ!メリット・デメリットを解説!
ネイリスト検定を独学で目指すための教材はありますか?
独学でネイリスト検定を目指す場合、まずJNA(日本ネイリスト協会)が発行している公式テキストと問題集を利用するのが基本です。試験の出題範囲や衛生管理、ネイルの基礎理論はすべてこの教材をもとに構成されています。公式問題集を繰り返し解き、知識を定着させることが合格への第一歩です。
独学で限界を感じたらアフロートネイルスクールへ!
ネイルの資格取得は独学でも目指すことができますが、各種検定の難易度の高さを考慮すると、ネイルスクールに通うよりも不利になることが多くなっています。
独学よりも費用はかかるものの、資格は一人前のネイリストになる近道といえるため、ネイルの資格取得を目指すならネイルスクールに通うのがおすすめです。
アフロートネイルスクールは、未経験からでもネイリスト技能検定やジェルネイル検定といった資格を取得してネイリストになれるネイルスクールです。学ぶ時間を自由に選べるコースが用意されているため通いやすく、JNA認定校であるなども安心に思えるポイントです。
あなたもアフロートネイルスクールで、プロのネイリストを目指しませんか?詳しくはお問い合わせください。
ネイリストを目指すなら!アフロートネイルスクールdouble_arrow
この記事を読んだ人は
こちらの記事も読んでいます
この記事の監修者

神宮 麻実
アフロートネイルスクール学院長
多数のモデルや芸能人を顧客として抱え、圧倒的な支持を得るネイリスト。 度々テレビや雑誌でも特集されており、本の出版も多数。
この記事を読んだ方は、こんな記事も読んでいます
-

ジェルネイル検定中級第一課題の手順と合格するためのポイントについて解説
2025年11月4日
-

ジェルネイル検定初級第二課題の実技試験内容とテーブルセッティングや手順について解説
2025年11月4日
-

ジェルネイル検定初級第一課題の試験内容と手順・合格ポイントについて解説
2025年11月4日
-

千葉県で働きながら通うのにおすすめ!アフロートネイルスクール
2025年10月29日
全国に18校舎で開講中!
新宿校(東京)
chevron_right渋谷校(東京)
chevron_right町田校(東京)
chevron_right池袋校(東京)
chevron_right北千住校(東京)
chevron_rightキャリエールネイルスクール立川校(東京)
chevron_right大宮校(埼玉)
chevron_right千葉校
chevron_right柏校(千葉)
chevron_right横浜校(神奈川)
chevron_right札幌校(北海道)
chevron_right名古屋(栄)校(愛知)
chevron_right名古屋駅前校(愛知)
chevron_right大阪梅田校
chevron_right黒崎えり子ネイルスクールなんば心斎橋校(大阪)
chevron_rightあべの天王寺校(大阪)
chevron_right京都校
chevron_right京都駅前校
chevron_right神戸三宮校(兵庫)
chevron_right福岡博多校
chevron_right東京エリアTOP
chevron_right







入学相談する
見学説明会